今日は小型グロース株中心にナスダック系が大きく反発からの急騰しています。原油が急落、またコモディティ関連も急落、よってインフレピークアウト期待が入り、更に景気後退懸念からの利下げ期待まで入ってるという形になります。
ややこしいので整理しながらまとめて行きたいと思います。
米国株投資家もみあげ「ナスダック反発急騰!原油下落でリセッションから利下げへ!」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
マーケット総括
マーケット総括は下記ツイートとサマリーシートをご覧ください。
米国株まとめ7月5日
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2022年7月5日
今日の感想:気の早い緩和期待
ダウ -0.42%
ナス +1.75%
SP500 +0.16%
ラッセル +0.79%
マーケット総括:景気後退から利下げプレイ
強セクター:小型グロース・コミュ・消費
バリューvsグロース:グロース
*質問OK pic.twitter.com/9zaQjGPSyn
注目ニュース
リセッションからの利下げ
本日は原油下落から想定してもリセッション懸念は含んでると思います。ただマーケットは更にその先を見て、リセッション後の2023年半ばの利下げ迄織り込んだ動きになっていました。かなり気の早い動きだとは思うのですが、インフレピークアウトを原油やコモディティの下落で想定すると、そのような動きになっても仕方がない気がします。
住宅市場に変化
不動産市場が2008年のような崩壊に向かっているというわけではない。しかし、市場がこうした高みに達すると、正常に向かう低落ですら急激に感じられる。もちろん、リセッション(景気後退)が起きれば全ての状況がさらに深刻化する恐れがある。
→正直まだリセッションというレベルに住宅市場は無いと思います。ただ気になる点は下記ですね。価格の下落と在庫の推移です。
現在売りに出されている物件数は6月に前年同月比18.7%増加し、年間ベースでの伸びは2017年までさかのぼるデータで最大となった。
リセッション懸念
関税引き下げを巡る協議をよそに、市場では米リセッションの可能性や根強いインフレに対する懸念が続いている。バイデン政権が対中追加関税の一部解除に近づいているとの報道がありました。
リセッション懸念を引き起こしたのは原油の急落-8%や銅の急落-3.9%といったコモディティの下落ですね。ただ逆にインフレピークアウトでの金利下落を期待されて、それによってグロース系が早速反発してるといった流れです。この辺りのバランスが今日特に判断を困難にしてると考えます。
まとめ
では「ナスダック反発急騰!原油下落でリセッションから利下げへ!」をまとめていきますね!
金曜日と同じような流れになったと思います。明日FOMC議事録があるし、逆にいうとヘッジ解除が進んだように見えます。
ただ気になるのがグロースの反発の仕方が既にリセッションを乗り越えて、更に利下げまで織り込むような動きだったことです。あまりにもスピードが早かったので、これもオプションが関係して歯止めが効かなくなってるマーケットの状況を表してるような気もします。
明日からはFOMC議事録、ISMサービス業、そして雇用統計と続きます。この感じだと今週も相当ボラが激しくなりそうなので、振り回されないように淡々と行きましょう!
*投資判断はあくまで自己責任で
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