米国株は小休止の一服です!ダウ-0.58% ナス+0.48% SP500-0.16% ラッセル-0.46% もみ+1.28%となっています。ダウもSP500も昨日最高値を達成したので、今日はお休みといった形で調整されています。
また本日はサンクスギビング前という事で出来高も非常に少なかったです。機関・大口は殆ど動いてないようにも思えます。その中でモメンタム銘柄・ハイテクグロース・EC関係などは大きく上昇していました。
米国株投資家もみあげの「米国株は祝日前で小休止!ハイテク・モメンタム銘柄が好調に!」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数+1.57%(159.79→160.39)
・大豆油指数+0.34%(37.98→37.85)
・原油価格44.90→45.74ドル/バレル
・ゴールド1807→1806(▲0.03%)
・10年債0.880→0.878(▲0.37%)▲0.2bp(1bp=0.01%)
・VIX指数▲4.15% (21.77)→▲2.22% (21.16)
・HYG+0.27%→▲0.05% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒です。)
先物関係は相変わらず堅調です。原油も上昇しています。金利はほぼ変わらず、VIXも少し楽観になりましたが大きく変わらずです。サンクスギビング前という事で動きも少ない状況になっていますね。
本日FOMCがありましたが、内容は特に変わらずですが、大切なQE(国債買い取り量)に関しては来月の経済指標を確認してからの調整といったニュアンスになっています。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
4日前の出来高
10日平均 81,583,943 vs 1日 53,088,543
3日前の出来高
10日平均 79,374,063 vs 1日 52,275,466
2日前の出来高
10日平均 78,917,955 vs 1日 53,663,212
1日前の出来高
10日平均 68,010,595 vs 1日 60,213,454
本日の出来高
10日平均 65,696,981 vs 1日 40,113,183
SPYの出来高は大幅減少です。サンクスギビング前という事で、全体的に出来高が低かったです。流石に機関投資家も今日は殆ど動かしてはいないと思います。
QQQ出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
4日前の出来高
10日平均 42,415,768 vs 1日21,275,926(VOO2,881,718)
3日前の出来高
10日平均 39,482,192 vs 1日24,364,705(VOO2,135,681)
2日前の出来高
10日平均 37,976,946 vs 1日25,266,065(VOO2,135,681)
1日前の出来高
10日平均 32,010,798 vs 1日23,690,825(VOO2,593,850)
本日の出来高
10日平均 27,559,989 vs 1日23,034,773(VOO2,239,873)
QQQの出来高はほぼ変わらず、VOOは昨日より減少です。個人は相変わらず指数関係よりも個別株に群がってるようなイメージは継続しています。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター
GAFAMを含めてハイテク関係は比較的好調です。CRMはSLACK買収で下落も、SLACKは20%近く上昇。そしてバイデン大統領のモメンタム銘柄PLTRは+37%です。要はモメンタムに沿った中小株は個人が買い支えてる為に絶好調が継続しています。
ハイテクグロース好調、EC関係もSQ(仮想通貨に関連)を筆頭に好調を継続、ワクチン銘柄のMRNAも10%上昇です。
下落セクター
ダウが30000ドルを超えた事による調整もあり、オールド関係は調整です。原油価格が上昇してるにも関わらずエネルギーセクターが不調なのは調整と考えればいいと思います。経済指標も各種出ていますが、そこまで大きな乖離は無かったと思います。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL: 10日平均92,866,111 vs 本日74,500,005 (1日前112,881,077)
パフォ(本日+0.75% 1日前+1.15%)
機関投資家比率 本日58% 1日前58%
→出来高は1日前より大幅減少です。とはいえオーダーフローは改善したといえそうです。出来高が少ないながらも資金が入ってきてるように見えます。
AMZN:10日平均 3,737,236 vs 本日 3,746,912(1日前3,565,420)
(本日+2.15% 1日前+0.63%)
機関投資家比率 本日57% 1日前57%
→出来高は1日前より上昇です。今日は全体的にEC関係が好調でした。サンクスギビングにおいて外出が厳しい米国の状況を表してるような形だと思います。
TSLA: 10日平均 42,249,558 vs 本日48,171,443 (1日前51,921,972 )
パフォ(本日+3.35% 1日前+6.52%)
機関投資家比率 本日40% 1日前40%
→出来高は昨日より少し減少ですが、相変わらずテスラは好調です。ショートも入ってたみたいですが、それを踏みあげてショートカバーが発生したことも関係してそうです。
コロナ状況(深刻)
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
米国コロナ感染者数推移(1週間平均)
新規感染者数推移が1週間平均の表示に変わりました。1週間の傾向なので簡単には傾向は変わらないと思います。1週間平均が現在は17.5万人です。
米国コロナ死者数推移
11月11日1432人増 vs 本日2224人増です。死者数は本日は2週間前より1000人程増加です。死者数の増加傾向は更に強くなっているように見えます。
11月7日236,099人(前日対比1162人増)
11月8日237,113人(前日対比1014人増)
11月9日237,572人(前日対比459人増)
11月10日238,251人(前日対比679人増)
11月11日239,683人(前日対比1432人増)
11月12日241,800人(前日対比2117人増)
11月13日242,430人(前日対比630人増)
11月14日244,345人(前日対比1915人増)
11月15日245,600人(前日対比1255人増)
11月16日246,214人(前日対比614人増)
11月17日247,220人(前日対比1006人増)
11月18日248,687人(前日対比1467人増)
11月19日250,537人(前日対比1850人増)
11月20日252,555人(前日対比2018人増)
11月21日254,413人(前日対比1858人増)
11月22日255,899人(前日対比1486人増)
11月23日256,782人(前日対比883人増)
11月24日257,701人(前日対比919人増)
11月25日259,925人(前日対比2224人増)
1週間平均グラフ
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株は祝日前で小休止!ハイテク・モメンタム銘柄が好調に!」をまとめていきますね!
今日は方向性はあまりなかったと言えると思います。サンクスギビング前の為に、出来高が少ないからですね。コロナ懸念もありますが少し調整といった側面の方が大きそうです。
また週末に英国でファイザーワクチンの承認可能性があります。ただマーケットは既にワクチン承認は織り込んでしまってるような気もするのでその辺の動きも注目ですね。
明日は米国マーケットはお休みです。明後日は米国時間のPM1時までの短縮オープンになっていますので、ご注意ください。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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