先週は指数が大きく下落しました。さながらCPIショックともいえる急落です。これによって短期的なラリーを否定してる状況になっています。利上げ幅が一時100BPSの織り込みも入りだしましたが、金曜日を終わって一旦75BPSが主流に後退しています。
そんな中で今週の展望です。
先週の詳細な振り返りはこちらのブログをどうぞ!
では米国株投資家もみあげの「【米国株】FOMCに波乱あるか?景気や企業業績を注意深く見よう(週間展望)」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
今週はナスダックが最も下落が大きいです。ただセクターをチェックすると資本財や素材が最も下落が大きくて、金利上昇の重しもありますが、景気後退懸念も入ってきてる状況だと考えられます。
ラッセルは実は水曜日までは堅調だったのですが、木曜日から崩れだしています。そして金曜日はパニック売りもはいっていたので、小型グロースなどは要注意だと考えています。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(9月16日まで)
9月16日までヒートマップ
セクターで最も下落したのは素材と資本財です。となると最も織り込んだのは景気後退の可能性。しかも製造業という事になります。FDXの暴落がインパクト大と考えていいかと。
次に大きいのがテックです。これはADBEの暴落とアップルの不調が関係してると思います。テック系も金利上昇とそしてADBEの買収からみられるように今後の成長に陰りがみられると考えられてそうな気がします。
最も下落がマイルドなのはヘルスケア、そしてセクターではでてないですが、クリーンエネルギーの大手かなと思います。ENPHやRUNですね。比較的ディフェンシブでクリエネは最近先導株になっていました。
最も注目なのはTSLAじゃないでしょうか。この銘柄が何とか耐えていますが、この銘柄まで崩れだすといよいよ本格的に危ない気がします。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
今週の決算スケジュール
月曜日オープン前 AZO
クローズ後
火曜日 オープン前
クローズ後
水曜日オープン前
クローズ後 LEN,KBH,TRIP
木曜日オープン前
クローズ後 COST,FDX
金曜日オープン前
経済指標
入札)
9月20日火曜 20年債入札 NY時間13時 シカゴ12時 日本2時
経済指標)
9月21日水曜 中古住宅販売件数 NY10:00 シカゴ9:00 日本23:00
その他)
9月20日火曜 ECBラガルド総裁 NY13:00 シカゴ12:00 日本2:00
9月21日水曜 FOMC 政策金利 NY14:00 シカゴ13:00 日本3:00
パウエル議長スピーチ NY14:30 シカゴ13:30 日本3:30
9月23日金曜 PMI NY 9:45 シカゴ8:45 日本22:45
パウエル議長スピーチ NY14:00 シカゴ13:00 日本3:00
連邦準備理事会は9月23日にFed Listensイベントを開催し、様々な分野の代表者を集めて、パンデミックによって経済や労働力がどのように変化したか、また、ポストパンデミック経済への移行期にどのような課題と機会が存在するかについて見解を共有します。
→米国の経済の進展状況を広範囲の専門家と語ります。
http://www.federalreserve.gov/
https://www.youtube.com/federalreserve
インフレ指数まとめです。
まとめ
では「【米国株】FOMCに波乱あるか?景気や企業業績を注意深く見よう(週間展望)」をまとめていきますね!*投資判断はあくまで自己責任で
今週は月曜日と火曜日はマクロ経済や需給に左右され、FOMCで一旦のチェック。そしてその後はPMIやパウエルスピーチにも注意が集まりそうです。
よって今週必ず下落するとは限らないと思います。むしろ短期ラリーがあってもおかしくない。ただ一旦3900を下抜けしたのを忘れずに、リスクを取りすぎず慎重に今後を見極めていきたい週だと思っています。
先週のコメントです。備忘録
ちょっと週の前半と後半で上下がありそうな週です。ボラ高が落ち着けば底固めにもはいりそうですが、ボラ高が続くとまたボックス圏に戻りそうな感じもあります。
FEDはブラックアウト期間に入るので、今週は経済指標とOPEXなどに注目して先週の上昇が続くかに注目の週ですね。
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