米国株はナスダック上昇！ダウ-0.8% ナス+0.64% SP500-0.3% ラッセル-0.9% 自分+1.45%となっています。金利低下・コロナ状況でナスダックが優位な状況になっています。
選挙結果がわかるまでは現状を継続していきそうな状況です。ただwithコロナは間違いなく意識されてきているので、上昇するとしてもハイテク関係が先導していく可能性が高くなってきました。マイクロソフトの決算はEPS・売上とも予想を上回っています。
後は29日のアップル・アマゾン次第と言ったところでしょうか。
米国株投資家もみあげの「米国株はナスダック上昇！金利低下・withコロナで優位！？」をお楽しみください！
＊投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数が+0.88％(149.39→150.71)
・大豆油指数が▲1.16％(34.44→34.06)
・原油価格38.55→39.45ドル/バレル
・ゴールド1902→1907(+0.27%)
・10年債0.801→0.776(▲3.1%)▲2.5bp
・VIX指数+17.82% （32.46）→+2.74% （33.77）
先物はとりあえず切り返しています。ただリスクオフに働いていて、10年債が買われている状況です。それによって金利が下落してナスダック有利な状況になりました。
VIXが高止まりしているのは、S&P500が売られている事と、またオプションが増加してる事も考えられそうです。特にプットが増えてると思われます。（リスクヘッジ）
ビットコインも5％程上昇しています。現在の状況において資金の逃げ場として人気になってる背景も想像できます。
プットコールレシオを見ると明らかにプットが多くなっているのが見えます。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
4日前の出来高
10日平均 65,171,050 vs 1日62,336,709
3日前の出来高
10日平均 65,828,588 vs 1日53,622,811
2日前の出来高
10日平均 66,844,269 vs 1日48,491,060
1日前の出来高
10日平均 65,805,802 vs 1日85,606,203
本日の出来高
10日平均 66,914,249 vs 1日64,221,443
SPYの出来高は1日前より減少しています。但しオールドエコノミーは不調なのでS&P500は売りがメインです。VIXが高いままの原因の1つになっていると思います。
QQQ出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
4日前の出来高
10日平均 41,601,300 vs 1日 28,303,807（VOO2,577,281）
3日前の出来高
10日平均 41,777,948 vs 1日 31,282,158（VOO2,349,634）
2日前の出来高
10日平均 42,453,235 vs 1日 24,504,023（VOO1,425,895）
1日前の出来高
10日平均 41,898,975 vs 1日 37,537,377（VOO3,310,409）
本日の出来高
10日平均 37,804,019 vs 1日 29,734,646（VOO2,145,406）
QQQの出来高は減少です。VOOも出来高は30％以上減少です。QQQは多少は買われたみたいですが、VOOはかなり売られてしまって、そろそろ売りポジションも無くなってそうなイメージもあります。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター
今日はハイテクの日でした。金利下落とwithコロナ意識からだと思います。また中小でハイテクグロース関係も上昇力がありました。【NIO】【U】【EXPI】など7％以上上昇してる銘柄もあります。
最近注目としてはヘルスケアの検査機関係ですね。ワクチン完成がまだ時間がかかると見られていて、コロナ検査機関係に資金が集中してるようにも見えます。
下落セクター
下落セクターはオールドエコノミー関係です。金利下落で金融が最もダメージを受けています。資本財・エネルギー関係も経済が正常状態に戻る事はまだ遠いという懸念から売られています。
クリーンエネルギー関係も選挙リスクで大きく下落していました。
主要銘柄の状況
AAPL： 10日平均127,276,609 vs 本日91,387,244(1日前109,446,497）
パフォ（本日+1.35% 1日前+0.01% ）
機関投資家比率 本日60% 1日前60%
→出来高は1日前より少し減少しています。とはいえ現状においてはオーダーとして堅調にアップルに買いが入ってたと思います。(10月29日決算)
TSLA： 10日平均 35,322,122 vs 本日22,534,004(1日前28,062,028)
パフォ（本日+1.05％ 1日前▲0.08％）
機関投資家比率 本日44% 1日前44%
→出来高は1日前より下落です。すっかりテスラは落ち着いてきました。底固めともみれますし、ちょっと前の過熱感は完全になくなって、腰を据えた投資家が買い支えてる感じがします。
AMZN：10日平均 5,117,730 vs 本日4,234,936 (1日前5,836,897 )
（本日+2.47％ 1日前+0.08％ ）
機関投資家比率 本日58% 1日前58%
→出来高は下落していますが、買いオーダーが非常に多かったと思います。withコロナ状況においてEC関係は非常に強かったので、それが意識された投資家の動きといえそうです。（10月29日）
コロナ状況（大ネガティブ）
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
米国コロナ感染者数推移
感染者数推移が遂に7月の過去最高を昨日は更新してしまいました。昨日上昇すると記載しましたが、やはり上昇しましたせめて3日前の最高値まで上昇しない事を願っています。
米国コロナ死者数推移
10月13日314人増 vs 本日505人増です。死者数が今の時点で増加傾向になると、時間と共にどんどん増加するリスクがあります。なんとか増加傾向が小康状態が続いて欲しい所です。
10月8日211,801人（前日対比892人増）
10月9日212,773人（前日対比972人増）
10月10日214,377人（前日対比1014人増）
10月11日213,787人（前日対比590人増）
10月12日214,771人（前日対比394人増）
10月13日215,085人（前日対比314人増）
10月14日215,902人（前日対比817人増）
10月15日216,872人（前日対比970人増）
10月16日217,700人（前日対比828人増）
10月17日218,599人（前日対比899人増）
10月18日219,289人（前日対比690人増）
10月19日219,674人（前日対比385人増）
10月20日220,133人（前日対比459人増）
10月21日221,066人（前日対比933人増）
10月22日222,201人（前日対比1,155人増）
10月23日223,042人（前日対比841人増）
10月24日223,995人（前日対比953人増）
10月25日224,899人（前日対比904人増）
10月26日225,230人（前日対比331人増）
10月27日225,735人（前日対比505人増）
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株はナスダック上昇！金利低下・withコロナで優位！？」をまとめていきますね！
今日は非常に分かりやすい状況でした。ナスダックが強くなるのは仕方がないですね。今後のアップル・アマゾンの決算次第ですが、大統領選挙が混迷を深める程ハイテクに資金が集まる可能性があります。
ただ一点気になるのが今日またドル安が進んでいます。米国からの資金流出に繋がる可能性があるので、明日全面安になってもおかしくないです。
先行きが不透明すぎるので、短期的な動きに感情を動かされすぎず、淡々と投資を継続していきたいところです。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って！
＊投資判断はあくまで自己責任で
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