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米国株は全面高!元FRB議長イエレン氏が財務長官で好感か!?

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米国株は全面高へ!ダウ+1.12% ナス+0.22% SP500+0.56% ラッセル+1.85% もみ+0.85%となっています。今日は全指数が上昇となりました。特に景気の先行きを暗示するラッセル指数が大きく上昇していることは好材料です。

 

英国におけるファイザーワクチンが今週末に承認可能性もあり、マーケットは経済正常化を織り込んでるようにもみえますが、今日はそれよりもイエレンさんの指名が大きいと思います。

 

バイデンさんが大統領に確定していないという議論は抜きにして、バイデンさんは財務長官に元FRB議長のイエレンさんを指名しました。これはマーケットにとっては非常にポジティブなニュースです。

 

米国株投資家もみあげの「米国株は全面高!元FRB議長イエレン氏が財務長官で好感か!?」をお楽しみください!

 

*投資判断はあくまで自己責任で 

 

待望のイエレンさんが財務長官に!

 次期大統領ジョー・バイデン氏は、30年間政策決定の最前線で活躍してきた経済学者であるジャネット・イエレン元連邦準備制度理事会議長を次期財務長官に指名する予定。

www.wsj.com

 

・イエレン氏はFRBを率いた初の女性であり、財務省、中央銀行、ホワイトハウス経済顧問会議を率いた初の人物となる

・イエレン氏は、外務大臣や中央銀行家との幅広い関係を持ち、高く評価されており、バイデン政権が同盟国との関係を再構築しようとする中で重要

・イエレン氏はFRBでは、強い労働市場を促進するというFRBの任務に従来以上に注目するよう同僚に働きかけた。演説の中で彼女は,不均等な成長のコストと,女性の労働力への参加を促進するような政府の政策の利点に注意を促した

 

・2014年にQE2をソフトランディングで終了させた後にも株価を下げることなく堅調に推移させた実績。これはCasterT2さんからの情報ですが、現在の金利上昇が懸念される中で彼女なら株価のダメージを最小限に抑えることが可能では?というマーケットの期待もうかがえます。

 

 

 

各指数関係の動き

 各指数

・CRB指数+0.75%(156.16→157.33)

・大豆油指数▲0.00%(38.65→38.34)

米国大豆油 契約は2020年11月22日 に、 1月 2021 契約へ更新

・原油価格42.51→43.01ドル/バレル

・ゴールド1872→1839(▲1.67%)

・10年債0.847→0.854(+1.16%)+0.7bp(1bp=0.01%)

ワクチン期待もあり少し上昇です。英国においてファイザーワクチンが今週中に承認されるという報道ですね。

・VIX指数▲2.03% (22.65)→▲4.47% (22.62)

・HYG▲0.16%→+0.17% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒です。)

 

 

先物関係は原油が特に堅調です。これはサウジアラビアのテロにも関連してる気がします。中東情勢がきな臭くなってくると原油価格は上昇する傾向にあります。

 

ワクチン期待もありますが10年債はそこまで買われていません。金利の上昇もわずかです。今日のマーケットの上昇はラッセルがメインで、やはりイエレンさんが初の財務長官になる事を好感してと総括した方が良さそうです。 


 

 SPY出来高

S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。

 

 

4日前の出来高

 10日平均 89,939,102 vs 1日 60,057,773

3日前の出来高

 10日平均 87,220,783 vs 1日 59,713,569

2日前の出来高

 10日平均 81,583,943 vs 1日 53,088,543

1日前の出来高

 10日平均 79,374,063 vs 1日 52,275,466

本日の出来高

 10日平均 78,917,955 vs 1日 53,663,212

 

SPYの出来高は殆ど変わらずです。相変わらず方向性もなく出来高も低いです。SPYの出来高は完全にハイテク系の不調による出来高の少なさだと思います。月末リバランスも多少は関係してるかもしれません。

 


QQQ出来高 

QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。

 

 

4日前の出来高

 10日平均 49,357,695 vs 1日21,463,273 (VOO2,907,230)

3日前の出来高

 10日平均 47,181,627 vs 1日26,691,940 (VOO2,578,097)

2日前の出来高

 10日平均 42,415,768 vs 1日21,275,926(VOO2,881,718)

1日前の出来高

 10日平均 39,482,192 vs 1日24,364,705(VOO2,135,681)

本日の出来高

 10日平均 37,976,946 vs 1日25,266,065(VOO2,135,681)

 

QQQで出来高が少し増えています。VOOはほぼ変わらずです。指数系は本当に出来高が増えないです。個人も今は指数を買う位ならモメンタムに沿った銘柄を買い漁ってる感じだと思われます。

 

マーケット状況

セクター状況 

 

上昇セクター

 上昇セクターとしては、資本財・金融・エネルギーが中心に大きく上昇しています。EVは爆上げ、また巣籠ではない中小銘柄も大きく上昇しています。板が薄いために個人がモメンタムを考慮して買い漁って上昇する状況が作られていますね。

 

下落セクター

 GAFAMが不調といっていいでしょう。特にハイテク系とハイテクグロース系は弱かったです。但しローテーションも早いので、GAFAMは機関が入らないと厳しいですが、ハイテクグロース系は直ぐに切り返す可能性もありそうです。

 

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https://finviz.com/map.ashx?t=sec

 


主要銘柄の状況

 

AAPL: 10日平均97,936,628 vs 本日123,664,393 (1日前71,176,201)

パフォ(本日▲2.97% 1日前▲1.11%)

機関投資家比率 本日58% 1日前58%

→出来高は1日前より大きく上昇です。リバランスで売られたのとハイテク不安もありそうです。個人は押し目を拾ったという情報もあります。

 

AMZN:10日平均 4,284,274 vs 本日 4,628,387(1日前3,287,729)

(本日▲0.03% 1日前▲0.57%)

機関投資家比率 本日57% 1日前57%

→出来高は1日前より大きく上昇も売買のバランス的にはフラットです。やはりGAFAM系はオーダー状況が改善しません。

 

TSLA: 10日平均 38,370,403 vs 本日48,901,239 (1日前32,623,283)

パフォ(本日+6.51% 1日前▲1.93%)

機関投資家比率  本日40% 1日前40%

→出来高は1日前の1.5倍です。アナリストのアップグレードとモメンタム的にEVに資金が集まる事がテスラのこの好調さを象徴していると思います。

 

コロナ状況(深刻)

死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。

このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。


米国コロナ感染者数推移(1週間平均)

新規感染者数推移が1週間平均の表示に変わりました。1週間の傾向なので簡単には傾向は変わらないと思います。1週間平均が現在は17.3万人です。

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米国コロナ死者数推移

 

11月9日459人増 vs 本日883人増です。死者数は2週間前の倍になっています。死者数も更に深刻な状況になっています。

 

11月4日232,627人(前日対比1076人増)

11月5日233,729人(前日対比1102人増)

11月6日234,937人(前日対比1208人増)

11月7日236,099人(前日対比1162人増)

11月8日237,113人(前日対比1014人増)

11月9日237,572人(前日対比459人増)

11月10日238,251人(前日対比679人増)

11月11日239,683人(前日対比1432人増)

11月12日241,800人(前日対比2117人増)

11月13日242,430人(前日対比630人増)

11月14日244,345人(前日対比1915人増)

11月15日245,600人(前日対比1255人増)

11月16日246,214人(前日対比614人増)

11月17日247,220人(前日対比1006人増)

11月18日248,687人(前日対比1467人増)

11月19日250,537人(前日対比1850人増)

11月20日252,555人(前日対比2018人増)

11月21日254,413人(前日対比1858人増)

11月22日255,899人(前日対比1486人増)

11月23日256,782人(前日対比883人増)

 

1週間平均グラフ

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https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA

 

 

まとめ 

では「米国株は全面高!元FRB議長イエレン氏が財務長官で好感か!?」をまとめていきますね!

 

今日はバリューとかいうよりは、たんにモメンタム的にEVとかイエレンさん就任の経済正常化を意識して金融、更にエネルギーは中東不安の上昇による原油価格の上昇といった側面の方が強かった気がします。

 

そろそろバリューと一般的に言われる銘柄も割高になってきたようにも見えます。しかも現在機関投資家は資金を多くいれられていません。相変わらず方向性は不透明です。今週一杯はこういった物色相場が続く気がします。

 

例えばEVを持ってないと負け感を感じたとしても焦りは禁物です。個人が作り出すサイクルは上昇も早いですが、下落も早いです。その点を十分注意して投資を継続したいですね。

 

では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!

 

*投資判断はあくまで自己責任で

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