米国株は需給相場！ダウ+0.39% ナス-0.36% SP500+0.01% ラッセル-0.31% 自分-0.58%となっています。今日は積極的な動きは無かったと思います。機関投資家はセクターローテーションさせていたようです。
オープン前はPFE+BNTXのワクチン期待で上昇し始めたのですが、その後需給悪化とみられる現象もあって最終的にはダウだけプラスと言った状況でした。積極的に買う材料もない状況です。
米国株投資家もみあげの「米国株は需給相場！決算前もあって受け身のマーケット」をお楽しみください！
＊投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数が▲0.26％(151.74→151.48)
・大豆油指数が▲0.48％(33.14→33.01)
・原油価格41.03→40.75ドル/バレル
・ゴールド1907→1899(▲0.46%)
・10年債0.732→0.746(+1.14%)+1.4bp
・VIX指数+2.16% （26.97）→+1.63% （27.41）
ここに表示していないビットコインが2%程下落しています。短期の需給悪化が怒ったとも見えます。10年債は売られて金利上昇となるとナスダック関係は弱くなるといった流れでした。
特別警戒しなければいけない指標は見えないですが、ただ完全に需給相場になっているので、需給次第でマーケット状況が容易に悪化する状況です。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
4日前の出来高
10日平均 69,593,987 vs 1日73,765,068
3日前の出来高
10日平均 71,174,379 vs 1日67,840,128
2日前の出来高
10日平均 73,346,771 vs 1日50,672,404
1日前の出来高
10日平均 68,734,532 vs 1日57,578,759
本日の出来高
10日平均 65,900,424 vs 1日67,807,626
SPYの出来高は昨日より上昇しています。恐らく売買が頻繁に行われたと思います。昨日からセクターローテーションが発生してるので、機関投資家は循環物色している状況がみてとれます。
QQQ出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
4日前の出来高
10日平均 42,158,853 vs 1日 78,173,004（VOO2,172,503）
3日前の出来高
10日平均 44,252,091 vs 1日 56,352,084（VOO2,219,928）
2日前の出来高
10日平均 47,958,202 vs 1日 35,997,485（VOO1,894,511）
1日前の出来高
10日平均 46,738,244 vs 1日 41,302,031（VOO2,457,113）
本日の出来高
10日平均 45,987,639 vs 1日 37,648,795（VOO1,657,335）
QQQの出来高も減少です。VOOもです。個人投資家はあまり動いてないと思います。ハイテクグロースは売られていましたが、ハイテク系も減少はしていますが、積極的に投げ打ったりはなさそうです。落ち着いた相場だったと思います。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター
ヘルスケア・資本財・公益が好調でした。ただ住宅販売系などは上昇していません。また【PFE】は11月第三週に安全性データの提供を見込むと発表があり、上昇しています。【BNTX】も4%近く上昇しています。
ボーイングはシアトル・エリアのジェットライナーヘッドクォーターズの売却を検討 で上昇してダウ上昇に貢献しています。
下落セクター
アップル・アマゾンなどハイテク大手は不調です。またエネルギー関連も下落ですね。ハイテクグロースも昨日暴落した【FSLY】に引きずられるように一部銘柄を除いて本日は不調でした。
主要銘柄の状況
AAPL： 10日平均145,946,579 vs 本日112,442,447(1日前104,549,172）
パフォ（本日▲1.4% 1日前▲0.4%）
機関投資家比率 本日60% 1日前60%
→出来高は昨日よりも上昇です。売買の状況としてはどっちつかずといったように見えます。方向性がわからない+決算前なので慎重に動いてるように見えます。（10月29日決算）
TSLA： 10日平均 43,474,610 vs 本日31,999,065(1日前33,791,038)
パフォ（本日▲2.02％ 1日前▲2.69％）
機関投資家比率 本日44% 1日前44%
→出来高は昨日より下落です。テスラも決算前の為にこちらも様子見ですね。（10月21日決算）
AMZN：10日平均 5,202,797 vs 本日6,211,565 (1日前5,170,672)
（本日▲2.42％ 1日前▲0.75％）
機関投資家比率 本日58% 1日前58%
→出来高は1日前より上昇です。理由としては今年のプライムデーが去年ほどではないというヘッドラインが出たからです。出来高も上昇して売られました。但しこちらも決算までは様子見状態です。（10月29日）
コロナ状況（ネガティブ）
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
米国コロナ感染者数推移
今日は感染者増加数は増加しました。
NYタイムズがコロナ状況をマップ化してくれています。7月時点と10月時点を比較すると明らかに感染者数が増加してしまっているのが分かります。米国も本格的にリスク上昇です。
U.S. Virus Cases Climb Toward a Third Peak - The New York Times
米国コロナ死者数推移
10月2日880人増 vs 本日828人増です。今日は死者数の推移には変動がありませんでした。感染者数は増加していますが、死者数が多少減少しているのがせめてもの救いです。
9月26日203,774人（前日対比964人増）
9月27日204,497人（前日対比723人増）
9月28日204,756人（前日対比259人増）
9月29日205,070人（前日対比314人増）
9月30日205,998人（前日対比928人増）
10月1日206,928人（前日対比930人増）
10月2日207,808人（前日対比880人増）
10月3日208,716人（前日対比908人増）
10月4日209,394人（前日対比678人増）
10月5日209,794人（前日対比400人増）
10月6日210,192人（前日対比398人増）
10月7日210,909人（前日対比717人増）
10月8日211,801人（前日対比892人増）
10月9日212,773人（前日対比972人増）
10月10日214,377人（前日対比1014人増）
10月11日213,787人（前日対比590人増）
10月12日214,771人（前日対比394人増）
10月13日215,085人（前日対比314人増）
10月14日215,902人（前日対比817人増）
10月15日216,872人（前日対比970人増）
10月16日217,700人（前日対比828人増）
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株は需給相場！決算前もあって受け身のマーケット」をまとめていきますね！
今日は動きが少ないマーケットでした。出来高というよりは投資家の熱が感じられません。状況的にはどっちに動くかわからないし、更にコロナ状況も悪化しつつある中で方向性を決めかねてる状況だと思います。
大型ハイテク銘柄の決算も来週から始まってきます。様子見になってしまうのは仕方ないですね。今週も大変だったとは思いますが、週末はゆっくりしましょう！
来週の展望はまた別記事でアップします。本当にお疲れ様でした。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って！
＊投資判断はあくまで自己責任で
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