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【米国株】ペロシ騒乱・利下げ期待剥がし・小型株パンプ!

今日はもう何が何だかわからない状況ですが。初動はペロシ訪台でマーケットが不安になり、そしてその後はFED高官の利下げ期待剥がしがあり債券がぼろくそに売られて、更にその裏では小型グロースがパンプされるという、千差万別の状況でした。

 

順を追ってまとめていきますね。

 

米国株投資家もみあげ「【米国株】ペロシ騒乱・利下げ期待剥がし・小型株パンプ!」をお楽しみください! 

 

*投資判断はあくまで自己責任で 

 

マーケット総括

マーケット総括は下記ツイートとサマリーシートをご覧ください。

 


 

注目ニュース

今日のマーケット

 

サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は40年ぶりの高インフレを相手にした米金融当局の闘いはほぼ完了の状況から「ほど遠い」と指摘。シカゴ連銀のエバンス総裁は利上げペースは年内遅くに減速し始めるとの見通しを示した。

→急に巻き戻してきましたね。利下げ期待が先行し過ぎた債券市場を冷やしに来たと思います。ただ・・・・問題はそれでもナスダックなどは下がらないことじゃないでしょうか。システム買いが完全に入ってしまってるので、思惑と全く違った動きになってるとは思います。

www.bloomberg.co.jp

 



弱気ピーク論

米銀JPモルガン・チェースのマルコ・コラノビッチ氏は7-12月(下期)の米国株の上昇を見込む、ウォール街で数少ない強気派の1人だ。

  1-6月(上期)の株価急落にもかかわらずリスク資産への強気を崩さなかった同氏は現在、魅力的なバリュエーションと投資家の弱気のピークが過ぎた可能性が高いことを理由に反発を想定している。

 

理由としては下記が挙げられるということです。バリュエーションが安すぎる、よって悲観し過ぎはチャンスを逃すということ。今日のナスダックの動きを見てるとそれもある意味説得力はありそうです。

www.bloomberg.co.jp

 

 


利下げ期待行き過ぎ論

米経済を下支えするため米連邦準備制度が早期に利下げをすることへの投資家の期待は行き過ぎている恐れがあると、ゴールドマン・サックス・グループのストラテジストが警鐘を鳴らした。

  セシリア・マリオッティ氏らストラテジストは1日のリポートで、「米国と欧州連合(EU)のシクリカル資産のリプライシングを見ると、市場はより緩和的な金融政策スタンスへの期待からリセッション(景気後退)を軽視するのが早過ぎ、安心し過ぎているような気がする」と指摘した。

→こちらは利下げ期待が先行していることへの警鐘です。確かに今日の債券市場の動きを見てると株式市場より更にボラが高く、安定しているとは程遠い感じがします。ただナスダックなどはシステム買いや自社株買いが入ってるので、崩れておらず、ちぐはぐな感じには見えます。

 

www.bloomberg.co.jp

 


 

まとめ

それでは本日の「【米国株】ペロシ騒乱・利下げ期待剥がし・小型株パンプ!」を纏めていきたいと思います。*投資判断はあくまで自己責任で

 

今日はいってみれば、債券市場は悲観に動き、株式市場は楽観的、ただバリュー系はポジション調整で先に売られ、小型グロースはHFや個人投資家にパンプされた。と総括できそうです。

 

見ていて思うのが、債券市場がこんな感じだと安定には程遠い気がします。流動性面からみても、まだまだボラが高くなるし、決算後の動きを見ても、上下とんでもないので、やっぱりヘッジしながら投資するしかないですね。

 

Keep your fingers crossed!(成功を勝ち取ろう)

 

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