”もみあげ”の米国株投資-お金で幸せになる!-

米国株長期投資実録(個別株&ETF)。米国駐在員。2018年9月資産1400万→10年後5,000万→20年後1億の目標へ!投資&金融リテラシー&米国生活など飾らない言葉で。お金で幸せになりましょう!

お金の運用は貯金ではなく米国株投資の2つの理由!
大統領選と米国株の影響度は?トランプ・バイデン政策比較!
米国株にオススメETF・投資信託!絶好調銘柄へ投資しよう!

米国株は需給・循環相場で中小株が強い!資金の流れを見極めよう!

f:id:stepping:20201218065605j:plain

米国株は特にラッセルが強かったです。!ダウ+0.49% ナス+0.84% SP500+0.57% ラッセル+1.3% もみ+4%となっています。完全に需給・循環相場になってきています。

 

あまりにも全ての指数が上向いてしまったので、恐ろしくもあります。ドル安・ビットコイン急上昇などで、紙幣価値が希薄化して相対的に株にも資金が入ってきています。FOMCを無事に通過して資産の買い入れ継続と金利維持もマーケットを後押ししてる気がします。

 

テスラが21日にS&P500に組入れがあるので、大型は動きが鈍いですが、その分個人は中小株の値動きが軽い銘柄に資金を入れてる状況も見えてきています。またワクチン承認になっても金利が上昇しないので、WFH銘柄にも資金が集まってました。

 

米国株投資家もみあげの「米国株は需給相場で中小株が強い!資金の流れを見極めよう!」をお楽しみください!

 

*投資判断はあくまで自己責任で 

 

 

各指数関係の動き

 各指数

・CRB指数+1.00%(163.86→165.49)

・大豆油指数+2.05%(39.02→39.85)

・原油価格48.06→48.64ドル/バレル

・ゴールド1863→1885(+1.19%)

・10年債0.925→0.935(+1.81%)1.0bp(1bp=0.01%)

・実質金利 2日前▲0.45→1日前▲0.43

→実質金利が相変わらず低い水準です。

*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。

・VIX指数▲1.57% (22.52)→▲2.53% (21.93)

・HYG▲0.13% →▲0.26% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒です。)

 

 今日はドル円が102円台に突入、ビットコインも8.5%となり、相対的に資金が循環して先物もほぼ全て上昇という形になっています。金利も少し上昇しています。

 

ただし気になるのが原油価格上昇ですが、エネルギー関係が弱いこと。これはHYGが2日連続マイナスと関係ありそうです。(エネルギー関係は投資不適格債が多い)

 

また明日はSQになるので、何かしらの先物価格が調整される可能性があります。これが全体に与える影響も気になるところです。

 


 

 SPY出来高

S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。

 

 

4日前の出来高

 10日平均 56,968,740 vs 1日 57,155,790

3日前の出来高

 10日平均 59,887,194 vs 1日 57,381,821

2日前の出来高

 10日平均 58,421,541 vs 1日 51,377,705

1日前の出来高

 10日平均 57,378,154 vs 1日 48,801,484

本日の出来高

 10日平均 58,627,505 vs 1日 61,850,472

 

SPYの出来高は一気に上昇しました。直近では最も高いです。引け間際は買いが優先になっています。機関投資家が資金を入れ出してる背景が見えます。テスラの上昇などは機関投資家の買いによる上昇だと思います。

 


QQQ出来高 

QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。

 

 

4日前の出来高

 10日平均 25,397,408 vs 1日26,556,489(VOO 2,382,943)

3日前の出来高

 10日平均 26,357,138 vs 1日27,167,299(VOO 2,530,154)

2日前の出来高

 10日平均 26,453,998 vs 1日 23,812,354(VOO 2,753,435)

1日前の出来高

 10日平均 26,268,780 vs 1日 23,686,391 (VOO 2,271,272)

本日の出来高

 10日平均 26,452,968 vs 1日 23,341,599(VOO 2,613,861)

 

QQQとVOOの出来高はほぼ変わらずです。となると個人は中小の個別銘柄、大口はS&P500系を買ってるという形になりそうです。

マーケット状況

セクター状況 

 

上昇セクター)

今日は金利は上昇しましたが、個人投資家からのローテーションにおけるWFH買いが目立っています。特に中小株が買われていました。大口はテスラを買い支えてる状況が見えてきます。ヘルスケアセクター派全体的に好調です。

 

 

下落セクター)

下落セクターとしてはエネルギーが弱いですね。原油価格が上昇してるのにも関わらず、相変わらずこの分野は歪みがあります。注意ですね。後はテスラが上昇してる分、GAFAMが今日は調子が良くないですね。

f:id:stepping:20201218063544p:plain

https://finviz.com/map.ashx?t=sec

 


主要銘柄の状況

 

AAPL: 10日平均94,436,354 vs 本日87,424,574 (1日前96,438,860 )

パフォ(本日+0.70% 1日前▲0.10% )

機関投資家比率 本日58% 1日前58%

→出来高は1日前より減少です。上昇はしましたが、テスラの組み入れを考慮するとやはりGAFAMは重いです。21日まではこの状況が続きそうですね。

 

AMZN:10日平均 3,394,608 vs 本日 3,435,289(1日前4,366,518)

(本日▲0.15% 1日前+2.4%)

機関投資家比率 本日57% 1日前57%

→出来高は1日前より20%近く下落しました。テスラと同じ組入れセクターなので、テスラが好調になると不調になりやすい気がします。とはいえ多少の下落なので、少し手堅くなってきたでしょうか。

 

TSLA: 10日平均 51,673,739 vs 本日54,787,410 (1日前41,251,720)

パフォ(本日+5.32% 1日前▲1.67%)

機関投資家比率  本日40% 1日前40%

→出来高は1日前よ30%近く上昇しました。正直テスラには大口と個人の両方の需給が集まってる気がします。更にS&Pのアップグレードまでありました。これは財務的な健全性も関わってるので追い風になります。

 

 

コロナ状況(深刻)

死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。

このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。


米国コロナ感染者数推移(1週間平均)

1週間の傾向なので簡単には傾向は変わらないと思います。1週間平均はどんどん増加しています。21.5万人です。

f:id:stepping:20201218041549p:plain

 


米国コロナ死者数推移

 

12月3日2804人増 vs 本日3656人増です。死者数は増加です。ワクチンの配布がスタートしました。本日は2週間対比で増加傾向です。

 

 

11月29日266,063人(前日対比1204人増)

11月30日266,873人(前日対比810人増)

12月1日268,045人(前日対比1172人増)

12月2日270,642人(前日対比2597人増)

12月3日273,446人(前日対比2804人増) 

12月4日276,325人(前日対比2879人増) 

12月5日278,932人(前日対比2607人増) 

12月6日281,186人(前日対比2254人増) 

12月7日282,299人(前日対比1113人増) 

12月8日283,703人(前日対比1404人増) 

12月9日286,249人(前日対比2546人増) 

12月10日289,373人(前日対比3124人増) 

12月11日292,141人(前日対比2768人増) 

12月12日295,450人(前日対比3309人増) 

12月13日297,818人(前日対比2368人増) 

12月14日299,168人(前日対比1350人増) 

12月15日300,479人(前日対比1311人増) 

12月16日303,773人(前日対比2294人増) 

12月17日307,429人(前日対比3656人増) 

 

1週間平均グラフ

f:id:stepping:20201218041722p:plain

https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA

 

 

まとめ 

では「米国株は需給相場で中小株が強い!資金の流れを見極めよう!」をまとめていきますね!

 

今日は一部でハイテクグロースやテスラなどが急上昇していました。指数は大きくは上昇していなものの、こういった銘柄への資金集中・循環・需給を読めるかどうかでパフォーマンスが大きく変わってしまう状況です。

 

とはいえ明日はSQがあります。18日には日本のメジャーSQにあたるクアドルプルウィッチング(株式指数先物取引、株式指数オプション取引、個別株オプション取引、ストックオプションの取引期限が重なる日)→原油価格とか調整があるかも?それでマーケットがどう変化するか注意です。

 

また来週の月曜日はテスラのS&P500の組入れ日です。需給が変化する可能性があるので、しっかり備えておきたいですね。微益の銘柄を利確しておくなど、ポジションを整えておくのも有りだと思います。

 

 

では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!

 

*投資判断はあくまで自己責任で

 Keep your fingers crossed!

 

↓応援ポチっとありがとうございます!↓

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

 

↓面白かったら是非ともシェア願います↓

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

<書籍出版>

ソーテック社さんから書籍が出版されています。米国株の基礎、今後の見通し、銘柄選定の方法など、自分がわかる限りの情報をばっちり記載していますので、ご興味がある方は是非どうぞ!


もみあげ流 米国株投資講座

 

<メルマガ創刊>

週刊で月曜日に配信です。「米国株のコツ」として週間展望や読者様からの質問コーナーを設けて、ブログとは違う自分自身の主観も含めていきたいと思います!1か月購読継続で1か月無料期間もあります。月間1100円です。

foomii.com

 【つみたてNISAに最適・投資信託も楽天ポイントで可能】

 

【FX・CFD・先物取引に便利なIG証券】*これらの商品はリスクも大きいので十分検討してから取り扱ってください。