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米国株長期投資実録(個別株&ETF)。米国駐在員。2018年9月資産1400万→10年後5,000万→20年後1億の目標へ!投資&金融リテラシー&米国生活など飾らない言葉で。お金で幸せになりましょう!

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米国株は不安定の5ポイント!米国経済の不安から資金抜け!?

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米国株は力なく下落!ダウ-0.35% ナス-0.28% SP500-0.22% ラッセル-0.86% 自分-2.49%となっています。総括するととにかく追加経済政策をいつまでもグダグダやってしまってる不安感からこの状況が生まれてる気がします。

 

最近はオープン時は好調で引けにかけてマイナスになる展開が多いです。これも追加経済政策の方向が決まらない事・大統領選挙が混迷・コロナ状況悪化も要因だと思います。そんな中で今日注目したいポイントは5点あります。

 

 

ドル安・ビットコイン高・貴金属上昇→米国経済の不安定さを警戒して資金移動か?

10年債売られて金利上昇→経済の先行きが良好よりは米国債から資金移動か?

値動きが少ない割にS&P500の出来高が高い(VIX下落理由か?)

クリーンエネルギー大幅下落→選挙状況を見るとトランプ有利に見える

金利上昇でハイグロ下落→というよりはバリュエーション割高銘柄の調整 

 

上記5点が非常に気になる点です。時間外ではテスラが好決算で上昇しています。恐らく今日は様々な調整があった日だと思います。明日の様子を見て見ないとはっきりしないですが、機関投資家が方向性を調整した日だった気もしています。

 

米国株投資家もみあげの「米国株は不安定!米国経済の先行き不安から資金が抜けてる!?」をお楽しみください!

 

*投資判断はあくまで自己責任で 

各指数関係の動き

 各指数

・CRB指数が▲1.29%(152.33→151.04)

・大豆油指数が▲0.33%(33.42→33.20)

・原油価格41.51→39.99ドル/バレル

・ゴールド1910→1924(+0.90%)

・10年債0.794→0.823(+4.7%)+2.9bp

・VIX指数+1.37% (29.56)→▲2.39% (28.65)

 

今日は先物関係は下落していますが、貴金属は上昇、更にビットコインは大きく上昇しています。10年債は売られて金利上昇、VIXが上昇したのは今日は指数買いが多かったとなりそうです。個別銘柄は非常に不安定なので指数関係が買われた可能性が高いかと。

 

また銅が上昇で原油が下落ですが、銅は中国関係が経済が好調(他の貴金属も)、逆に原油価格の下落などは米国の経済不安が影響してるとも言えそうです。あくまでこちらの見方は一例なのでご了承ください。

 

 


 

 SPY出来高

S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。

 

 

4日前の出来高

 10日平均 68,734,532 vs 1日57,578,759

3日前の出来高

 10日平均 65,900,424 vs 1日67,807,626

2日前の出来高

 10日平均 65,907,499 vs 1日59,078,629

1日前の出来高

 10日平均 68,178,750 vs 1日54,507,486

本日の出来高

 10日平均 65,171,050 vs 1日62,336,709

 

SPYの出来高は1日前より上昇です。この方向性がわからない状況で資金も余ってる機関投資家は指数関係に資金を入れてると想像できます。VIXが下落してるので、指数にシンプルに資金を入れてる可能性がありそうです。

 


QQQ出来高 

QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。

 

4日前の出来高

 10日平均 46,738,244 vs 1日 41,302,031(VOO2,457,113)

3日前の出来高

 10日平均 45,987,639 vs 1日 37,648,795(VOO1,657,335)

2日前の出来高

 10日平均 42,494,971 vs 1日 34,935,942(VOO2,157,521)

1日前の出来高

 10日平均 43,352,188 vs 1日 31,755,996(VOO3,041,761)

本日の出来高

 10日平均 41,601,300 vs 1日 28,303,807(VOO2,577,281)

 

QQQの出来高は減少です。VOOは相変わらず出来高は堅調です。QQQはハイテクの割高感を警戒されてる節がありそうです。VOOの方が今の現状は投資しやすい環境にあると言えそうです。

選挙状況

 まだはっきりとは分からないですが、現在の選挙状況を考慮してると今度はトランプ大統領優勢である事をマーケットが織り込みだしてる可能性があります。

 

というのが下の表が今回の選挙で注目されるスイングステートです。このステートによって選挙結果が決まると言われてます。

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https://www.realclearpolitics.com/epolls/2020/president/2020_elections_electoral_college_map.html

現在の状況を単純に見てみると4年前にクリントン候補がリードしてたポイントよりもバイデン候補がリードを獲得してない州が非常に多く、その状況だとトランプ大統領がほとんどの州を獲得することになります。唯一バイデンさんが勝てそうなのがニューハンプシャーとネバダ位です。

 

もちろんこれは単純に比較しただけなので、何も確証はないですが、今日のクリーンエネルギー・中小株の下落がただの調整じゃない場合(明日も下落が継続する場合)はトランプ大統領が有利だとマーケットが織り込みだしてる可能性があるので要注意です。

 

マーケット状況

セクター状況 

 

上昇セクター

 

上昇はまちまちですが、中小株よりも今日は大型株の方が好調です。といってもかなり一部に偏っています。【SNAP】の決算好調でFB・グーグルが大きく上昇。PYPLが中小企業対象の決済サービス+ビットコイン採用によって大きく上昇が注目点です。

 

 

下落セクター

下落セクターは何故か金利が上昇したのに金融関係(よって今日の10年債の売りはポジティブではなく寧ろ米国から資金が逃げたと考えられる。)、原油価格下落でエネルギー、資本財も弱かったです。要は経済回復を期待してるという割にはその恩恵を受けそうなセクターが下落しています。余計に米国から資金が逃げたと考えれる気がします。

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主要銘柄の状況

 

AAPL: 10日平均140,746,862 vs 本日89,046,112(1日前123,744,628)

パフォ(本日▲0.54% 1日前+1.32%)

機関投資家比率 本日60% 1日前60%

→出来高は1日前より大幅減少です。25%程減少しています。現状決算が来るまでは投資家が動けてない状況がよくわかります。(10月29日決算)

 

TSLA: 10日平均 37,016,704 vs 本日29,463,608(1日前31,273,870)

パフォ(本日+0.17% 1日前▲2.06%)

機関投資家比率  本日44% 1日前44%

→出来高は昨日より減少です。相当警戒されてましたね。決算はコンセンサス予想を上回って、時間外で2.5%程上昇しました。

 

 

AMZN:10日平均 5,376,034 vs 本日4,426,965 (1日前4,415,261 )

(本日▲1.00% 1日前+0.31% )

機関投資家比率 本日58% 1日前58%

→出来高は1日前とほぼかわりません。とはいえ直近アマゾンは不調になっています。こちらも継続して決算までは様子見ですね。(10月29日)

 

コロナ状況(ネガティブ)

死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。

このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。


米国コロナ感染者数推移

今日は感染者は減少しました。これが続くと非常にいいのですが、、

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NYタイムズがコロナ状況をマップ化してくれています。7月時点と10月時点を比較すると明らかに感染者数が増加してしまっているのが分かります。

 

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U.S. Virus Cases Climb Toward a Third Peak - The New York Times

 

 


米国コロナ死者数推移

 

10月7日717人増 vs 本日933人増です。感染者数は今日は減少しましたが、死者数は大きく増加しています。ただ2週間前の4日間は非常に死者数が大きかったので、4日間ここから状況を見て判断する必要がありそうです。

 

10月4日209,394人(前日対比678人増)

10月5日209,794人(前日対比400人増)

10月6日210,192人(前日対比398人増)

10月7日210,909人(前日対比717人増)

10月8日211,801人(前日対比892人増)

10月9日212,773人(前日対比972人増)

10月10日214,377人(前日対比1014人増)

10月11日213,787人(前日対比590人増)

10月12日214,771人(前日対比394人増)

10月13日215,085人(前日対比314人増)

10月14日215,902人(前日対比817人増)

10月15日216,872人(前日対比970人増)

10月16日217,700人(前日対比828人増)

10月17日218,599人(前日対比899人増)

10月18日219,289人(前日対比690人増)

10月19日219,674人(前日対比385人増)

10月20日220,133人(前日対比459人増)

10月21日221,066人(前日対比933人増)

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https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA

 

 

まとめ 

では「米国株は不安定!米国経済の先行き不安から資金が抜けてる!?」をまとめていきますね!

 

 

もう1度今日の注目ポイントをおさらいしておきます。

ドル安・ビットコイン高・貴金属上昇→米国経済の不安定さを警戒して資金移動(恐らくこの線が強い)

10年債売られて金利上昇→経済の先行きが良好よりは米国債から資金移動か?(恐らくこの線が強い)

値動きが少ない割にS&P500の出来高が高い(指数買いした方がリスク少ない)

クリーンエネルギー大幅下落→選挙状況を見るとトランプ有利に見える(これは明日次第)

金利上昇でハイグロ下落→というよりはバリュエーション割高銘柄の調整 (これは多分間違いない)

 

こちらは恐らく直ぐには回答でないですし、明日上記5ポイントの答え合わせをしてみないと何とも言えないと思います。ただドル・米国株・米国債から資金が他に移動してる傾向だったと今日はいえそうです。

 

マーケットにとってポジティブ材料はテスラが好決算だったことになりそうです。

 

これによってマーケットの雰囲気が変わるかも注目ですね。後はハイテクグロースだけでなく、バリュエーションが割高と思われる銘柄は気を付けてください。決算次第では叩き落されそうです。

 

では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!

 

*投資判断はあくまで自己責任で

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