米国株は今度は急落!ダウ-1.47% ナス-2.1% SP-1.81% ラッセル-1.55% もみ+1%。今日はブラード連銀総裁発言が急落させました。
序盤は時間外のCPIからの急落から回復して、一旦利確、そして午後に向けて反発してたのですが、ブラード連銀総裁発言で債券市場が混乱して、株式市場の流動性が一気に悪化しました。
米国株投資家もみあげの「米国株は今度は急落!CPI強くFRBブラード総裁発言で」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
マーケットポイント
消費者物価指数(1月)22:30
結果 0.6%
予想 0.4% 前回 0.6%(0.5%から修正)(前月比)
結果 7.5%
予想 7.2% 前回 7.0%(前年比)
結果 0.6%
予想 0.5% 前回 0.6%(コア・前月比)
結果 6.0%
予想 5.9% 前回 5.5%(コア・前年比)
米国経済指標【消費者物価指数】 - 2022年02月10日22:40|為替ニュース|みんかぶ FX/為替
CPIはまず強烈な数字が出ていました。これを受けて時間外で一旦急落しています。
次にブラード連銀総裁発言です。これが今日のマーケットの方向性を決めました。3月に50bps利上げ、更に緊急会合の必要性、更に6月末までに100bpsの利上げ、そしてQTの早期化などタカ派の発言をしています。下記が詳細です。
本日のヘッドライン👇 pic.twitter.com/XTqPY9jssJ
— YutoHaga 芳賀勇人 (@Yuto_gahagaha) 2022年2月10日
更にこれを受けて債券市場が大混乱。債券市場の専門のツイート
金利はパニック気味。ブラード総裁が3月の利上げ0.5ポイントを支持と発言して更に金利が上昇しています。
— Big Daddy (@BigggDadyy) 2022年2月10日
各種指標の動き
コモディティ
下記がコモディティ関係の全体の動きです。コモは今日は大きな動きは無しです。
金利
金利は長短とも急上昇です。全ての長短金利が凄まじい上昇をしています。特に2年債が1日で26BPSは。。。流石に混乱しすぎです。
その他
・実質金利 -0.42(10YRの部分です)実質金利が更に上昇してきました。
*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
Daily Treasury Par Real Yield Curve Rates
・VIX指数+19.79%(23.91)
・HYG(社債からの資金抜けウォッチ用、1週間の変動率で1%下落で警戒)
指数チャート
各種ETF(指標の動き)です。DIAはダウ(オレンジ)、IXICはナスダック(青)、IWMはラッセル(紫)、SPYはS&P500(黄)、ARKKはアーク(水)としてみてください。最終値ではなくて1日の動きです。
今日は典型的な寄り天。実はブラード発言前も丁度転換点でどっち行くか様子見な状況の時でした。
フロー
イン・アウトフロー
今日はアウトフロー強めです。ただこれマージンコールも入ってそうですね。今日の下落は。
https://www.wsj.com/market-data/stocks
マーケット状況
セクター状況
各種サイズの変動率
ヒートマップ
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
上昇分野)
今日は好調な銘柄というか、決算が終わってTWLO,DDOG,DISなどが削られながらも大きめのプラスになっています。比較的ハイテクグロース関係がこれまで散々削られてきてるので、プラス圏にいますね。
下落分野)
今日は全面安です。特に酷いのが不動産とテック系ですね。利上げがもろにダメージになっています。昨日絶好調だった半導体が逆に大きく反落しています。またAFRMが決算リークで暴落-21%(実は+9%まで上昇してたので、率的には30%の下落)
フライングした フィンテック $AFRM Affirm 決算 売上予想を上回るが、EPS下回る。ガイダンス○
— ブタ丸🇺🇸から米国株情報 (@Butamaru_Butako) 2022年2月10日
商品取扱高は前年比2倍以上
700万人近い顧客と16万8000の加盟店パートナー
売上77%増
GMV$ 115%
有効顧客 150% 増
営業利益と純利益が減
ツィッターでのリークで問題になっている🐽 pic.twitter.com/cI8uzzbzga
好調銘柄)ベストパフォーマンス
トレード振り返り
ルール遵守
*トレードルールの遵守(〇はOK,▲一部銘柄で×,×はNG)
①イベント時間の把握②各国の指数③銘柄チェック④金利⑤原油⑥マテリアル⑦MOC⑧レーティング⑨決算⑩マクロチェック⑪オプション傾き⑫指標中身チェック:〇
大型は資金の50%まで:〇
中小は資金の25%まで:〇
損切りは-0.5%:〇()
絶対にナンピンはしない:〇()
RSI40以上でロングイン:〇
RSI60以下でショートイン:〇()
プラス
*プラスが出た銘柄
SNAP:序盤の上下してる状況で何度かロングインして大きめに。
FB:ブラード総裁発言直前に下向きの流れを見て、ショートでイン。大きめに。
マイナス
*マイナスが出た銘柄
MAT:これが今日の最大の失敗。決算銘柄なので上下あるのは分かりつつも、値動きが薄くて上下凄く動くので、ショートで損切、ロングで損切、などを繰り返してしまった。
振り返り
ちょっと出先だったので、ブラード後のダウントレンドにほとんど乗る事が出来なかったのが悔いが残ります。午前中はラッセルとか結構反発の気配もあったのに、午後は逆に上昇してもすぐに売りがかぶさってくる。そんな雰囲気でした。明日はどうなるかわからないですが、トレンドに逆らわずに銘柄選択をしていきます。
まとめ
では「米国株は今度は急落!CPI強くFRBブラード連銀総裁発言で」をまとめていきますね!
昨日折角債券市場が安定したと思ったら、今日のブラード総裁発言で全て台無しになってしまった気がします。流石に今日は混乱してたので、明日は一旦落ち着いてくれるといいのですが・・・
ラッセルはここまで散々やられてきてるので比較的堅めでした。ただナスダックは相変わらずすさまじいボラがでています。明日は来週に向けてどうなるか、この混乱が続くか注目したいです。
*投資判断はあくまで自己責任で
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