今週はマーケットの強さを実感した週だったと思います。資金余りの状況が明白で下落は押し目買いをトリガーするような状況なのがアップルやアマゾンの決算でも見えた気がします。指数は当然全て上昇です。リバランスも合ったにもかかわらずです。
では米国株投資家もみあげの「【米国株の週間展望】FOMCがやってくる!!」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
各指数を見ていくと特にナスダックが強いです。理由は明白だと思うのですが、マイクロソフト・グーグル・テスラ、この割合がナスダックが最も大きいからともいえそうです。シクリカル系はインフレ圧力なども警戒されてるので、その分だけ少しヨコヨコになっていると考えるとナスダックが好調になったのは決算結果を含めて当然と考えていいような気がします。
ただ一旦の押し目買いが短期で入ったので、今週次第ではその状況がまた変化することも頭に入れたような気がしますね。ラッセルは影響を与える決算が今週多いので、上下ボラ注意かもです。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(10月29日まで)
10月29日までヒートマップ
セクター騰落率を見ていくと今週最も調子が良かったのは一般消費財です。となると消費が好調と思ってしまいそうですが、テスラだけで恐らくこの上昇の半分以上は担っていると考えて良さそうです。
次にハイテク、ヘルスケアと続きます。ハイテクはマイクロソフトとグーグルが担っています。インフレやサプライチェーン問題、そして利上げ回数の増加があったとしても、マーケットの織り込みを超える成長が継続できると今週判断された感じはあります。ヘルスケアはインフレだとしても業績を伸ばせるという思惑が入ってるように思えます。
他のセクターがそこまで状況が変化していない事から考えてみても、インフレ継続に対して慎重にシクリカルなどは様子見をしながら、今の状況に対応できそうなセクターに資金が集中してた週だったと総括できそうです。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
今週の決算スケジュール
経済指標
11月1日(月)23時 10月ISM製造業景気指数
11月3日(水)21時15分 ADP雇用統計
11月4日(木)3時 FRB政策金利
11月5日(金)21時半 10月雇用統計
まとめ
では「【米国株の週間展望】FOMCがやってくる!!」をまとめていきますね!
ただマーケットはかなり楽観にふれていて、ヘッジが少し甘い気がするのと、短期資金が動かされてる感もあるので、その事を想定して今週のとんでもスケジュールに臨んでいきたいと思います。
決算がある中小銘柄はスケジュールを見て、上下のボラが激しくなる想定をしておかないと急な値動きで狼狽する可能性も頭に入れておくといいかもしれないです。
月初のニューフローも入ってくる中でのこのスケジュール今週もボラには警戒していきたいですね。FOMCは利上げへの具体的な言及にフォーカスかな?
先週のコメントです。備忘録
GAFAM決算を注目するのは当然として、今週気になるのが消費者系の指数発表が相次ぐ所。インフレをパウエル議長が認め出したとしたら、それに打ち勝つ消費動向がないと始まらないと思うので、その点は注目したい。
また原油の動向が気になる中で金曜日には石油メジャー2社の決算が予定されてる。更に楽観にふれてる中での月末リバランスの規模感といったところでしょうか。出来高高くてボラが激しくなる可能性も頭に入れたい週ですね。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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