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米国株は再度下落!警戒感強く需給が悪い状況

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米国株は再度下落です。ダウ-2.03% ナス-2.00% SP500-1.94% ラッセル-1.57% もみ-3.18%。GMEとヘッジファンドの件もあるとは思いますが、一旦需給状況が悪くなってしまった所から月末でもあり回復できていないです。

 

昨日大丈夫そうだと思ったのですが、逆に垂れてしまいました。JNJのワクチン効果が期待値程ではなく(60%ほど)、そのヘッドラインも全体の押し下げに影響したと思います。何よりまだGME・KOSS・AMCなどは50%以上上昇していて、流動性の面で非常に不安定になってしまっています。(SECがHFやロビンフッドにも 調査に乗り出しています。)

 

 

米国株投資家もみあげの「米国株は再度下落!警戒感強く需給が悪い状況」をお楽しみください!

 

*投資判断はあくまで自己責任で 

 

各指数関係の動き

 各指数

・CRB指数▲0.05%(174.29→174.20)

・大豆油指数+0.00%(44.62→44.62)

・原油価格52.28→52.17ドル/バレル

・ゴールド1842.6→1847(+0.23%)

・10年債1.055→1.069(+1.97%)+1.4bp(1bp=0.01%)

・実質金利 1日前▲0.46→本日▲0.42

*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。

・VIX指数-21.85% (29.17)→9.53% (33.09)

→VIX指数は29→37→33と非常に不安定な状況でした。

・HYG+0.30% →-0.26% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒です。)

 

先物関係はほぼ変化なし、しかも金利は上昇です。しかしこれだけ株価が下がってしまっているのは、流動性において売りフローが先行してしまって、買いが完全に負けてしまっています。警戒感も非常に強い為に、ボラティリティも高くなってしまっているため、現状は悪循環です。

 

先物は崩れていない為根本はおかしくなっていないと思うのですが、何かしらのポジティブニュースがないと好転しない可能性もあります。

 


 

 SPY出来高

S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。

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SPYの出来高は直近で最大になってしまいました。昨日は大丈夫そうと思ったのですが、ショートも入ってましたし、売りが先行してしまっているので状況としては良くないです。


QQQ・VOO出来高 

QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。

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QQQの出来高も大きく上昇しています。この傾向も良くないです。アップル・テスラは戻しそうだったのですが、引け間際に再度ブレーキがかかってしまっています。

 

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VOOの出来高も非常に高くなってしまいました。個人投資家が再度インデックスから離れてしまっていますね。これも良くない傾向ではあります。フローが非常に悪いです。

マーケット状況

セクター状況 

 

上昇セクター)

上昇セクターはほぼ無いです。GME・AMC・KOSSなどのショートスクイーズ銘柄が規制緩和によって、再度50%近く上昇しています。またJNJワクチンの期待外れで逆に検査機銘柄DHR・TMOやワクチン銘柄MRNA8%など上昇していました。

 

 

下落セクター)

下落セクターはいうまでもなく全体的に悪化です。また流動性が低い銘柄のモメンタム株なども大きく下落していました。

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https://finviz.com/map.ashx?t=sec

 


主要銘柄の状況

 

AAPL: パフォ(本日-3.74% 1日前-0.97%)

機関投資家比率 本日58% 1日前58%

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→出来高は昨日より上昇です。直近最も高い出来高と言えそうです。大量にショートも入ったと思うので、地合いが悪いとこの下げが継続する可能性があります。

 

AMZN:パフォ(本日-0.97% 1日前+0.22% )

機関投資家比率 本日57% 1日前57%

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→出来高はアマゾンも上昇です。アップル程売られてはいませんが、逆に決算が控えてるのでその点が怖いです。2月2日の決算に注目です。

 

TSLA: パフォ(本日▲5.02% 1日前▲3.32% )

機関投資家比率  本日40% 1日前40%

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→出来高は上昇です。こちらもアップルと同じように大きく売られています。引けに大きな買いが入ったのですが、その後はショートが再度入ってしまっています。

 

コロナ状況(改善)

死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。

このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。


米国コロナ感染者数推移(1週間平均)

1週間平均が下落傾向が続いています。

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米国コロナ死者数推移(1週間平均)

コロナ死者数は一旦下げ方向になりました。このまま下がって欲しい所です。

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https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA

 

  

まとめ 

では「米国株は再度下落!警戒感強く需給が悪い状況」をまとめていきますね!

 

 

昨日の反発時に引け間際に売りが大きかったのが懸念でしたが、その流れを引きずってしまったと思います。JNJのニュースも影響、ロビンフッドのニュースは多少影響といったところでしょうか。

 

マーケットの警戒感が高まってこれだけボラティリティが激しいと、出来高は低くてもいいのですが、買い優勢にならないと厳しいと思います。来週の展望はまた記載しますが、月曜日・火曜日で一旦目線を変えれるか重要になりました。 

 

今週は特に米国株投資家は疲弊したと思います。これだけボラが激しくなると精神的に来ますね。ゆっくりやすんでくださいね。

 

では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!

 

*投資判断はあくまで自己責任で

 Keep your fingers crossed!

 

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