米国株はプチローテーション！ダウ+0.38% ナス-0.29% SP500+0.07% ラッセル+0.87% もみ-0.9%となっています。昨日とヒートマップを比較してみるとわかるのですが、プチローテーションが発生しています。
今日はダウ系が強かったです。特に航空・レジャーなど押し目とみられる銘柄に人気が集中、金融関係も金利と追加経済政策期待・更に自社株買い再開で買われていました。ただもっと強かったのがラッセルです。要は個人投資家が相変わらずマーケットを先導していると考えられます。
トランプ大統領が追加経済政策を拒否して、給付金を2000ドルにするっていってますが、それほど気にする事も無いと思います。ただの政治的なポーズにも見えます。
米国株投資家もみあげの「米国株はプチローテーション！追加政策トランプ拒否！」をお楽しみください！
＊投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数+1.02％(163.61→165.28)
・大豆油指数+1.63％(39.95→40.61)
・原油価格46.30→48.03ドル/バレル
・ゴールド1867→1870(+0.48%)
・10年債0.913→0.953(+3.61%)+4.0bp(1bp=0.01%)
・実質金利 2日前▲0.43→1日前▲0.44
→実質金利は1日前は多少上昇しました。
*長期実質金利平均。長期実質金利平均：長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数▲3.70% （24.23）→▲5.94% （22.79）
・HGY+0.13% →+0.41% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1％が発生したら警戒です。）
先物を見渡してみても、それほど大きな動きもなく比較的堅調だと言えると思います。10年債が売られて金利上昇していますが、これは機関投資家がポジション整理したんじゃないかって考えちゃいます。
VIX指数は下落していますし、マーケットに悲観は無いと考えていいと思います。ナスダックなどが下落しているのは利確も伴っていると考えられます。プチローテーションですね。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
4日前の出来高
10日平均 58,627,505 vs 1日 61,850,472
3日前の出来高
10日平均 58,751,253 vs 1日 112,608,619
2日前の出来高
10日平均 67,330,500 vs 1日 78,009,524
1日前の出来高
10日平均 69,747,037 vs 1日 48,388,462
本日の出来高
10日平均 72,667,708 vs 1日 39,619,365
SPYの出来高は20％位減少していますね。指数系はどんどん出来高が減っています。大口はクリスマス休暇に入ってる気がします。
QQQ出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
4日前の出来高
10日平均 26,452,968 vs 1日 23,341,599（VOO 2,613,861）
3日前の出来高
10日平均 26,543,148 vs 1日 38,102,874（VOO 5,909,951）
2日前の出来高
10日平均 28,727,279 vs 1日 33,907,182（VOO 3,685,384 ）
1日前の出来高
10日平均 29,990,513 vs 1日 26,378,343（VOO 2,381,325 ）
本日の出来高
10日平均 31,155,418 vs 1日 20,315,952（VOO 2,514,999 ）
QQQ出来高が20％位減少です。逆にVOOは出来高上昇していますね。VOOは個人メインと考えると個人はまだまだ資金を入れてる状況が見えてきます。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター）
今日はダウ系やS&P500は満遍なく少し買われた感じです。ハイテクは長期金利の影響で少し弱かったですね。ただ気にするほどでもない気がします。金融系は金利上昇と追加経済政策期待で上昇といったところでしょうか。
下落セクター）
今日は昨日上昇してた銘柄が弱かったですね。マイクロソフト・アップルなどです。公益は最近ずっと不調が続いています。（金利が安定しないという事も原因だと思います。）
本日のヒートマップ
昨日のヒートマップ
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL： 10日平均119,570,268 vs 本日76,418,317 (1日前169,351,825 ）
パフォ（本日▲0.71% 1日前+2.85% ）
機関投資家比率 本日58% 1日前58%
→出来高は1日前の半分以下です。しかし下落率はこの程度、要は大口は殆どいなくなって、個人投資家が資金を回してる状況が想像できます。プチローテーションしてましたね。
AMZN：10日平均 3,779,150 vs 本日 1,828,334(1日前2,381,781)
（本日▲0.66％ 1日前+0.01％）
機関投資家比率 本日57% 1日前57%
→出来高は1日前より20%下落ですこちらも出来高が薄いですね。大きな動きではないので気にするほどではないと思います。
TSLA： 10日平均 71,251,258 vs 本日32,078,948 (1日前51,861,644 )
パフォ（本日+0.88％ 1日前▲1.46％）
機関投資家比率 本日40% 1日前40%
→出来高は1日前より40%減少です。それにもかかわらず今日は上昇しています。需給面でかなりの回復をしたと言えると思います。大口は一旦抜けて個人投資家から相変わらずの買い支えがある事も想定できます。
コロナ状況（深刻）
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
米国コロナ感染者数推移（1週間平均）
1週間の傾向なので簡単には傾向は変わらないと思います。1週間平均は増加傾向が落ち着きつつあります。21.48万人です。
米国コロナ死者数推移
12月9日2546人増 vs 本日3401人増です。死者数は増加です。ワクチンの配布がスタートしました。本日は2週間対比で増加傾向です。
12月3日273,446人（前日対比2804人増）
12月4日276,325人（前日対比2879人増）
12月5日278,932人（前日対比2607人増）
12月6日281,186人（前日対比2254人増）
12月7日282,299人（前日対比1113人増）
12月8日283,703人（前日対比1404人増）
12月9日286,249人（前日対比2546人増）
12月10日289,373人（前日対比3124人増）
12月11日292,141人（前日対比2768人増）
12月12日295,450人（前日対比3309人増）
12月13日297,818人（前日対比2368人増）
12月14日299,168人（前日対比1350人増）
12月15日300,479人（前日対比1311人増）
12月16日303,773人（前日対比2294人増）
12月17日307,429人（前日対比3656人増）
12月18日310,699人（前日対比3240人増）
12月19日313,588人（前日対比2889人増）
12月20日316,159人（前日対比2571人増）
12月21日317,668人（前日対比1509人増）
12月22日319,364人（前日対比1796人増）
12月23日322,765人（前日対比3401人増）
1週間平均グラフ
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株はプチローテーション！追加政策トランプ拒否！」をまとめていきますね！
今日は本当に出来高がスカスカだったと思います。また昨日まで好調だった履いてグロースや小型株は利確が入っていましたね。よってマーケットの状況が何か今日で変化したかというと何も変わってないと考えていいと思います。
機関投資家・大口投資家はしばらくお休みにはいるので、後は個人投資家は休まない可能性もあってこのまま循環・物色相場が続きそうな感じもします。
後は米国市場が下記スケジュールなので、23日に利確売りなどは注意したいです。
12月24日短縮市場 NYT 13:00終了
12月25日米国市場お休み
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って！
＊投資判断はあくまで自己責任で
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