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米国株は小休止!注目の4つのトピック

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米国株は小休止!ダウ-0.56% ナス-0.21% SP500-0.48% ラッセル+0.37% もみ+0.85%となっています。今日はラッセルのみ上昇となりまました。ナスダックも一時プラスになったのですが最終的にはマイナスです。

 

テスラは12月21日にS&P500に組み込まれることが決定したことによって今日は大幅に上昇しています。様々な意見がありますが、テスラ事体に資金が集まりやすくなる事は間違いないので、ポジティブに考えて良さそうです。

 

今日はダウ上昇からの小休止の日ともいえますが、注目したい4つのトピックもご紹介しておきます。今後の方向性には重要な要素だと思うので、頭には入れておきたいですね。

 

米国株投資家もみあげの「米国株は小休止!注目の4つのトピック」をお楽しみください!

 

*投資判断はあくまで自己責任で 

 

注目トピック

1.米中関係:SECが中国企業に米国の監督下にある監査役の使用を求める計画

 

2.原油関係

OPEC+では、2021年の石油在庫の上昇を抑制するために石油削減の延長を検討

*1月の原油増産の延期を検討しているOPEC+。

*最大6ヶ月間の削減期間延長を検討

*OPEC+JMMCパネル会議は13時GMTで開始

 

3.ワクチン関係:

PFE(ファイザー)のワクチン発言。既にFDA申請承認への安全確認は終わってるのでいつでも申請できる準備がある。

 

4.FRB:

パウエル議長が改めて、コロナ状況下での経済のリスクを強調しています。この何か月かは厳しい状況が続く予測。そしてバランスシート正常化の議論は時期尚早と(要は金利が上がりにくくなる。)

 

ワクチンではポジティブなニュースがありますが、やはりコロナ状況の被害は深刻であるという警鐘。そして米中関係に関しては大統領が確定すればまた複雑な状況になってきそうな懸念もあります。これらが少しネガティブに働いてのダウの下落になりそうです。

 

各指数関係の動き

 各指数

・CRB指数+0.46%(153.82→154.52)

・大豆油指数+0.13%(37.45→37.48)

・原油価格41.57→41.63ドル/バレル

・ゴールド1887→1881(▲0.29%)

・10年債0.906→0.870(▲3.97%)▲3.6bp(1bp=0.01%)

10年債の利率は下落しています。

・VIX指数▲2.08% (22.60)→+1.11% (22.72)

・HYG+0.12% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒です。)

 

先物関係は悪くはないです。4つのトピックでも原油価格の上昇はOPECの現状を見ればこれ以上は上がりにくく、また10年債も足元のコロナ拡大を考えると長期金利は簡単に上がらない。バランスシートも縮小しないという事からも分かります。

 


 

 SPY出来高

S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。

 

 

4日前の出来高

 10日平均 103,977,391 vs 1日 77,206,338

3日前の出来高

 10日平均 105,933,182 vs 1日 53,927,429

2日前の出来高

 10日平均 96,840,743 vs 1日 62,117,253

1日前の出来高

 10日平均 91,091,818 vs 1日 66,730,103

本日の出来高

 10日平均 89,939,102 vs 1日 60,057,773

 

SPYの出来高は1日前から減少です。相変わらず指数系には大きな買いは入ってないです。後述するアップルなどの出来高を見てるとそれも仕方ない気がします。

 


QQQ出来高 

QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。

 

 

4日前の出来高

 10日平均 57,049,138 vs 1日 35,165,833(VOO2,752,929)

3日前の出来高

 10日平均 55,318,079 vs 1日 33,234,551 (VOO2,482,892)

2日前の出来高

 10日平均 54,445,131 vs 1日 24,559,170 (VOO1,977,558)

1日前の出来高

 10日平均 50,339,600 vs 1日28,174,625 (VOO2,980,324)

本日の出来高

 10日平均 49,357,695 vs 1日21,463,273 (VOO2,907,230)

 

QQQは出来高が25%近く下落。VOOはほぼ変わらずです。ナスダックは下落は低いのですが、やはりワクチンでの経済正常化も意識されてか積極的な買いも少ないと思います。

 

マーケット状況

セクター状況 

 

上昇セクター

 

上昇セクターとしてはミックスといった感じだと思います。ただ感じるのは中小株に資金がまた集まりやすくなってる感じはします。個人投資家の動きは相変わらず積極的で、PLTR +12%、WKHS+7.5% U+6.2% などがモメンタムによる個人の買い支えが強く上昇しています。特にPLTRはIPOしてから1か月半で株価は倍になっています。 

 

下落セクター

こちらもミックスといったところです。WMTとHDは決算は良かったのですが、最近決算後に多少決算がいい程度だと売られる傾向にあります。PFEはモデルナのワクチン影響が続いて下落です。薬局・処方箋分野はアマゾンのオンライン薬局の本格的な開始によって全体的に下落しています。(GDRXは20%近く下落)

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https://finviz.com/map.ashx?t=sec

 


主要銘柄の状況

 

AAPL: 10日平均116,776,086 vs 本日72,507,007 (1日前89,536,722)

パフォ(本日▲0.78% 1日前+0.87%)

機関投資家比率 本日59% 1日前59%

→出来高は1日前より減少です。どちらとも言えないオーダーフローで相変わらず資金が集まってない。資金の方向性を迷う機関・大口投資家の動きのように思えます。

 

AMZN:10日平均 5,226,429 vs 本日3,332,822(1日前3,732,363)

(本日+0.15% 1日前+0.08%)

機関投資家比率 本日64% 1日前64%

→出来高は1日前より減少です。処方箋のオンライン進出の件で上昇が期待されましたが、出来高も伸びずです。逆にその分野における他企業の下落が激しかったです。という事は極端に反応しすぎな可能性もありそうです。

 

 

TSLA: 10日平均 26,569,977 vs 本日60,812,972 (1日前18,520,778 )

パフォ(本日+8.21% 1日前▲0.10% )

機関投資家比率  本日41% 1日前41%

→出来高は1日前の3倍以上に伸びています。一気にテスラに注目があつまりました。S&P500に追加されることによって、デメリットもあるかもしれないですが、資金が集まるのはテスラにとってはポジティブに考えられそうです。

 

コロナ状況(深刻)

死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。

このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。


米国コロナ感染者数推移(1週間平均)

新規感染者数推移が1週間平均の表示に変わりました。1週間の傾向なので簡単には傾向は変わらないと思います。

 

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米国コロナ死者数推移

 

11月4日555人増 vs 本日1006人増です。死者数は2週間前を上回っています。相変わらず死者数の増加は継続しています。

 

10月31日229,708人(前日対比1040人増)

11月1日230,556人(前日対比848人増)

11月2日230,996人(前日対比440人増)

11月3日231,551人(前日対比555人増)

11月4日232,627人(前日対比1076人増)

11月5日233,729人(前日対比1102人増)

11月6日234,937人(前日対比1208人増)

11月7日236,099人(前日対比1162人増)

11月8日237,113人(前日対比1014人増)

11月9日237,572人(前日対比459人増)

11月10日238,251人(前日対比679人増)

11月11日239,683人(前日対比1432人増)

11月12日241,800人(前日対比2117人増)

11月13日242,430人(前日対比630人増)

11月14日244,345人(前日対比1915人増)

11月15日245,600人(前日対比1255人増)

11月16日246,214人(前日対比614人増)

11月17日247,220人(前日対比1006人増)

 

1週間平均グラフ

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https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA

 

 

まとめ 

では「米国株は小休止!注目の4つのトピック」をまとめていきますね!

 

ラッセル指数が上昇なので、急に下落するリスクなどは低い状況だとは思います。

 

今日は小休止といったところだと思います。銘柄毎の上下を見ていても方向性はあまりなく、決算後の判断で売買されたり、割安と思われる銘柄に少し資金を入れたりといった形です。

 

ただ個人投資家がマーケットを支えてる側面も非常にみえていて、モメンタム的にトレンド銘柄が上昇しやすい環境にあるのは間違いないですね。とはいえ崩れる時もその手は一瞬だと思うので、注意してください。

 

では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!

 

*投資判断はあくまで自己責任で

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