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米国株は上昇からの急落!トランプ砲で追加経済政策は停止か!?

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米国株は上昇からの急落!ダウ-1.34% ナス-1.57% SP500-1.40% ラッセル-0.3% 自分-2.1%となっています。トランプ大統領の一言でおよそダウは600ポイント、1.5%程一気に急落しました。

 

マーケットは緩やかに上昇していたのですが、トランプ大統領の一言で急落しました。要は民主党代表のペロシさんが2.4兆ドルを要求してきて不誠実だから選挙終了まで交渉を停止すると言った内容です。

 

久しぶりにトランプ砲がマーケットに直撃した形になります。流石にこの発言は追加経済政策期待をしてるマーケットを不安にさせるには十分だったと思います。

 

ではトランプ砲の中身を含めて今日の米国株マーケットを纏めていきたいと思います!

 

米国株投資家もみあげの「米国株は上昇からの急落!トランプ砲で追加経済政策は停止か!?」をお楽しみください!

 

*投資判断はあくまで自己責任で 

各指数関係の動き

 各指数

・CRB指数が+1.45%(147.37→149.51)

・大豆油指数が+1.5%(32.58→33.05)

・原油価格39.37→39.98ドル/バレル

・ゴールド1913→1882(+0.53%)

ゴールドは一時1920まで上昇しましたが、追加経済政策期待がしぼんで通貨価値の低下が遅くなると考えられたのか下落です。

・10年債0.777→0.735(▲5.54%)▲4.2bp

→一時0.79まで金利上昇も、トランプ砲でリスクオフになり金利も低下しています。

・VIX指数+1.19% (27.96)→+5.44% (29.48)

→VIXは一時26まで下がったのですが、トランプ砲で30近くまで逆戻りしました。

 

先物を見ていると実はリスクオンだったんですよね。金利がこのところ上昇してるのがきになります。ただトランプ砲でVIXを先導に一気にリスクオフになってしまいました。極端にマーケットのセンチメンタルが悪くなったので、これでまたどちらに転ぶかわからなくなってしまいました。

 

 


 

 SPY出来高

S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。

 

4日前の出来高

 10日平均 79,965,468 vs 1日90,765,755

3日前の出来高

 10日平均 82,152,456 vs 1日85,535,742

2日前の出来高

 10日平均 81,869,997 vs 1日87,921,241

1日前の出来高

 10日平均 80,225,314 vs 1日45,061,359

本日の出来高

 10日平均 74,851,541 vs 1日88,520,858

 

SPYの出来高は急上昇です。トランプ砲で一気に売りが優勢になって昨日の出来高の約2倍にもなってしまっています。全面的に売られた展開なのが良くわかります。

 


QQQ出来高 

QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。

 

 

4日前の出来高

 10日平均 56,888,360 vs 1日 49,616,157(VOO4,408,453)

3日前の出来高

 10日平均 57,582,878 vs 1日 50,926,612(VOO2,988,416)

2日前の出来高

 10日平均 54,427,816 vs 1日 74,608,541(VOO3,103,444)

1日前の出来高

 10日平均 53,352,443 vs 1日 27,620,947(VOO2,352,489)

本日の出来高

 10日平均 50,454,044 vs 1日 48,727,705(VOO3,364,101)

 

QQQの出来高も急上昇です。VOOは1.5倍程度です。アップル・アマゾンが大きく売られたのでその影響を受けている状況です。大口も個人も投げ売った状況だっと見ていいと思います。

 

トランプ砲直撃!

 トランプ大統領が下記内容のツイートを米国時間の14時位に発言しました。このツイートを受けて株価が急落しています。

 内容としては

・民主党ペロシが2.4兆ドルの追加経済政策提案をしてきた。(2.2兆ドルに歩み寄ってたのに)→共和党は1.6兆ドル

・民主党は経営・治安が悪い州に対してお金をばら撒こうとしてる不誠実だ!

→よって追加経済政策の交渉は選挙後まで停止を指示

 

・最高裁判事を決める事を優先する。そちらの方が米国には大事(共和党寄りの判事を送り込んで共和党に有利にするため)

 

ペロシさんはこの発言に対して、

「トランプ大統領は国家よりも自分自身を優先」
「コロナウィルスを潰す気がない(皮肉)」

 

こういった一部始終があり、追加経済政策が選挙後まで決まらないリスクが高まってしまいました。

 

FEDのパウエル議長は「経済回復は期待以上、但し回復が鈍化してる傾向があって財政支援が急務だ」と言った内容を発言したんですけどね。。。(金利上昇にはふれていません。)

 

マーケット状況

セクター状況 

 

上昇セクター

トランプ砲によってほぼ全セクターが下落しました。上昇したのはワクチン銘柄達、BNTX・EBSなどです。ワクチン完成期待ですね。公益は今日は手堅く上昇できました。

 

下落セクター

下落セクターはほぼ全部なのですが、GAFAMが特にマイナス、ボーイングなども財政支援が無いと厳しいので7%下落。追加経済政策期待がしぼんだ影響が出てしまっています。

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主要銘柄の状況

 

AAPL: 10日平均 139,898,321 vs 1日158,684,656(本日▲2.87% 昨日+3.08%)

→出来高は急増しました。トランプ砲まではプラスに行きそうな動きもあったのですが、トランプ砲で一気にアップルは売られていますね。但し10月13日にiPhone12の発表を控えています。

appleinsider.com

 

TSLA: 10日平均 65,352,529 vs 1日48,104,026 (本日▲2.76% 昨日+2.55%)

→昨日より出来高は少しだけ増えましたが、大きく売られてはいません。最近のテスラの動きを見てると本当に過熱感が無くなっています。10月20日に決算発表を控えています。

 

AMZN:10日平均 4,973,009 vs 1日4,989,401 (本日▲3.12% 昨日+2.37%)

出来高は30%近く増加です。EC系は追加経済政策の給付金ばら撒きによる売上増加も期待されていたと思うので、今日の追加経済政策期待がしぼむ発言は結構ダメージが大きいと思います。


 

コロナ状況(ニュートラル)

死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。

このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。


米国コロナ感染者数推移

NYの感染者数増加が7月以降最大の700人になったという事です。ホワイトハウスはクラスター状態ですが、米国全体としてもコロナ感染に関して再度警戒しなければいけない状況になってるかもしれません。 

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米国コロナ死者数推移

 

 

9月22日372人増 vs 本日398人増です。本日は死者数が微増です。まだまだ抜け出せれてないですね。新規感染者数も下げ止まってしまったようにも見えるので、相変わらず油断できない状況です。

 

 

9月18日197,633人(前日対比831人増)

9月19日198,589人(前日対比956人増)

9月20日199,258人(前日対比669人増)

9月21日199,509人(前日対比251人増)

9月22日199,881人(前日対比372人増)

9月23日200,807人(前日対比926人増)

9月24日201,909人(前日対比1102人増)

9月25日202,810人(前日対比901人増)

9月26日203,774人(前日対比964人増)

9月27日204,497人(前日対比723人増)

9月28日204,756人(前日対比259人増)

9月29日205,070人(前日対比314人増)

9月30日205,998人(前日対比928人増)

10月1日206,928人(前日対比930人増)

10月2日207,808人(前日対比880人増)

10月3日208,716人(前日対比908人増)

10月4日209,394人(前日対比678人増)

10月5日209,794人(前日対比400人増)

10月6日210,192人(前日対比398人増)

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https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA

 

 

まとめ 

では「米国株は上昇からの急落!トランプ砲で追加経済政策は停止か!?」をまとめていきますね!

 

 

トランプ砲が久しぶりに直撃したわけですが、追加経済政策の先行きがまた不透明になってきました。(元々そんなにすんなりいくはずがない)問題は今日は恐らくマーケットはそろそろ上昇目線でもいいんじゃないかとなってた日な気がするんです。

 

それに対して強烈な冷や水をぶっかけられてしまったので、マーケットのセンチメンタルがこれで冷えてしまってないかですね。よってまた明日も再び不安定になる可能性があります。

 

10月7日は副大統領候補によるTV討論会が予定されています。この討論会の結果によってもまた大統領選挙の支持率が大きく変動する可能性があるので、要注目です。

 

9月に続いて10月も相変わらず毎日状況が変動する日々が続きますが、強い握力とメンタルを持って投資を継続していきたいですね。(休むも投資ですので無理はしないで) 

 

では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!

 

*投資判断はあくまで自己責任で

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