先週はラッセルが強烈な上昇をして終わっています。結果的に全指数が上昇して特にナスダックは大型の特定銘柄が強い事が指数を引っ張り上げたような形にも思えます。TSLA・NVDA、アマゾンも非常に好調でした。
FOMCでは利上げ言及無し、強い雇用統計、ファイザーの治療薬、更に1兆ドル規模のインフラ法案の下院通過(上院は既に通過済みなので、ほぼ法案可決)となり更にマーケットに追い風になったと思います。
では米国株投資家もみあげの「【米国株の週間展望】テスラ株売却か?金余りは続く」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
全指数が上昇です。特に強いのがラッセルです。とにかく方向性が少し曖昧な状況やイベント後には一気にラッセルに資金が流れていました。ナスダックはテスラとNVDAが強烈に引っ張った結果になると思います。先週から見ててもナスダックは特定銘柄がセクター全体を押し上げてる形が続いてる気がします。
ダウが最も調子が悪いですが、金曜日の強い雇用統計とファイザー治療薬、更に110兆円規模のインフラ法案の下院通過の件があって、バリュー系に資金が入っていたので、バリュー系は今週頭から注目してもいい気がします。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(11月5日まで)
11月5日までヒートマップ
セクターとしては一般消費財が最も好調です。テスラがセクターを引っ張ったのは間違いないのですが、サプライチェーン問題の落ち着きも見えて価格転嫁が可能な消費系に資金が集まった形になりそうです。(生活必需品も同じ理由だと考えられます。)
次が素材系です。雇用も製造業も強い状況なので、素材系が上昇するのは理屈として問題なさそうです。資本財も好調なのでこちらは連動しています。特に金曜日に強い上昇が発生していました。
ハイテクは半導体が引っ張った形になりそうです。NVDA17%、QCOM22%、AMAT12%など半導体分野の大手がここまで強く上昇すればセクター全体が押し上げられて当然と考えられます。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
今週の決算スケジュール
グロース系の有名どころの決算が並んでます。また環境系もです。この辺りの銘柄はトレンドが決まる可能性もあるので注視しておきたいですね。
経済指標
入札)
11月8日(月)3年債
11月9日(火)10年債
11月10日(水)30年債
→金利の件があるので今回の入札は重要かと。
経済指標)
11月10日(水)22時30分 CPI消費者物価指数
まとめ
では「【米国株の週間展望】テスラ株売却か?金余りは続く」をまとめていきますね!
金利や原油価格でまた上下ボラ激しそうですが、今の所急に崩れるリスクは低いと思うので、それを頭に入れながら投資継続の週と考えて良さそうです。
イーロン氏がテスラ株10%売却の可能性があり気になるところ。またNVDAは月曜日、AMDは火曜日にイベントがあります。先週の半導体の動きから要チェック。そして金曜日はバリューに資金が移動してる節もあります。ナスが軟調になっても全体が崩れるより金余りから資金が移動しそうな感じもするので、その動きをしっかり追いたいですね。
先週のコメントです。備忘録
ただマーケットはかなり楽観にふれていて、ヘッジが少し甘い気がするのと、短期資金が動かされてる感もあるので、その事を想定して今週のとんでもスケジュールに臨んでいきたいと思います。
決算がある中小銘柄はスケジュールを見て、上下のボラが激しくなる想定をしておかないと急な値動きで狼狽する可能性も頭に入れておくといいかもしれないです。
月初のニューフローも入ってくる中でのこのスケジュール今週もボラには警戒していきたいですね。FOMCは利上げへの具体的な言及にフォーカスかな?
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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