先週は全ての指数が上昇しました。週の前半は英国の減税撤回の影響を受けて上昇。そして週半ばはやっぱりダウントレンド継続か思わせ、そして金曜日はFEDピボット期待を受けて急激に上昇して終わるという形になりました。1週間の間で転換が何度もあったボラティリティの高い週だったという事になります。
そんな中で今週の展望です。
先週の詳細な振り返りはこちらのブログをどうぞ!
では米国株投資家もみあげの「【米国株】FEDピボットの確認と大型テック決算(週間展望)」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
今週は全指数が上昇となりました。最も上昇したナスダックはカバーと押し目買い、ダウはシクリカル系やエネルギーの上昇が牽引したと考えて良さそうです。
ラッセルの上昇が控えめなのは水曜日や木曜日はむしろダウントレンドとして最も下落していたので、それが上昇を最もマイルドにしたと考えています。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(10月21日まで)
10月21日までヒートマップ
セクターを見ていくと今週最も上昇したのがエネルギーです。原油価格は上昇していませんが、今週景気後退を押しとめるという流れがあったのが好感されていそうです。そしてその影響をもろに受けてるのが素材だと思います。資本財も強めですしシクリカルの反発が目立ちました。
テックはショートカバーと押し目買いが入ったと考えられます。決算前の上昇の流れに一旦乗っておくという流れも見えたと思います。公益は物価高の影響を受けやすいという事で上昇は限定的。不動産もハウジング市場の後退が進んでいるのでこちらも上昇は弱めという形になります。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
今週の決算スケジュール
月曜日オープン前
クローズ後
火曜日 オープン前 UPS・GM・KO・CLF・GE・VLO・MMM
クローズ後 MSFT・GOOGL・ENPH・V・CMG・TXN
水曜日オープン前 BA・WM
クローズ後 META・F・NOW
木曜日オープン前 SHOP・MCD・CAT・MA
クローズ後 AAPL・AMZN・INTC・PINS・X・T
金曜日オープン前 XOM・CVX・NEE
経済指標
入札)
10月25日火曜 2年債入札NY13時 シカゴ12時 日本2時
10月26日水曜 5年債入札NY13時 シカゴ12時 日本2時
10月27日木曜 7年債入札NY13時 シカゴ12時 日本2時
経済指標)
10月24日月曜 PMI NY9:45 シカゴ8:45 日本22:45
→このPMIですが、数字が予想以下の場合の方がピボット期待で上昇する可能性が高いと思います。
10月27日木曜 GDP NY 8:30 シカゴ7:30 日本21:30
10月28日金曜 PCE NY 8:30 シカゴ7:30 日本21:30
ミシガン大学消費者信頼感指数確報値 NY10:00 シカゴ9:00 日本23:00
その他)
インフレ指数まとめです。
まとめ
では「【米国株】FEDピボットの確認事項と大型テック決算(週間展望)」をまとめていきますね!*投資判断はあくまで自己責任で
先週は何よりもFEDピボットが発生したので、その織り込みが今週も続くかどうかの確認だと思います。そしてその間にテック決算が入ってくる。最終日にはPCEとなりFOMCが翌週です。よってピボットの流れを確かめながら上昇が本当に継続するかどうかの確認作業が基本になりそうです。
ただインフレがそれどころじゃないという事がまた見えてくるとその分反落するリスクもあると思いますので、投資するとしても十分注意していきたいタイミングだと思います。
先週のコメントです。備忘録
今週は経済指標は多くはないです。住宅関係はチェック必要。そして英国の動向にも注意が必要です。何かしらの不安定要素がまた入ってくるリスクも考えておきたいです。
そんな状況の中で決算が入ってくるのでマーケットへの影響度も大きいと考えた方がいいとは思います。VIXは34が上限になっていますが、それも当てにし過ぎないで冷静にマーケットを見ていきたいですね。ボラはまた高いと考えています。
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