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米国株は微上昇!30年債入札終了と政策発表への警戒も

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米国株は微上昇!ダウ-0.03% ナス+0.43% SP500+0.23% ラッセル-0.75% もみ+0.01%。今日は30年債入札も終了し、金利不安も一服です。それによってGAFAMに資金が入っていたように見えます。

 

 

また金利低下でWFH銘柄なども上昇、クリーンエネルギーは明日の政策発表待ちといった所になりそうです。一旦大口のポジションがニュートラルになって、明日の政策発表次第で動きがありそうです。よって本日はプチローテーションも起きてたと思います。

 

米国株投資家もみあげの「米国株は微上昇!30年債入札終了と明日の政策発表への警戒も」をお楽しみください!

 

*投資判断はあくまで自己責任で 

 

金利関係(30年債入札)

本日30年債の入札が行われています。入札は240億ドルです。

 

最高落札利回り 1.825%(WI:1.839%)
応札倍率    2.47倍(前回:2.48倍)

となっていて、こちらも需給がしっかり入っています。金利も今日の応札結果によって下落しています。一旦金利上昇不安が落ち着いた事になります。

 

*応札倍率とは、競争入札の実施による国債入札などで「応札額」(分子)を「落札額」(分母)で割った値(倍率)です。 落札額に対してどの程度の規模の応札額があるかを示し、ここから算出される応札倍率で需要の強弱が判断できます。

 

債券利回りリスト(1月12日)

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https://www.treasury.gov/resource-center/data-chart-center/interest-rates/Pages/TextView.aspx?data=yield

 

FRB関係者発言

本日債券入札結果や明日のバイデン政権の政策発表に先立って、

 

FRB理事ブレイナード

・QEは重要なパート。経済次第ではQEを"増やす"ことが可能

・債券購入は当面の間維持

 

セントルイス連銀総裁

・テーパリングは時期尚早

 

などハト派的な発言が多かった気がします。よって明日の政策がどのような形でもFRBはその状況を支援する準備ができてると捉えることもできそうです。

 

各指数関係の動き

 各指数

・CRB指数+0.14%(174.95→175.19)

・大豆油指数▲1.08%(42.61→42.17)

・原油価格53.15→52.97ドル/バレル

・ゴールド1855→1852(▲0.18%)

・10年債1.131→1.090(▲3.61%)▲4.1bp(1bp=0.01%)

→一時1.073まで下落しました。30年債の入札が終わりしっかりと国債が買われたことになります。

・実質金利 1日前▲0.34→本日▲0.39

*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。

・VIX指数▲3.11% (23.33)→▲5.32% (22.08)

・HYG+0.15% →+0.30% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒です。)

 

先物は今日は大きな動きなしでした。大きな動きとしては30年債入札もしっかり入って、これで短期的な金利不安は除かれたと思われます。金利は大きく下落しています。

 

VIXが下落しているのは、指数系が買われたことも影響してそうです。とはいえ過熱感はなく寧ろ明日の政策発表に警戒してる状況である事が伝わってきます。

 


 

 SPY出来高

S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。

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SPYの出来高は昨日より下落です。売りフローが落ち着いて控えめながらも買いが入ってる状況です。ただ明日の政策への警戒感はありそうですね。


QQQ・VOO出来高 

QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。

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QQQの出来高は昨日より下落です。GAFAMへの売り圧力は少なくなったとは思いますが、まだ積極的な買いとまでは行ってないとおもいます。

 

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VOOの出来高は昨日より大きく上昇です。個人投資家は今度は全体的に指数に資金を入れてる状況が見えてきます。政策への期待感で株高を予想してるともいえそうです。

 

マーケット状況

セクター状況 

 

上昇セクター)

 今日はGAFAMを中心に買われた形になります。また公益などが上昇していますね。ローテーションが発生してる状況です。ただ明日の政策次第で状況は用意に変わるので、そこは注意深く見ていきたいです。ハイテクグロースのWFH関係も金利低下で上昇しています。

 

下落セクター)

金利上昇もあり、資本財などが下落しています。クリーンエネルギーも少しお休み状態ですね。これは明日の政策でインフラ政策などが発表されれば状況が変わりそうな気もします。

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https://finviz.com/map.ashx?t=sec

 


主要銘柄の状況

 

AAPL: パフォ(本日+1.62% 1日前-0.14%)

機関投資家比率 本日58% 1日前58%

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→出来高は昨日とほぼ変わらずです。但しショートが無くなり、オーダーフロー的には堅調になった感じがします。

 

AMZN:パフォ(本日+1.44% 1日前+0.21% )

機関投資家比率 本日57% 1日前57%

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→出来高は昨日とほぼ変わらずです。こちらもアップルと同じように少し売り圧力が落ち着きました。

 

TSLA: パフォ(本日+0.59% 1日前+4.72% )

機関投資家比率  本日40% 1日前40%

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→出来高は昨日より大きく下落です。ただこちらは比較的落ち着いたフローになっています。少し過熱感が落ち着いて一旦様子見状況にも見えます。

 

コロナ状況

死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。

このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。


米国コロナ感染者数推移(1週間平均)

1週間の傾向なので簡単には傾向は変わらないと思います。1週間平均はまた増加傾向になっています。24.8万人です。

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米国コロナ死者数推移(1週間平均)

コロナ死者数も増加傾向です。感染者数増加に伴って上昇していますね。

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https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA

 

  

まとめ 

では「米国株は微上昇!30年債入札終了と明日の政策発表への警戒も」をまとめていきますね!

 

 

今日は一服といったところだと思います。金利が低下したことによって今まで不調だったWFH銘柄に資金が入りましたね。また金利不安が和らいで大口がGAFAMへのショートポジを一旦解消したように見えます。

 

明日のバイデン政権の政策発表ともう1つパウエル議長の発言などを控えて、準備をしていた状況だったと総括できそうです。明日から大きな動きがあるかもしれないので、それに合わせてトレンドの変化なども注視したいところです。

 

では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!

 

*投資判断はあくまで自己責任で

 Keep your fingers crossed!

 

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