米国株はバリュー優勢!ダウ+0.56% ナス+0.2% SP500+0.37% ラッセル+1.44% もみ-0.2%。バリュー系に今日は資金が集まっています。
ファイザーの治療薬のニュースと雇用統計の数字、これがヘッジ解除を起こしたといえそうです。ただ寄りからは売られていく。金利は下がる。ちぐはぐな動きが発生した気がします。
米国株投資家もみあげの「米国株はバリュー優勢!雇用統計とファイザー治療薬で」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
雇用統計
雇用統計(10月)21:30
結果 53.1万人
予想 45.0万人 前回 31.2万人(19.4万人から修正)(非農業部門雇用者数)
結果 4.6%
予想 4.7% 前回 4.8%(失業率)
結果 0.4%
予想 0.4% 前回 0.6%(平均時給(前月比))
結果 4.9%
予想 4.9% 前回 4.6%(平均時給(前年比))
正直非の打ちどころがない位強い雇用統計だと思います。FRBは利上げには言及しましたが、この数字なら12月に再度利上げの件が再燃しそうです。逆にまたコストインフレが問題になる気がしています。シクリカルにはファイザーの件もあって追い風だと考えられます。
各種指標の動き
各種指標
コモディティ)
下記がコモディティ関係の全体の動きです。今日は原油は上昇、天然ガスは下落。
金利)
今日は10年債は下落です。10年債金利が今度は1.45まで下落です。金利下がりすぎでは??
・実質金利 1日前-0.38→本日-0.46
*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数+6.74%(16.48)
・HYG+0.38% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒)
各種指数の動き
チャート
各種ETF(指標の動き)です。DIAはダウ(オレンジ)、IXICはナスダック(青)、IWMはラッセル(紫)、SPYはS&P500(黄)、ARKKはアーク(水)としてみてください。最終値ではなくて1日の動きです。
指数は寄り天からの下落です。アーク系が最も下落しています。
各種サイズの変動率
各種サイズ・分野の変動率です。こちらで今日の好調・不調がわかると思います。
スモール且つ、バリュー系が優勢です。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高は上昇です。売り買い交錯もあります。
QQQ・出来高
QQQはハイテクの出来高動向をチェックするために使います。
QQQの出来高は上昇です。
中小株出来高
ラッセルは出来高は大きく上昇です。バリューには資金が大きく入ってます。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター)
旅行・カジノ・軍需関係などが強く上昇しています。ファイザーの治療薬の件もあるのでバリュー系が優勢になっています。ファイザーは10%以上上昇しています。
下落セクター)
ヘルスケアが直近に上昇から調整。NVDAは一旦3%以上上昇から下落。テスラも同様です。かなり場中でリバランスが入った気がします。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL: パフォ(本日+0.21% 1日前▲0.35%)
→アップルは出来高は上昇。ただそこまで上昇していません。
AMZN:パフォ(本日+1.21% 1日前+2.75%)
→アマゾンは出来高は上昇。こちらもそこまで上昇せず。
TSLA: パフォ(本日▲0.64% 1日前+1.32%)
→テスラは出来高は下落です。パンプからのダンプが入っています。
まとめ
では「米国株はバリュー優勢!雇用統計とファイザー治療薬で」をまとめていきますね!
原油も今日は大きく上昇しています。OPECが増産しないことが影響していますが、利上げは先送りになった状況で、これでは今度はコストインフレ懸念が今度は更に出てきそうな気もします。
ただ債券の動きが正直全くついていけてないです。あまりにもちぐはぐで、景気懸念を織り込んだからリスクオフともいえない数字だと考えられますし、金利動向が惑わせる状況になっています。
*投資判断はあくまで自己責任で
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