米国株はリスクオフ!ダウ-2.09% ナス-1.06% SP500-1.59% ラッセル-1.51% もみ-0.77%。先週に存在した金利低下の景気後退懸念、それとワクチン関係の上昇が注目です。
先週までは中小株が大きく調整が入ってました、そして今度は大型に調整が入ってるのが今日です。またワクチン関係の上昇を見てもコロナリスクもマーケットは見てると思います。金利が本当に悪さしてるのも分かります。
米国株投資家もみあげの「米国株は大型が弱く!ワクチン銘柄強くコロナ懸念も」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各種指標の動き
各種指標
コモディティ)
下記がコモディティ関係の全体の動きです。原油が大きく下落です。OPEC+の増産合意がインパクトになってると思います。
金利)
10年債は▲10.9BPSのマイナスです。急激に金利が下落してるのが分かります。
・実質金利 1日前-0.40→本日-0.45
*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数+21.95%(22.50)
・HYG▲0.67% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒)
→念のために、ジャンク債の下落が激しいので、高配当株への投資は慎重にです。もし崩れた場合は、それ系は大きく下落します。
各種指数の動き
チャート
各種ETF(指標の動き)です。DIAはダウ、NDAQはナスダック、IWMはラッセル、SPYはS&P500、ARKKはアークとしてみてください。最終値ではなくて1日の動きです。
オープンは下落、そこから反発、アーク意外が全て下に行ったのがわかると思います。
各種サイズの変動率
各種サイズ・分野の変動率です。こちらで今日の好調・不調がわかると思います。
今日もリスクオフです。今日はバリュー系が明確に売られています。シクリカルが先週に続いてやられています。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高は急増です。約2倍というとんでもない出来高です。
QQQ・出来高
QQQはハイテクの出来高動向をチェックするために使います。
QQQの出来高も急増です。GAFAMが大きく売られているのに関係しています。
中小株出来高
ラッセルは出来高は増加です。中小株は一旦戻し気味から最後は少し垂れた感じです。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター)
今日はWFH系、アーク系、後はワクチンですね。MRNA(+9%)やBNTX(+5%)などが強かったです。半導体ではNVDAのみが異彩を放っています。
下落セクター)
大型はほぼ全てやられています。大型は一度反発してもそこから淡々とポジション削減される動きが見えてました。特にシクリカル系は急激に下落しています。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL: パフォ(本日▲2.69% 1日前▲1.41%)
→アップル出来高は急増の急落です。先週からの傾向が続いています。
AMZN:パフォ(本日▲0.67% 1日前▲0.96%)
→アマゾンは少し下落が落ち着いた気がします。
TSLA: パフォ(本日+0.31% 1日前▲0.98%)
→テスラは大型ですが、少し動きが他と異なっています。中国EV系もプラスに移行したので、EV系はショートカバーの面もあると思います。
まとめ
では「米国株は大型が弱く!ワクチン銘柄強くコロナ懸念も」をまとめていきますね!
シクリカル関係は金曜日から継続して急落しています。これは景気後退懸念、一部で言われていた金利低下、コストインフレのスタグフレーションを表してると思います。WFH系やワクチン系が強いのを見るとコロナ懸念もありそうです。
ただ金利がこれだけ低下してしまってグロース系も強くはないので、ポジション削減をバリュエーションに合わせて全体的に行っている。要はショートやバリュエーション次第でもありそうです。今の所はです。出来高特大で急落したので、調整終わりではなくて、金利や出来高見ながら投資した方が良さそうです。後夏枯れじゃないですからね!笑。出来高こんな高くて夏枯れなんてあり得ないと思います。
*投資判断はあくまで自己責任で
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