CPIを受けてインフレピークアウトが否定されました。ヘッジをかける前は寄りは上昇したのですが、そこから終日ダウントレンドになって、特にナスダックや小型グロースはまた下値を更新しています。
今回はCPIや金利の動きをメインにまとめて行きたいと思います。
米国株投資家もみあげの「CPIがインフレピークアウト否定!リスクオフが続く米国株」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
マーケット総括
マーケット総括は下記ツイートとサマリーシートをご覧ください。
米国株まとめ5月11日
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2022年5月11日
ダウ -1.02%
ナス -3.18%
SP500 -1.65%
ラッセル -2.48%
MY PF +0.7%
マーケット総括:寄り天・ヘッジ
強セクター:エネ・公益
バリューvsグロース:バリュー
インフレ強く・景気後退も織り込む非常に悪い状況
*質問OK pic.twitter.com/j9Gv6OKwqY
CPIの結果
CPIの状況としては最悪だったと思います。中身をちょっと分かりやすいツイートを参考に見ていきます。
🇺🇸Focus on sequential core CPI momentum!
— Gregory Daco (@GregDaco) 2022年5月11日
🟢#CPI +0.3% (slower m/m)
🔥Core CPI +0.6% (faster m/m)
🍲Food +0.9%
⛽️Energy -2.7% (gas -6.1%)
🟢Goods -0.3%
🚗New +1.1%
🚘Used -0.4%
👕Apparel -0.8%
🔥Services +0.8%
🏠Shelter +0.5%
⚠️Rent +0.6%
⚠️ OER +0.5%
🛫 +18.6%
🏨Hotels 2.0% pic.twitter.com/fXzeFzmSdW
これを見るとインフレのピークアウトが全く見えないと考えられます。しかもサービス業が値上がりとなると、賃金の値上げを実施しなくてはいけない。でも米国民の消費が増えるという情報もない。
更に金利を見ていくと、短期金利が上昇(要は利上げ織り込みが強まる)、そして長期金利が下落(要は景気後退の織り込みが強まる)の動きを見せています。
この状況で何も明確になっていないのにリスク資産に資金を入れるのは非常に危険なのがわかると思います。ソフトランディング自体に懐疑的な面が改めて強まっています。
まとめ
では「CPIがインフレピークアウト否定!リスクオフが続く米国株」をまとめていきますね!
今日もしCPIでインフレピークアウトが見えてれば状況は違ったかもしれません。ただ今はFRBもインフレしか見てない状況で、これでは株式やリスク資産には資金がはいってこれません。機関投資家もヘッジをメインで動いてると思います。
皆さんが思ってる以上にインフレが深刻(ドル高だと今の下落をそこまで感じてないかもしれませんが。)です。よって時間はまだかかると思って、焦らずにじっくり見極めるのが肝要かと。明日は一部で注目されてるPPIの発表がありまs。
*投資判断はあくまで自己責任で
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