米国株は巻き戻し全面高!ダウ+0.69% ナス+2.56% SP500+1.48% ラッセル+1.89% もみ+10.16%。今日は昨日の暴動からの反発による巻き戻し全面高とも言えそうです。
今日は昨日の暴動から国内情勢が落ち着いたのが大きな後押しになった気もします。昨日の暴動において押し目買いも入ったようにみえたので、その資金が株高を後押しした気もします。
昨日調子が良かった資本財や公益は不調になり、ハイテクは好調になる。ただローテーションが発生してるだけな部分もあるので、傾向を確定させるのも時期尚早だとは思います。
米国株投資家もみあげの「米国株は巻き戻し全面高!政権・国内安定でリスクオン」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
暴動からの巻き戻し
昨日は米国国会議事堂で死者も出るような暴動が発生しています。それによって株価が一時下落していました。
ただ本日はバイデン大統領が正式に確定、さらに追加経済政策で給付金2000ドルも見えてくるなど、米国内の不透明さが排除される形になっていました。
株式市場は不確実性を嫌うので、暴動が鎮圧されて政権も確定してきたことが、特に機関投資家の買い支えを後押ししたようにも思えます。
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数+0.12%(172.11→172.31)
・大豆油指数▲0.05%(43.90→43.82)
・原油価格50.47→50.91ドル/バレル
・ゴールド1919→1913(▲0.31%)
・10年債1.036→1.081(+3.9%)+4.5bp(1bp=0.01%)
・実質金利 2日前▲0.41→1日前▲0.39
→実質金利も10年債の売却で上昇しています。
*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数▲1.07% (25.07)→▲10.77% (22.37)
・HYG▲0.18% →+0.29% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒です。)
先物が本当に強いです。明日は雇用統計があるのでその点は気になりますが、先物の堅調さが経済回復状況、ビットコインの大きな状況が資金余り、その辺りがあって金利上昇による株価への圧力を打ち消してるとも言えそうです。(もちろん財政支援・金融支援の方が大きいです。)
金利も今の水準なら株高は継続という確認作業が行われた気もします。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高は昨日よりは下落です。但し昨日は暴動の影響があって売買が頻繁にあったために、本日の出来高は比較的固いと考えています。日中のボラも少なかったと思います。(大型は)
QQQ・VOO出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
QQQの出来高は昨日より減少です。こちらもSPYと同じと考えればいいと思います。2日前とほぼ同じ出来高という事は比較的固い買いが入っていると考えられます。
VOOの出来高も減少です。これもSPYとQQQと同じだと思えばいいです。相変わらず固い買いが入っています。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター)
今日は反発した形になっています。特に上昇したのがGAFAM。昨日の金利上昇で一旦慌てましたが、結局は買いが入っていましたね。次は金融とヘルスケア、こちらは金利上昇とバイデン政策の恩恵を受けてる形になります。またクリーンエネルギーは相変わらず絶好調です。中小株も非常によくあげていました。
下落セクター)
下落セクターとしては昨日の反動で資本財と公益が一部不調になっています。ただ循環しただけの可能性も高いので、これで方向性が決まったわけではないので注意です。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL: パフォ(本日+3.36% 1日前▲3.37% )
機関投資家比率 本日58% 1日前58%
→出来高は大きく上昇です。アップルは昨日から動きがありましたが、押し目と考えられて機関投資家からの資金も大きく入ったと思います。
AMZN:パフォ(本日+0.76% 1日前▲2.50% )
機関投資家比率 本日57% 1日前57%
→出来高は昨日より下落です。アマゾンは最近調子がよかったので、アップルよりは買いが集中していないですね。とはいえ比較的固いイメージです。
TSLA: パフォ(本日+7.94% 1日前+2.84% )
機関投資家比率 本日40% 1日前40%
→出来高は昨日より上昇です。テスラはクリーンエネの後押し、更にニオデーが近いのでEV関係が注目されてる事もあって上昇してると考えられます。NIOも本日7.49%の上昇なのでその相関性がわかると思います。
コロナ状況
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
米国コロナ感染者数推移(1週間平均)
1週間の傾向なので簡単には傾向は変わらないと思います。1週間平均はまた増加傾向になっています。ホリデーシーズンの影響です。22.3万人です。
米国コロナ死者数推移(1週間平均)
コロナ死者数も増加傾向です。感染者数増加に伴って上昇していますね。
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株は巻き戻し全面高!政権・国内安定でリスクオン」をまとめていきますね!
今日のアイキャッチはFRBのパウエル議長を採用しています。この意味は中銀は株高関係なく今の経済状況のインフレ率と雇用状況ならバランスシートの縮小はしないと名言してる意味です。要は株高は容認していることになります。明日は雇用統計ですが、もちろんそれも注目です。
ただ浮かれすぎてクリーンエネルギーに乗りすぎるなど、かなり織り込んでる部分もあると思うので注意した方がいいと思います。短期・中期・長期を区分けして利確できる銘柄や不必要な銘柄を整理しておくのも大切だと思います。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
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