先週はナスへの資金入りに対してダウからは資金抜け、グロースとバリューで差がついた週でした。バリューは直近軟調が続いてる状況です。金曜日の欧州covid-19懸念も大きな重しになったと思います。そしてラッセルからは大きく資金抜け指数以上に特に中小グロース株が急落してる状況でした。
そんな中で今週の動向ですが、まずは金曜日のcovid-19懸念が月曜日も続くかのチェック。一旦SQでオプションが清算はされていますが、それでもテスラ・NVDA・アップル辺りは堅調でした。ハイテク大型への資金入りが続くかも要チェックです。
では米国株投資家もみあげの「【米国株の週間展望】COVID-19懸念と月末リバランス」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
指数をみると明確にダウから資金抜け、その分ナスダックには資金入りです。ナスダックが強いのはアップル・テスラ・NVDAなど一部銘柄に資金が偏ってるのが原因だと考えられます。
逆にラッセルからは大きく資金抜け、金利下落で低金利でグロースが強くなるというよりは、今の金利の動きは急激すぎて、マーケットが不安定になってると考えると需給観点からはリスクが高い小型からは資金を整理するといった動きが原因だとも考えられます。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(11月19日まで)
11月19日までヒートマップ
週間で見ていくと一般消費財やハイテクが非常に強かった週になったと思います。一般消費財はテスラが含まれてる事や、更に小売り売上高が顕著だったことが起因だと考えられます。ハイテク系は欧州のcovid-19懸念や金利下落もあり、資金がそちらに逃げたとも言えそうです。(オプションでの取扱量も非常に大きくなっています。)
逆に最も下落したのがエネルギー。原油価格の下落が重しになっています。バリューも上記のcovid-19懸念で金曜日に特に下げてる状況でした。
モデルナの+14%がヒートマップの下段では特に目立ちます。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
今週の決算スケジュール
経済指標
経済指標)
PMI:11月23日火曜日 23時45分
「Purchasing Manager's Index」の略で「購買担当者景気指数」
PCE:11月25日0時(米国水曜日の夜中)
インフレと製造業に影響する指標の発表
まとめ
では「【米国株の週間展望】COVID-19懸念と月末リバランス」をまとめていきますね!
まず月曜日にチェックしたいのが金曜日のcovid-19での下落が一時的かどうかです。出来高を見ながら、その傾向が継続するかどうかをチェックです。(継続の場合は11月中は軟調になる事を考慮)
またインフレと製造業に関する指標、更に月末リバランスも考えたいです。残り約5.5日なので、思った以上に月末まで短いので、需給変化には要注意したいですね。バリューの切り返し含めて。
先週のコメントです。備忘録
今のマーケットはオプションが本当にボリュームが多い状況なので、一旦ここで上昇銘柄は清算される可能性は頭に入れた方がいいです。その場合は大型の方がオプションの影響が大きいために、ラッセルの方が優位になる可能性も頭に入れて投資していきたいと思います。
決算と小売りや半導体の動きが同じタイミングで来ることと、またFRB高官の発言が水曜日に予定されてる為にボラも警戒して行きたいです。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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