先週は全指数が下落しています。インフレピークアウトが急激に織り込まれて、更に景気後退懸念を一気に織り込んで、ディフェンシブプレーをしながら半導体セクターが売り込まれるといった状況でした。流石に金曜日は押し目買いが入っています。
そんな中で今週の展望を見ていきたいと思います。
先週の詳細な振り返りはこちらのブログをどうぞ！
では米国株投資家もみあげの「月初の需給とテスラに雇用統計でボラ激しく（米国株の週間展望）」をお楽しみください！
＊投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
セクターを後から見ると明らかに景気後退プレーが実施されてるのがわかります。公益・医療・生活必需品は非常に堅調な動きをしてる為に下落を抑えてる状況が見えてきます。
それに対して半導体を先導としたナス売りが継続されてる事もわかります。ただ金曜日は半導体以外はナスダックも上昇していたのは注目です。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況（7月1日まで）
7月1日までヒートマップ
セクターを見ていると景気後退を織り込んだディフェンシブプレーが実施されてるのが分かります。そしてエネルギーセクターも反発していますね。この傾向は決算まで続く可能性もありそうです。
特に弱いのがテックや一般消費財です。一般消費財はPCEなどで明らかに個人消費が下向きになってる情報がでたので優先的に売られる流れが作られています。テックが弱いのは大型が弱いのもありますが、明らかに半導体に足を引っ張られてるからと総括できそうです。
週末にテスラの販売台数が公表されたので、それによるインパクトも気になるところです。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
今週の決算スケジュール
月曜日オープン前
クローズ後
火曜日 オープン前
クローズ後
水曜日オープン前
クローズ後
木曜日オープン前
クローズ後 LVS
金曜日オープン前
経済指標
経済指標）
7月6日水曜 ISMサービス業指数NY時間10時 シカゴ9時 日本23時
7月7日木曜 ADP雇用統計 NY時間8時半 シカゴ7時半 日本21時半
7月8日金曜 雇用統計 NY時間8時半 シカゴ7時半 日本21時半
その他）
7月6日水曜 FOMC MINUTES(FOMC議事録)
NY時間14時 シカゴ13時 日本3時
インフレ指数まとめです。
まとめ
では「月初の需給とテスラに雇用統計でボラ激しく」をまとめていきますね！
今週もボラは激しくなる可能性が高いと思います。特にVIXが先週の下落でも寧ろ下がってしまっている事です。という事はSP500のサポートラインが3800とすると、それを割ってしまった場合はまたショートが入りやすくなるという事。
火曜日はテスラの販売台数発表後の動きももちろん要注意です。
ただ急落するにしてもまだFOMCメンバーがサポート発言をすることが可能なので、今週はそれが下支えになる可能性も頭にいれたい。
雇用統計は良くても悪くてもどちらにしても下向き圧力の可能性が高いです。マーケットは景気後退を如実に織り込んでるのでそれは忘れずに投資を継続していきたいですね。
先週のコメントです。備忘録
今週は1つずつチェックしていく形になりそうです。まずリバランスの動き、次にパウエルQ&Aの動き、PCEのインフレ状態のチェック、そしてISMで景況感のチェックです。
週の頭からいきなり下落するとかはなさそうです。チェック段階で下落準備の可能性も頭にいれながら、7月の決算シーズンをマーケットはどのように考えてるかを見ていきたいですね。ボラはもちろん激しいと思うのでその点は注意しましょう。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って！
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