米国株は全面高!ダウ+1.95% ナス+3.01% SP500+2.38% ラッセル+3.37% もみ+9.36% 。今日は2月から一転して月初のショートカバーを誘発した全面高になりました。
金利水準も1.5以下に収まって、月末でリバランスされて溜まっていたショートを一気に機関投資家がカバーした背景が見えてきています。最も強いのは中小株ですが、ナスダックもアップルとテスラが牽引していました。
米国株投資家もみあげの「米国株は全面高!調整からのショートカバー発生!」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数▲0.56%(190.43→189.37)
・原油価格61.58→60.22ドル/バレル
・ゴールド1729.7→1722.5(▲0.74%)
・5年債0.718→0.709(▲3.06%)▲0.9bp
・10年債1.398→1.439(+1.7%)+4.1bp(1bp=0.01%)
・実質金利 1日前▲0.09→本日▲
*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数▲3.25%(27.95)→▲15.81%(23.53)
・HYG▲0.30%→▲0.30% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒です。)
今日は2月の月末リバランス・調整から一転して月末の上昇の流れに乗じて株価が全面高になりました。金利に関してもRBAが40億豪ドルの長期日付債を購入し、通常の2倍のサイズに*オージー10年債利回りはRBAの購入通知後、32BPSまで低下といったニュースもあり。上昇はしましたが、少し落ち着いた感じがあります。(裏ではJPMが国債は買わない。FEDに任せるといったヘッドラインもありましたが。。)
月初の上昇フェーズに入った可能性もありますが、引き続きこういった金利の動きには警戒していきたいです。VIXも落ち着いたので急に下落はないとは思うのですが。。。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高は直近2日間より大幅下落です。ただそれでもこれだけ上昇するのはショートカバーがメインと想定できます。
QQQ・VOO出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
QQQの半分以下になっています。アップルとテスラの上昇を考えると本当にショートカバーがメインだったことが分かります。
VOOの出来高も大きく下落です。SPYと同じ理由ですね。
中小株出来高
ラッセルも同じ状況です。ただ最も上昇していたので、どれだけショートカバーを誘発したのが最も顕著にわかるのが中小株ですね。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター)
今日は全面高になっています。最も上昇しているのは中小株ですが、全体的に月末の調整からショートカバーを伴って上昇した形です。特にGAFAMが強く、アップルが
特に上昇したのが、ビットコイン関係(MARA・RIOT)、宇宙+3D銘柄(SSYS・XONE)、GMEなどです。
下落セクター)
弱いセクターを探すのが難しいですが、特徴としては月末の調整でも比較的堅調だった銘柄が今日は弱かったです。ショートカバーを伴わないために仕方がない気もします。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL: パフォ(本日+5.39% 1日前+0.26%)
機関投資家比率 本日58% 1日前58%
→出来高は月末より大きく下落です。ただアップルはショートカバーもありつつ、全米の270店舗が再開するというポジティブニュースで買いも入ってたと思います。
AMZN:パフォ(本日+1.74% 1日前+1.07%)
機関投資家比率 本日57% 1日前57%
→出来高は昨日より下落ですが、アマゾンもショートカバーを誘発していますが、アップル・テスラほどじゃないですね。給付金が配布されてからの消費活動に期待でしょうか。
TSLA: パフォ(本日+6.36% 1日前▲0.99%)
機関投資家比率 本日40% 1日前40%
→出来高は昨日より下落です。テスラも出来高は落ちていますが、ショートカバーがメインです。特にテスラは月末もマイナスになっていたので、相当ショートが溜まっていたと思います。
まとめ
では「米国株は全面高!調整からのショートカバー発生!」をまとめていきますね!
今日はショートカバーだったという事は、明日からの出来高とフローの動きが非常に重要になります。出来高に過熱感がなくこのまま買いが優勢でマーケットに資金が入ってくれれば一旦は大丈夫になりそうです。
ごめんなさい。笑。ISMでてました。
ISM製造業景気指数(2月)
景気指数 60.8(58.7)
新規受注 64.8(61.1)
生産 63.2(60.7)
雇用 54.4(52.6)
入荷遅延 72.0(68.2)
在庫 49.7(50.8)
仕入価格 86.0(82.1)
輸出 57.2(54.9)
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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