米国株はまたも調整でした!ダウ-0.39% ナス+0.09% SP500-0.16% ラッセル-1.72% もみ-5.63% 。ナスダックがなんとかプラスで踏みとどまってますが、中身を見ると極端な状況になっているのがわかります。
米国株はまたも調整に入ってしまった形になります。GAFAM・半導体や一部大型株は堅調ですが、それ以外の銘柄は大きく売られた形になります。20年債入札もあったのですが、それも逆回転のキッカケになっています。
米国株投資家もみあげの「米国株はまたも調整!20年債入札で逆回転」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数+0.01%(193.42→193.43)
・原油価格65.39→64.75ドル/バレル
・ゴールド1731→1732(+0.03%)
・5年債0.829→0.827(+0.02%)▲0.2bp
・10年債1.606→1.620(+0.77%)+1.4bp(1bp=0.01%)
・実質金利 1日前0.01→本日-0.01
*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数▲3.19%(20.03)→▲1.2%(19.79)
・HYG+0.01%→▲0.23% (炭鉱のカナリアとして、目安とて▲1%が発生したら警戒)
本日は20年債の入札が行われました。内容を僕は分析はできないですが、債券関係者によると堅調な入札だったという事です。それでも金利は結局上昇して、株はそこから一気に売られています。
US 20-Year Bond Sale:
- High Yield Rate: 2.29% (prev 1.920%)
- Bid-Cover Ratio: 2.51 (prev 2.14)
- Direct Accepted: 17.0% (prev 16.0%)
- Indirect Accepted: 61.4% (prev 54.9%)
- WI: 2.31%
マーケットはテスラを主体に相変わらずショート優勢の状況になっています。VIX指数が下がっているのはGAFAMが買われているからだけで、実態は相当危ない状況になってるように見えます。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高はほぼ変わらずです。GAFAMが買われていたので、出来高としては大きな変動がない状態と言えます。
QQQ・VOO出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
QQQの出来高大きく上昇です。テスラは売られて・GAFAMは買われたことによって出来高が昨日より上昇した形になります。
VOOの出来高は上昇です。淡々と買われてる形になりそうです。
中小株出来高
ラッセルは出来高は上昇です。こちらは最も売りが入った指数になると思います。特に20年債入札後に急激に売られていました。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター)
上昇セクターはGAFAMの一部と半導体・ヘルスケア・生活必需品・不動産になります。これらのセクター特にGAFAMが逃げ場所として資金を吸収したような形になっています。
下落セクター)
テスラ含めたオールド関係が不調です。また中小株の成長株系は20年債入札後に一気に売られています。ショートに完全に狙われた形です。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL: パフォ(本日+1.27% 1日前+2.45%)
機関投資家比率 本日58% 1日前58%
→出来高は上昇です。アップルは終日、昨日と同様に比較的買われてたと思います。
AMZN:パフォ(本日+0.33% 1日前▲0.25%)
機関投資家比率 本日57% 1日前57%
→出来高は昨日より上昇です。アマゾンもアップル同様売り買い交錯しながらも買いが優勢な状況でした。
TSLA: パフォ(本日▲4.39% 1日前+2.05%)
機関投資家比率 本日40% 1日前40%
→出来高は昨日より上昇です。地合いが悪くなるとテスラには大量のショートが入ってきてる状況です。とにかくこの辺りが持ち直さないと中小株などは持ち直せないと思います。
まとめ
では「米国株はまたも調整!20年債入札で逆回転」をまとめていきますね!
明日はFOMCです。また給付金が米国投資家にも届くことになっています。一時的にマーケットは好感するかもしれないですが、FOMCにおいてSLRの延長が何も言われない場合は、マーケットはまたも金利上昇からの全体の調整になるリスクがあるかもしれません。
VIX指数が20%以下になって強気に見えるのですが、債券市場は非常に不安定で、方向性も見えないために、見た目以上に際どい状況になってると思います。地合いが悪化すると直ぐに大量のショートが入ってきています。
僕も何度か資金を入れて失敗しています。非常に難しいマーケットになってると思うので、慎重にです。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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