米国株は政策期待で上昇!ダウ+0.13% ナス+1.42% SP500+0.53% ラッセル+1.56% 自分+2.72%となっています。終わってみればダウが調子が悪いですが、ほぼ全面高となっています。
但し相変わらず不安定なマーケットです。とにかく追加経済政策にマーケットが非常に期待していて、相変わらず進捗状況で上下を繰り返してます。リスクも大きいです。
現在は共和党は1.6兆ドルvs民主党は2.2兆ドルです。金額的には合意されそうなところまで来ているのですが、細部においてお互いのキーポイントで揉めてる感じがあります。(共和党は多分航空系、民主党はコロナでの医療関係への財政支援や州への支援だと思われる。)
未だに交渉継続という事です。では本日の振り返りです。
米国株投資家もみあげの「米国株は政策期待で上昇!追加政策は交渉継続も一進一退」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数が▲1.65%(148.51→146.06)
・大豆油指数が▲2.08%(33.16→32.44)
・原油価格39.88→38.66ドル/バレル
・ゴールド1886→1905(+1.05%)
一旦1884まで戻しましたが、10年債の金利低下でゴールドは上昇しました。
・10年債0.686→0.679(▲0.96%)▲0.07bp
→金利は一時0.717まで上昇したのですが、逆にリスクオンの金利低下になりました。
・VIX指数+0.38% (26.37)→+1.25% (26.70)
→追加経済政策の進捗次第でVIXは相変わらずボラティリティが高いです。25.33から27.11の幅で動いてました。安定しません。
後述するのですが、原油価格含めて先物は完全にリスクオフでした。ただ株式だけは追加政策期待もあるのか崩れていません。但し期待値が高そうなので、もし合意しないとなったら大きなリスクになり得ます。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
4日前の出来高
10日平均 81,567,579 vs 1日60,744,562
3日前の出来高
10日平均 80,206,502 vs 1日63,635,852
2日前の出来高
10日平均 80,104,395 vs 1日50,521,154
1日前の出来高
10日平均 79,965,468 vs 1日90,765,755
本日の出来高
10日平均 82,152,456 vs 1日85,535,742
SPYの出来高は昨日より減少しましたが大きいです。これは場中に上下を繰り返してるのでその分出来高も大きくなってる傾向があると思います。
QQQ出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
4日前の出来高
10日平均 58,020,815 vs 1日 51,505,487(VOO2,631,228)
3日前の出来高
10日平均 56,364,151 vs 1日 55,921,590(VOO2,400,767)
2日前の出来高
10日平均 58,355,461 vs 1日 25,451,196(VOO2,282,068)
1日前の出来高
10日平均 56,888,360 vs 1日 49,616,157(VOO4,408,453)
本日の出来高
10日平均 57,582,878 vs 1日 50,926,612(VOO2,988,416)
QQQは昨日より上昇、個人投資家・そしてハイテク関係に資金が集まった感じがします。VOOは大きくは動かずですね。積極的にS&P500に投資する理由は今の状況だと無いと思います。
原油と銅の下落
今日はISM製造業景気指数が発表されました。
ISM製造業景気指数(9月) ()は前月
景気指数 55.4(56.0)予想56.3
新規受注 60.2(67.6)
生産 61.0(63.3)
雇用 49.6(46.4)
入荷遅延 59.0(58.2)
在庫 47.1(44.4)
仕入価格 62.8(59.5)
輸出 54.3(53.3)
ISM製造業景気指数詳細 受注が大きく低下 雇用は上昇 - 2020年10月01日23:15|為替ニュース|みんかぶFX
受注が減少、雇用が増加、予想よりは数値は低いです。但し節目の50は超えてるのでそれほど気にすることは無いと思っています。
但し上記と連動はしてないと思うのですが、原油と銅(▲5%近く)が下落しています。銅の下落は中国が銅消費国なので国慶節が関係してる可能性があります。
銅価格は最大の消費国である中国の長期休暇がどうしても影響してしまう様ですね(国慶節で8日までお休みです) https://t.co/3lOSvROnQY
— 爛々 (@kqFCsmasVIkWt8j) 2020年10月1日
中国がお休みなので、当然原油消費量も減る事は減るんですが、今日の銅と原油の下落は気になります。この点は注意していきたいです。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター
今日はハイテクに偏った日だと思います。オールド系は完全に追加経済政策待ちです。特にESG関係・テスラ・ハイテクグロース・EC関係が大きく上昇しています。
下落セクター
エネルギーは原油価格の下落で大きく下落。ヘルスケア・資本財辺りも弱いです。追加経済政策が導入された場合はこの傾向が変化するか注視したいです。
主要銘柄の状況
AAPL: 10日平均 169,273,661 vs 1日115,609,898(本日+0.85% 昨日+1.51%)
→10日平均・昨日よりは出来高は下がっています。上昇しそうでショートがアップルには入ってると思います。この程度の動きならもっと出来高が低くてもおかしくないです。
TSLA: 10日平均 75,929,380 vs 1日49,760,702 (本日+4.46% 昨日+2.36%)
→出来高はほとんど昨日と変わらないです、出来高は大きくないという事はショートも少なくなっていて上昇する力も強そうです。底固め継続中な気もします。
AMZN:10日平均 5,682,929 vs 1日4,937,077 (本日+2.30% 昨日+0.12%)
アマゾンは出来高の変動はなかったです。こちらもショートが少なくなってる気がします。コロナ懸念もあり、更にクリスマス商戦も考慮するとEC系が好調になってきてもおかしくないと考えています。
コロナ状況(ニュートラル)
米国コロナ死者数推移
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
9月17日865人増 vs 本日930人増です。本日は死者数が微増です。まだまだ抜け出せれてないですね。本当に小康状態が続いています。
9月7日188,941人(前日対比403人増)
9月8日189,208人(前日対比267人増)
9月9日189,679人(前日対比471人増)
9月10日190,815人(前日対比1136人増)
9月11日191,789人(前日対比974人増)
9月12日193,016人(前日対比1227人増)
9月13日193,701人(前日対比685人増)
9月14日194,079人(前日対比378人増)
9月15日194,530人(前日対比451人増)
9月16日195,937人(前日対比1407人増)
9月17日196,802人(前日対比865人増)
9月18日197,633人(前日対比831人増)
9月19日198,589人(前日対比956人増)
9月20日199,258人(前日対比669人増)
9月21日199,509人(前日対比251人増)
9月22日199,881人(前日対比372人増)
9月23日200,807人(前日対比926人増)
9月24日201,909人(前日対比1102人増)
9月25日202,810人(前日対比901人増)
9月26日203,774人(前日対比964人増)
9月27日204,497人(前日対比723人増)
9月28日204,756人(前日対比259人増)
9月29日205,070人(前日対比314人増)
9月30日205,998人(前日対比928人増)
10月1日206,928人(前日対比930人増)
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株は政策期待で上昇!追加政策は交渉継続も一進一退」をまとめていきますね!
投資家にとっては現状全く油断できない状況になってしまっています。追加経済政策が合意されるかどうかで今後が全く変わってきてしまうからです。更に合意金額が2.2兆ドル未満だと多少の一時的な下落可能性もあります。
再三お伝えしていますが、追加投資をしたい局面でもあるとは思いますので、ドルコスト平均法を使ってご自身の資金と相談しながら財務・決算がいい銘柄に投資を継続していきたいですね。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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