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米国株はナスが小幅上昇!FOMCは無事に通過!(要点まとめあり)

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米国株はナスが小幅上昇!ダウ-0.15% ナス+0.5% SP500+0.18% ラッセル-0.36% もみ+0.4%となっています。マーケットにとって非常に重要なイベントのFOMCは無事に通過したと言っていいと思います。

 

FEDのパウエル議長は本当にうまく今の金融市場をコントロールしてるなと改めて思いました。真面目な性格の方なので、こういった時に慎重な姿勢は助かります。量的緩和とゼロ金利維持は株高の後押しになります。

 

後は出来高を見ていくと、方向性は少し薄く未だに資金がぐるぐると循環している状況も見えてきています。 

 

 

米国株投資家もみあげの「米国株はナスが小幅上昇!FOMCは無事に通過!(要点まとめあり)」をお楽しみください!

 

*投資判断はあくまで自己責任で 

 

FOMC内容

FOMCの内容としては日経新聞の後藤さんが詳細にまとめてくださっています。

要はマーケットの期待通りで、量的緩和は今まで通り継続(国債の買取)、また2023年まで政策金利をゼロで維持する可能性を表明しています。

「雇用最大化と物価安定の実質的な進展があるまで資産買取は継続」

 要は株高の後押しになるという事です。但し再度財政支援の重要性は強調されています。財政支援があってこその今の経済回復を達成できるという考えは明確ですね。

 

こちらがFOMCの要点ツイートになります。是非時間があったら詳細に確認してみてください。

 

 

 

各指数関係の動き

 各指数

・CRB指数+0.51%(163.02→163.86)

・大豆油指数▲0.43%(39.25→39.02)

・原油価格47.76→48.06ドル/バレル

・ゴールド1853→1863(+0.49%)

・10年債0.913→0.925(+1.46%)1.2bp(1bp=0.01%)

・実質金利 2日前▲0.44→1日前▲0.45

→実質金利が相変わらず低い水準です。

*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。

・VIX指数▲8.05% (22.85)→▲1.57% (22.52)

・HYG+0.31% →▲0.13% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒です。)

 

 

 


 

 SPY出来高

S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。

 

 

4日前の出来高

 10日平均 55,728,294 vs 1日 55,205,235

3日前の出来高

 10日平均 56,968,740 vs 1日 57,155,790

2日前の出来高

 10日平均 59,887,194 vs 1日 57,381,821

1日前の出来高

 10日平均 58,421,541 vs 1日 51,377,705

1日前の出来高

 10日平均 57,378,154 vs 1日 48,801,484

 

SPYの出来高はここ最近ずっと同じような状況になっているのが見えてきますね。リバランスも控えてる中で、慎重な動きながらも買いもある程度入ってる状況に見えます。ただ引け前に利確も大きく入っています。

 


QQQ出来高 

QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。

 

 

4日前の出来高

 10日平均 24,978,136 vs 1日27,380,174(VOO 2,730,248)

3日前の出来高

 10日平均 25,397,408 vs 1日26,556,489(VOO 2,382,943)

2日前の出来高

 10日平均 26,357,138 vs 1日27,167,299(VOO 2,530,154)

1日前の出来高

 10日平均 26,453,998 vs 1日 23,812,354(VOO 2,753,435)

1日前の出来高

 10日平均 26,268,780 vs 1日 23,686,391 (VOO 2,271,272)

 

QQQの出来高もVOOの出来高もそれほど変わらないです。実は指数系はここ最近ほとんど同じような動きをしてきているのが見えてきます。要は毎日様々な銘柄で循環を繰り返してるだけの状況とも言えそうです。

マーケット状況

セクター状況 

 

上昇セクター

今日はFOMC以外は特に大きなニュースは無いのですが、リバランス的に最近資金が回ってなかったMSFTが好調です。アマゾンは遠隔医療に参入というニュースが好感されたでしょうか。タバコ・ペイパルなども強かったです。WFHには全体的に好調です。

 

 

下落セクター

下落セクターとしては公益と資本財が弱かったです。金利水準が変わらないからというのもありそうです。またワクチン関係は下火になっていますね。テラドックはアマゾンの参入ニュースで-4.5%でした。

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https://finviz.com/map.ashx?t=sec

 


主要銘柄の状況

 

AAPL: 10日平均93,515,915 vs 本日96,438,860 (1日前155,409,451 )

パフォ(本日▲0.10% 1日前+5.03%)

機関投資家比率 本日58% 1日前58%

→出来高は1日前より大きく下落です。流石に昨日大きく上昇したので今日は小休止といった形になりました。

 

AMZN:10日平均 3,264,777 vs 本日 4,366,518(1日前3,192,671)

(本日+2.4% 1日前+0.26%)

機関投資家比率 本日57% 1日前57%

→出来高は1日前より30%近く上昇です。今日はオンライン医療参入のニュースが好感されています。先日オンライン薬局参入が発表されましたが、アマゾンが成否は別として医療分野に本格参入しつつあります。(他の分野の成長性が鈍ってるのか?)

 

TSLA: 10日平均 52,241,723 vs 本日41,251,720 (1日前44,305,306)

パフォ(本日▲1.67% 1日前▲1.03%)

機関投資家比率  本日40% 1日前40%

→出来高は1日前より少し下落です。大きくは動いてるとは言えないですし、こちらもリバランス前の様子見と考えていいと思います。

 

コロナ状況(深刻)

死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。

このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。


米国コロナ感染者数推移(1週間平均)

1週間の傾向なので簡単には傾向は変わらないと思います。1週間平均はどんどん増加しています。21.2万人です。

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米国コロナ死者数推移

 

12月2日2597人増 vs 本日2294人増です。死者数は増加です。ワクチンの配布がスタートしました。本日は久しぶりに2週間対比で死者数が減少です。全米各地でロックダウンに近い状態になってるのがやっと効果が出だした気がします。

 

11月27日263,455人(前日対比1189人増)

11月28日264,859人(前日対比1404人増)

11月29日266,063人(前日対比1204人増)

11月30日266,873人(前日対比810人増)

12月1日268,045人(前日対比1172人増)

12月2日270,642人(前日対比2597人増)

12月3日273,446人(前日対比2804人増) 

12月4日276,325人(前日対比2879人増) 

12月5日278,932人(前日対比2607人増) 

12月6日281,186人(前日対比2254人増) 

12月7日282,299人(前日対比1113人増) 

12月8日283,703人(前日対比1404人増) 

12月9日286,249人(前日対比2546人増) 

12月10日289,373人(前日対比3124人増) 

12月11日292,141人(前日対比2768人増) 

12月12日295,450人(前日対比3309人増) 

12月13日297,818人(前日対比2368人増) 

12月14日299,168人(前日対比1350人増) 

12月15日300,479人(前日対比1311人増) 

12月15日303,773人(前日対比2294人増) 

 

1週間平均グラフ

f:id:stepping:20201217053453p:plain

https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA

 

 

まとめ 

では「米国株はナスが小幅上昇!FOMCは無事に通過!(要点まとめあり)」をまとめていきますね!

 

パウエルさんありがとう!と今日は言いたくなる日でした。出来高は相変わらず強くは無く、なんというか資金があらゆる銘柄に入っては抜けて入っては抜けてを繰り返してるような状況です。

 

大きく資金が動くとしたらやっぱり12月21日のテスラS&P500の組入れ日になりそうな感じがしています。その時に上下どちらに動いても対応できるようにPFは整えておきたいですね。 

 

 

では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!

 

*投資判断はあくまで自己責任で

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