先週をもう一度振り返ってみます。先週何が起きていたか特に週の後半の動きを中心に考察していきたいと思います。今週の展望に関してはお昼ごろにアップ予定なのでお待ちください。
週間騰落率
週間騰落率は急落していますが、インパクトとしては暴落とはいわないかもしれません。ただじっくり見ていくとちょっと見方が違ってきます。
米国株投資家もみあげの「「FOMC前の準備だった」米国株週間振り返り(4月25日-4月29日）」をお楽しみください！
＊投資判断はあくまで自己責任で
月曜日
米国株まとめ
マーケット感想
先週のオプション清算から一旦ヘッジ解除されているために、そこまで下落の勢いもなかったです。よって午後から売りがそこまで強くない需給になると、そのまま上昇トレンドになりました。原油や金利の急落もマーケットを少し落ち着かせたように見えます。
火曜日
米国株まとめ
マーケット感想
月曜日はショート攻勢でした。というか終日ダウントレンドです。しかもダウからは淡々と資金抜けが発生。FRBもブラックアウト期間に入っていたために、一旦トレンドが強く出てしまうとそれが続く傾向が月曜日もでていました。金利は一旦落ち着きを見せるふりをしたので、それが余計に惑わせます。
水曜日
米国株まとめ
マーケット感想
MSFTは前日の決算を好感して上昇しています。ただそれでもナスダックは弱い。この日は珍しく上下ありのまともな状況でした。レンジ圏で動くのは久しぶりだった気がします。ただボラティリティが相変わらず激しく。更にこれ以上上昇させないヘッジが入ってました。
木曜日
米国株まとめ
マーケット感想
ここが先週のポイントでした。信じられない位の急騰をいきなりみせます。しかも何も材料が無しです。金曜日から逆算するとここで一旦ポジションを更に整理して、金曜日にFOMC前のヘッジポジションを作る為の準備をしたと推測できます。ただ結果論的にわかるだけで、木曜日だけみると騙し上げに惑わされたのも否定できないです。
金曜日
米国株まとめ
マーケット感想
金曜日はヘッジだらけです。ポジションも売り尽して、更にNY時間9時ごろに大量のプットがナスダックにはいっています。そして午後には更にSP500にも大量のポットがはいっています。午後からの下落トレンドは全く反発できず、ヘッジ解除が少しあってもそこから更に戻り売りが入ってました。
まとめ
では「「FOMC前の準備だった」米国株週間振り返り(4月25日-4月29日）」をまとめていきますね！
結果的に1週間かけてFOMC前のヘッジポジションの下準備をしていた週だったと総括できそうです。機関投資家が楽観ポジションだったのが先週の状況でもわかっていたので、見事にやってくれた！というのが感想です。そして一度動きがつくと全く止まらない流動性のスカスカさも痛感しました。
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