米国株は壮絶なリバウンド!ダウ+0.09% ナス+3.69% SP500+1.42% ラッセル+1.91% もみ+2.74% 。とにかくナスダックが強かったです。ダウが軟調なのはナスダックとのトレードオフといえそうです。
今日は壮絶なナスダックのショートカバーが発生しました。またショートカバーだけじゃなく3年債の入札が堅調に終わった事によって、買いのフローも入った日となっています。その分ダウが少し弱く、ナスダックがそれを吸収した形になったと思います。
米国株投資家もみあげの「米国株は壮絶なリバウンド!ハイテク主導で一旦ニュートラルに!?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数▲0.60%(192.28→191.34)
・原油価格64.72→63.84ドル/バレル
・ゴールド1682.6→1716.8(+2.13%)
・5年債0.831→0.815(▲5.62%)▲1.6bp
・10年債1.592→1.535(▲4.44%)▲5.7bp(1bp=0.01%)
・実質金利 1日前+0.01→本日▲0.04
*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数+3.28%(25.47)→▲5.5%(24.05)
→一時VIXは22まで下落
・HYG▲0.73%→+0.14% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒です。)
オールドに関連する指標は今日は下落しています。原油やCRBですね。逆に半導体は+5%と非常に好調でした。金利も一旦1.5前半に下がり、短期債の入札が堅調だったのが地合いを改善したような状況です。一旦ニュートラルになったとみてもいいかもしれません。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高は昨日とほぼ変わらずです。但し中身は違っています。ショートカバーからの買いが中心でした。
QQQ・VOO出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
QQQの出来高は昨日より下落です。これが一番わかりやすいですね。ショートカバーがまずは多かった。そこからのそれなりの買いです。
VOOの出来高も下落です。個人投資家はインデックス系はショートはしてないし、淡々と買い増しをした感じと想定できます。
中小株出来高
ラッセルも出来高は下落です。ショートカバーとそれなりの買い。こちらもニュートラルになっていたような気がします。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター)
上昇セクターはGAFAM・テスラ、ハイテクグロース・EV・クリーンエネルギー、中国株、ビットコイン関係など今まで不調だった銘柄が大きく上昇しています。ショートの割合が大きい銘柄の方が上昇率が高かったです。
下落セクター)
オールド系が不調でした。エネルギーと金融など、直近の下落相場で順調だったセクターが特に下落が大きいですね。完全にトレードオフだと思います。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL: パフォ(本日+4.06% 1日前▲4.17% )
機関投資家比率 本日58% 1日前58%
→出来高は金曜日より下落です。前半からショートカバーが中心、後半にかけては買いも入ってたのは間違いないです。
AMZN:パフォ(本日+3.76% 1日前▲1.62%)
機関投資家比率 本日57% 1日前57%
→出来高はほぼ同じです。アマゾン含めてEC系は堅調に今日は買われた気がします。SEなども非常に固いチャートになっていました。
TSLA: パフォ(本日+19.64% 1日前▲5.84%)
機関投資家比率 本日40% 1日前40%
→出来高は昨日より上昇です。テスラも壮絶なショートカバーと買いが入っていました。今日はショートを入れようとするとことごとく焼き尽くされる状況でした。
まとめ
では「米国株は壮絶なリバウンド!ハイテク主導で一旦ニュートラルに!?」をまとめていきますね!
今日は中国の先週の株式市場への介入がまずポジティブな材料だったと思います。
それもあって、ショートカバーが大量に発生→地合いも改善→3年債入札がしっかり→淡々と買いがはいる。といった状況だったと思います。特にGAFAMとテスラが上昇したことによってマーケット全体が活気づきました。
正直今日で一旦ニュートラルになった可能性はあると思います。ただし明日はまたも10年債の入札があります。これによって地合いがまた変化する可能性があるので要注意ですね。
・国債入札:金利の変動に落ち着き
10日(水)
10年債(380億ドル)
11日(木)
30年債(240億ドル)
総額1200億ドル
*特に水曜日の10年債入札が重要です。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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