米国株はGAFAM復活か!?ダウ+0.83% ナス+1.97% SP500+1.39% ラッセル+0.44% もみ+1.26%。今日は出来高はそれなりで特にGAFAMやインデックス系が買われた日と言えそうです。
また本日大統領就任式があって、バイデン大統領が正式に誕生しました。実況を見ましたが厳かで米国は1つにを強調してたのが印象的でした。就任によるsell the fact を懸念されましたが、全体を見ると寧ろ全面高なのでご祝儀相場とも言えます。(昨日影響は考えられないとお伝えした通りです。)
それでは本日の米国株をまとめていきます。
米国株投資家もみあげの「米国株はGAFAM復活か!?バイデン大統領誕生!」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数+0.30%(174.85→175.14)
・大豆油指数+1.85%(41.67→42.47)
・原油価格53.02→53.12ドル/バレル
・ゴールド1839→1870(+1.62%)
・10年債1.087→1.084(▲0.30%)▲0.3bp(1bp=0.01%)
・実質金利 1日前▲0.40→本日▲0.42
*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数▲4.52% (23.24)→▲7.66% (21.41)
・HYG+0.29% →+0.17% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒です。)
今日は先物は堅調も半導体が下落、金利は少し下落といった思惑含みの状況でした。リスクオンというよりはインデックス系や大型銘柄が中心に買われていたために、VIX指数が大きく下落したと言えそうです。ただこういった時は1・2日後に再度大型が調整などもあり得るので要注意です。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高は昨日より上昇です。指数系は昨日よりは買われていますね。出来高は過熱感はないです。ただそれにしてはVIXが下げすぎですが、指数系は売りも少なかったと考えてもよさそうです。
QQQ・VOO出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
QQQの出来高も上昇です。GAFAM中心に買われたのでこの出来高は当然だと思います。
VOOの出来高は下落です。面白いですね。個人投資家は要は指数系はそれほど興味を示してないという違いが見えてきそうです。個別株を買い漁ってるかもしれません。押し目狙いで。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター)
今日はご覧になってわかる通り、GAFAMが復活しています。NFLX(+17%)の好決算も関係してるように思えます。大口がGAFAM中心に買いを入れて、中小株は売られていた状況です。ハイテクグロース関係も金利が低水準で上昇です。ただこういった状況の後はローテーションが発生しやすいので、状況は注視した方がいいです。
下落セクター)
金融が弱いです。後はクリーンエネルギー、素材関係、モメンタム銘柄(ビットコ関連)などは大きく下落してる感じでした。個人主体の銘柄はことごとくやられてる感じです。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL: パフォ(本日+3.29% 1日前+0.54%)
機関投資家比率 本日58% 1日前58%
→出来高は昨日より上昇です。アップルは順調に買われていた状況がわかります。
AMZN:パフォ(本日+4.59% 1日前+0.54% )
機関投資家比率 本日57% 1日前57%
→出来高は昨日よりは上昇です。こちらもアップルと同じような動きになっていました。
TSLA: パフォ(本日+0.7% 1日前+2.23% )
機関投資家比率 本日40% 1日前40%
→出来高は昨日よりも上昇ですが、こちらは個人投資家も入っているので上昇としては鈍いです。今日は大口と個人の動きが分かれる形になっていますね。
コロナ状況(改善)
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
米国コロナ感染者数推移(1週間平均)
1週間平均がやっと下落方向に向かっています。1200万本のワクチンが米国で接種されたとの報道もあります。このまま下落傾向に向かって欲しい所です。
米国コロナ死者数推移(1週間平均)
コロナ死者数もやっと減少傾向になってきました。これが継続して欲しいです。
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株はGAFAM復活か!?バイデン大統領誕生!」をまとめていきますね!
大統領誕生によるsell the fact が懸念されていましたが、大口はGAFAM中心に買い、中小株を売り、それを個人が押し目で買うといった流れでしたでしょうか。ただIPO銘柄は需給が悪いので注意です。
ただGAFAMやインデックス系が上昇するのはいい事ばかりじゃないので、その点は注意です。大口が買いメインで入ったという事は、その手の銘柄は調整も容易に行えると考えられます。ローテーションも懸念されます。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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