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米国株の2021年ハイテク注目企業まとめ(アナリスト評価)

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 もう少しで2020年が終わってしまう。テスラのS&P500への組入れという歴史的なリバランスもあったし、今度は2021年の投資戦略を検討してる米国株投資家って多いと思うんだよね。

 

確かに!私も凄く悩んでますもん。やっぱり特にハイテクがきになる!今年の成長性がそのまま維持できるかとか凄く考えますしー。

 

だよね。今回はそういった事も考えてアナリスト評価を纏めながら、皆の検討や考察に役に立てばいいなって内容にしてあるよ。ハイテクとしてるけど実際の記事ではソフトウエアとある程度限定されていたからそこは注意してね。

 

2021年の戦略を考えると寝れなくなるもみあげです!よろしくね!

 

アーク社に全力投資か悩んでるモアです!(笑) 

 

では米国株投資家もみあげとモアの「米国株の2021年ハイテク注目企業まとめ(アナリスト評価)」をお楽しみください!

 

 

アナリスト評価サマリー

アナリスト評価に関して

 

◆レーティング◆  

証券会社や運用機関等の証券アナリストが、企業の理論上の投資価値を算出するなど個別企業のファンダメンタルズ分析を行い、当該企業の株価パフォーマンスを予想し、見通しを3もしくは5段階評価で格付けしたもの(例:強気・中立・弱気)

 

 

このアナリスト評価がそもそも当てになるとかというと、なんとも言えないと思う。ただアナリスト評価によって需給面で一気に評価が上昇した銘柄には資金が集まる時があるから、その点では見逃せないと思っているよ。ただそれも状況による。今みたいに需給相場だと影響受けやすいかな。

 

確かに、もみあげさん、株価が上下あった時アナリスト評価チェックするけど、最終的には自分の銘柄への評価を変えないですもんねー。あくまで参考程度にしてって、言う事が大切だってって事かー。

 

それとモアもチェックしたけど、アナリスト評価されてる時点で既に高値になってる可能性も高いし、これを読んで直ぐ投資するっていうのは流石に難しいなー。。


 アナリスト評価サマリー

 

ここからは各アナリストの見解を紹介していくんだけど、1つ1つ見ていくととっても時間かかると思うので、サマリーを作っておいたよ。彼らがどんな銘柄に注目してるかの参考になると嬉しいな。

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なるほどー!例えばRNGとかアナリストの高評価が多いので、この銘柄は特に注目していいかもしれないって考えればいいのかー!セールスフォースも今株価が停滞してるけど、買収での懸念を越えれば今後は期待できるかもなのかなー?

 

そうだねー。後はRNGの躍進に伴って、それが競合として考えられて皆が注目してるズームの株価上昇も抑えられてるとみているよー。

 

 

モルガン・スタンレーアナリスト キース・ワイス氏

ハイテクへの見解

ソフトウェアは、2020年に投資するためのやりがいのある場所となっています。モルガン・スタンレーのアナリストであるキース・ワイス氏の計算によると、平均的なソフトウェア株は水曜日までの1年間で81%上昇し、S&P 500の14%の上昇を押し潰しました。

 

このグループは4年連続で上昇しており、ソフトウェア株の倍率は歴史的な高値を更新しています。

◆2020年成長理由◆  

1)金利の低下は、競合する資産からのリターンを減少させることで助け

2)経常収益モデルの採用は、企業がコストを削減することで利幅を押し上げた

3)一部の企業では、在宅勤務のトレンドに後押し

4)市場全体では「クラウディング効果」の恩恵を受けており、他のセグメントでは成長を見せているところがほとんどなかったため、規制の影響や政治的な潮流の変化、貿易の緊張を回避することができた

 

◆2021年のリスク◆  

1)売上高に対する企業価値の倍率は2020年の間に55%上昇し、現在では5年平均を83%上回っている。→2021年には逆行の可能性もあり

2)金利が上昇によって、経常的な収益に依存している企業のマージンは、1年間のコスト削減の後、企業が事業への投資を行うことで圧迫される可能性

3)WFH企業は、2020年に急成長を遂げた後、前年比での比較が難しくなる可能性

投資家は景気の改善により恩恵を受ける企業に温情を燃やしているため、市場のセクター間の動きがグループに不利に働く可能性

 

 


項目毎の注目銘柄

GARP)

MSFT・ADBE・SAIL

投資家が適正な価格で成長を提供する企業に注目することを提案しています。"ソフトウェアの中でも、GARP を重視する企業は...市場全体と比較して最も合理的な倍率であり、今後 1 年間の EPS 修正の余地があると考えています。

 

*GARP: Growth at Reasonable Priceの略で、成長性と割安性の両方を重視した投資手法を指します。グロース投資とバリュー投資の両方を組み入れ、バリュエーションを絶対的水準ではなく成長性を考慮して相対的に判断します。 


成長)

NOW・WORK・VEEV・RNG
持続的な成長を示す可能性があると考えている



循環的なリバウンド)

Intuit (INTU)、Smartsheet (SMAR)、Proofpoint (PFPT)、CDK Global (CDK) 、セイバー(SABR)→オーバーウエイト

航空予約会社に関しては、投資家がセイバーの流動性と危機後の競争力向上に確信を持つようになれば、セイバーの倍率は現在の水準から反発するはずだ

 


在宅ワーク)

DocuSign (DOCU)、ZoomInfo (ZI)、Twilio (TWLO)、Five9 (FIVN)、Chegg (CHGG)、コンタクトセンター・ソフトウェア会社のNice (NICE)、急成長中のクラウドデータベース会社のMongoDB (MDB)

在宅ワーク株の問題点は、金融危機によって、いずれにせよ世相の変化の結果、需要が発生していたのか、それとも単に将来的に前倒しで買いが入ってきただけなのか、収益比較が厳しいものになっている

モルガン・スタンレーアナリスト メタ・マーシャル氏

 3つの注目とその他

RNG)

クラウドベースの通信会社である RingCentral の格付けをイコールウェイトからオーバーウェイトに引き上げ、株価の目標価格を 300 ドルから 420 ドルに引き上げました。

 

Ringは、ユニファイド・コミュニケーション・アズ・ア・サービス(UCaaS)(基本的にはクラウド上の電話)に焦点を当てている。

→パートナーシップの拡大によりトップラインの加速


TWLO)

オーバーウェイト(過大評価)のTwilio (TWLO)に対して強気の姿勢を改めて示し、目標株価を340ドルから370ドルに引き上げ

Twilioはサービスとしてのコミュニケーション・プラットフォーム(CPaaS)をリード

→wilio が旅行/ホスピタリティの復活により恩恵を受けている

 


FIVN)

Five9 (FIVN)の株式をイコールウェイト(等重量)からオーバーウェイト(過大評価)にアップグレードし、新たな目標株価を150ドルから190ドルに引き上げました。

 

ファイブナインは、コンタクトセンターをクラウドから管理するためのソフトウェアを提供するCCaaS(サービスとしてのコンタクトセンター)に注力

→Five9 が新しいパートナーシップで牽引力を発揮

 


その他)

8x8 (EGHT)、Zoom Video Communications (ZM)、Bandwidth (BAND)のターゲットを引き上げたが、ニュートラルのままである。

"通信ソフトウェアのテーマをプレイするには、純粋にプレイするリーダー企業が最良の方法であるという包括的な見方から、RingCentral、Twilio、Five9 を支持しています。

 

 

BofA グローバル証券アナリスト ブラッド・シルズ氏

4銘柄と1銘柄の不安

 

CRM:セールスフォース

価格目標は275ドル

同社がSlack Technologies (WORK)のために277億ドルを支払うことを計画

Slackの買収は、Salesforceにクロスセリングの機会を提供し、販売契約の設計や市場投入計画などの分野で補完的な取り組みを可能

同社は4つの重要な分野で優れている

市場、競争力のある堀、経営力、マージンの可能性

 


SERVICE NOW:サービスナウ

価格目標は650ドル

十数社のグローバルシステムインテグレーターとの最近の電話会議で、「より破壊的で分散した従業員や顧客ベースを管理するための」ソフトウェアの「強力なパイプライン構築」を発見

 


MSFT:マイクロソフト 

価格目標は256ドル

・同社が今後3~5年間、Azureパブリッククラウドの継続的な採用とOffice 365のようなクラウドベースのアプリケーションの採用によって、2桁台の低い成長を維持できる

・新しいXboxのロールアウトがちょうど進行中であるため、同社のゲームビジネスからの後押し

・今後5~6年の間に、クラウドサービス事業でAmazon Web Servicesに追いつくことができる

・最近は独自チップ開発にも着手、アップルも実施してるしこの分野の成長性が気になるところです。

jp.reuters.com

 


WDAY:ワークデイ

価格目標は265ドル

・ 約20%の潜在的な利益→19%から20%の範囲で再加速的に成長できる

・COVIDの展開が遅れているにもかかわらず、チャネルからのフィードバックでは、新規の[人的資本管理]顧客と[財務ソフトウェア]顧客の追加と拡張案件の両方でパイプラインの構築が堅調の可能性

 


ORCL:オラクル

価格目標は68ドル

現在の水準から約10%上昇

ラウドの成長の初期段階の兆しが見られるものの、レガシー・オンプレミス・ソフトウェア・ビジネスの軟調さによって相殺されてしまう。2021会計年度の収益予測の約69%は、レガシー・オンプレミスのライセンス/メンテナンスとハードウェアの収益によるもので、成長率は0%と見積もられています。’→安定的ではあるものの成長性としては不安な部分が多い。

  

みずほ証券アナリスト グレッグ・モスコウィッツ氏

ハイテクへの見解)

・ソフトウェア銘柄のインデックスを追跡するiShares Expanded Tech-Software Sector exchange-traded fund(ティッカー:IGV)は、これまでの1年間で47%上昇し、Nasdaq Compositeの40%のリターンを上回った。

・2019年と2020年を合わせて、IGV指数が連続して30%の上昇を記録した唯一の期間であると指摘しています。次の好業績期間は、世界的な不況から脱却した2009-10年

・バリュエーションは10年のピークレベルに近づいている→この状況でも2021年は緩やかな成長は継続していく


買い推奨銘柄)

 

セールスフォース・ドットコム(CRM)

ラス最高のクラウドプラットフォームを持つセールスフォースは、膨大な顧客基盤がデジタルトランスフォーメーションを通じた収益管理とプロセスの最適化を支援するのに理想的な企業

 


クラウドストライクホールディングス(CRWD)

同社の)差別化されたクラウド・プラットフォーム、堅調な新規顧客の純増、急速に成長するマルチモジュールの採用、そして新たなクラウド・ワークロード保護の機会に支えられて、同社の株式にはより多くの滑走路があります

 


RingCentral(RNG)

RingCentralは過去12ヶ月以上の間にいくつかの重要なパートナーシップに署名しており、それらが2021年の成長に大きく影響を与え始める

 


Intuit (INTU)

"投資家はパンデミックのヒット後、Intuit の中小企業(中小企業)へのエクスポージャーを懸念していましたが、我々の議論と分析では、中小企業経済は順調に回復していることが示唆されています。

 


LivePerson(LPSN)

"LivePersonの会話量は2月以降、パンデミックの追い風もあって50%増となっており、10月と11月にはこれまでで最高のレベルまで加速しています。これらのボリュームは、自動化へのシフトが進んでいることに裏付けられているため、耐久性があると考えています。

→チャート的にブレーク狙いも面白い気がする。

 


オートデスク(ADSK)

"オートデスク (ADSK): "新規および更新中のサブスクライバ・コホートからの貢献が増加しており、サブスクリプション・モデルが拡大していることから引き続き恩恵を受けており、これにより同社には複数年にわたる強力な追い風がもたらされるはずです。

 


PTC (PTC)

"PTC のクラス最高の IIoT(産業用モノのインターネット)および AR(拡張現実)プラットフォームは、メーカーにとって非常に戦略的なものと考えています。さらに、デジタルトランスフォーメーションの長期的なメリットが明確に焦点を当てられるようになった、信じられないほどの破壊的な時代を経て、2021年には製造業者によるこれらの技術への需要が大幅に増加すると予想しています。

 

もみあげ的見解

ソフトウエア・いわゆるハイテク関係に関しては、各アナリストは好意的な見解が多いなって印象。今の株高と言われる現状においても成長力をブーストできる潜在力を買ってるアナリストが多い。僕もそれは同意見で、結局は今の株価を肯定できるかどうかと考えればこの分野は外すことはできないなーって。

 


セキュリティー関係

僕が注目したいのはセキュリティー関係だね。既にその予兆が出始めてるんだけど、色々考えればそれは成功の可能性が高い分野なのかもしれない。理由は3つ

 

・クラウド・リモートの普及

今回のコロナによって急激にクラウド分野・リモートなどがパイを拡大した。リモートの拡大は2021年度は縮小はするとしても、一度普及したパイはそう簡単には傾向は変わらない可能性が高い。

→こういった分野のセキュリティー強化が必要になる

 

・米中関係の先行き不安

米中関係は共和党政権から民主党政権に移行するとしても、対立は生じると思う。トランプさんは報復関税などで中国を抑え込もとしたけど、バイデンさんは報復関税は撤廃すると思う。逆に半導体やIT・AIなどの分野は法律的に中国企業を規制する可能性は十分考えられる。

事実直近SolarWinds が大規模なサイバー攻撃を受けたことによりサイバー攻撃対策でクラウドのFALCONを発注→CRWD含めて関係銘柄が急上昇

 

・小さな政府から大きな政府へ

共和党は基本は小さな政府、民主党は大きな政府を目指す傾向があると考えている。小さな政府の場合は閉鎖的なアメリカなんだけど、大きな政府の場合は開放的になる。という事は他国からの米国への介入も容易になる。

 


注目セキュリティー銘柄

 

特に3つの銘柄に注目していて、リスト化しています。ちょっと見ずらいけどごめんね。CRWDももちろん注目なんだけど、僕が特にこの中で気になるのはCYBRかなー。イスラエルの企業なんだけど、米国以外の分散の意味でも、そしてアーク社もイスラエル企業に注目していて、この分野においてはアドバンテージがある気がするからね。

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循環を意識

もう1つのポイントとして「循環してる」がポイントになると思う。とにかく今のマーケットを見ていると資金が様々な分野に循環してるのが目立っています。特に個人投資家がそういった動きを強めてる傾向があるんだよね。

 

確かにもみあげさん、結構な頻度で12月は循環してるってブログやツイッターで言い続けてたもんなー。物色ともいってたよなー。

 

そう、ある意味資金が入るのも早いけど抜けるのも早い。ともいえるよね。だから今回紹介した銘柄は既に割高水準にあるけど、もし投資するならある程度腰を据えて持つことを前提に考えて欲しいんだよね。

 

突然ブレークしたりすることもあると思う。ただそのタイミングが早すぎてブレークした後だときっと上昇を取り逃しちゃう。持っておいていつか資金がいずれ巡ってくるって「待つ」というのも大事だと思うなー。

 

ズームとか今回リスクを懸念されてる内容を目にしたけど、目先は資金循環が回ってくるキッカケがあるまでホルダーが企業の将来性を信じられるなら我慢って感じになるきもするなー。

 

参考資料

 

www.barrons.com

 

www.barrons.com

 

www.barrons.com

 

 

www.barrons.com 

 

まとめ

 「米国株の2021年ハイテク注目企業まとめ(アナリスト評価)」をまとめていきますね!

 

いやー。纏めるの大変だった。。。アナリスト評価はまだまだ他にもあるだろうけど、流石にそこまで手が回らない。ただRNGの高評価は凄く目についたなー。後はCRMは高評価されながらも、買収リスクで信頼性を損なうとか、少し評価が割れてるところもあった。

 

セキュリティー関係は僕的には地政学リスクを考慮して真剣に投資を検討していきたいなー。しっかり時間をかけて検討していきたい。財務資料は乗せれてないけど、皆ももし今回の銘柄をチェックするなら、財務は調べてね。ちなみにCRWDとFIVNは決算をここ1-2年1度も失敗してないよ。

 

モアは流石にこの分野は難しいけど、どういった傾向が起きそうなのかは理解できたきがするー。折角個別株に投資してるんだから、今の現状だけじゃなくて少しでも先の状況・展開は考えていきたいなー。 

 

 

*投資判断はあくまで自己責任で

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