先週は各指数が上昇しました。特にGAFAMが非常に強くてその勢いもあって大型銘柄も堅調でした。雇用統計とISMも雇用部分が不安定である事が予想通りとなり、金利も動きが無かったことも原因だったと思います。
そんな中で今週の展望をチェックしていきたいと思います。
では米国株投資家もみあげの「【米国株の週間展望】短縮4日間も来週の決算準備か」をお楽しみください！
＊投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
今週は日替わりでリバランスが入ったような気がします。GAFAMが特に強かったのでナスダックが最も上昇した結果です。最も毎日安定して上昇していたのはSP500になったと思います。ダウも強かったですが、金融・エネルギーの比率がダウは高いのでそれが足を引っ張った形になったと思います。
ラッセルは数字以上にインパクトが大きかったと思います。特にグロース系が大きく売られています。グロース株投資家にとっては今週は寧ろマイナスになったような状況です。今週の傾向が続くようだと少しグロースに逆風の可能性があるのでそれは注意した方がいいと思います。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況（7月2日まで）
7月2日までヒートマップ
セクターは今週は分かりやすいです。ハイテクが最も好調でした。特にGAFAMがこの状況を牽引しています。半導体も堅調でした。金利がある程度の水準で安定・更に変異株リスクも考慮されてWFHも悪くない状況だったのがあると思います。
次に好調なのがヘルスケアと一般消費財です。ヘルスケアはバリュエーション的に、一般消費財はNIKEが好調だったのがこちらを牽引していたと考えられます。
逆に金融とエネルギーなどが不調です。金融は先週で金融カンファレンスコールがあって、資本還元は大きいが、次の決算前に調整が入ってる気がします。エネルギーと新興国はリンクしてる気もします。新興国は中国景気の減速を懸念されてると考えてもよさそうです。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
今週の重要経済指標
07/06（火） 23:00 ISM非製造業景気指数 06月
07/08（木） 3:00 FOMC議事録
まとめ
では「【米国株の週間展望】短縮4日間も来週の決算準備か」をまとめていきますね！
チェックしたように大きな変化が起こり辛い週になりそうです。ただでさえ4日間というのもあります。ただ傾向に変化がないという事はラッセルは先週のままだと今週も下落傾向が続く可能性がありそうです。
また何もない時ほど意外な上下も繰り返す可能性もあるので、その点は慎重に臨んでいきたい週だと思います。来週からは金融の決算がスタートします。
先週のコメントです。備忘録
今週はまた月初の雇用統計がやってきます。但しFRBも既に雇用統計が思わしくない事もほのめかしていましたし、よっぽどのサプライズじゃないと株価は大きくは動かない気がします。
個人的に気になるのが決算シーズン突入によるブラックアウト期間です。この期間は自社株買いや企業情報に規制がはいってくるので、株価に不安定な要素が出る可能性もあります。とはいえ、非常に底堅い状況にはなっているのでその点は考慮して投資を継続していきたいところです。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って！
＊投資判断はあくまで自己責任で
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