米国株は反転しました!ダウ+0.52% ナス+1.71% SP500+1.05% ラッセル+0.79% 自分+4.31%となっています。今日の注目点としてはニュースではなく需給の改善です。
需給の改善とはマーケットの出来高をチェックして、売りと買いのバランスが改善されてる事を意味しています。なぜそこに注目かというと、本日力強く上昇したマーケットですが出来高が非常に低いからです。この事もGAFAM復活に寄与してるように見えます。
これが続くと大口投資家は売りポジションが減少してるために、買いポジションの方が相対的に大きくなり、マーケットが回復する可能性が見えてきます。
また時間外から行われてるテスラのバッテリーディもマーケットの雰囲気を変える可能性があるので、注目ですね。
米国株投資家もみあげの「米国株が反転上昇!需給の改善でGAFAM復活が見えだしたか?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数が▲0.21%(147.82→147.52)
・大豆油指数が▲1.64%(34.25→33.64)
・原油価格40.87→39.65ドル/バレル
・ゴールド1912→1901(▲0.56%)
ゴールドは一時1894まで下落
・10年債0.669→0.671(+1.24%)+2bp
・VIX指数+7.55% (27.78)→▲3.31% (26.86)
VIX指数は徐々に安定してきました。まだ不安定な部分がありますが、これが20台前半になると徐々にボラティリティも収まる可能性があります。
先物からは相変わらず資金が逃げている状況です。金融不安・原油はコロナ不安で資金が集まりずらいですね。ドル安が少し解消されつつあります。為替と米国株に少し連動が見える状況です。注目は今の状況はVIXになりそうですね。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
4日前の出来高
10日平均 91,141,067 vs 1日75,011,286
3日前の出来高
10日平均 93,862,260 vs 1日89,892,116
2日前の出来高
10日平均 96,060,591 vs 1日100,977,645
1日前の出来高
10日平均 91,847,272 vs 1日91,952,684
本日の出来高
10日平均 87,876,727 vs 1日63,054,482
SPYの出来高は急激に下落しました。30%近く昨日より減少しています。大口の出来高が減ったことはこれもポジティブです。売りが減ったことになり、この状況が継続できれば上昇へのトレンド変換になる可能性もあります。
QQQ出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
4日前の出来高
10日平均 70,753,291 vs 1日40,946,551(VOO2,305,992)
3日前の出来高
10日平均 71,357,277 vs 1日81,525,194(VOO2,836,415)
2日前の出来高
10日平均 74,430,684 vs 1日82,820,598(VOO3,407,345)
1日前の出来高
10日平均 72,047,468 vs 1日54,741,419(VOO4,511,305)
本日の出来高
10日平均 65,368,427 vs 1日40,544,017(VOO2,734,389)
QQQは大きく出来高を本日も下げました。そしてQQQは50日移動平均線に復帰しています。出来高が下がって復帰したのは状況としてポジティブです。VOOも出来高が大幅に減少です。個人の売りが激減したとも考えられます。
マーケット状況
上昇セクター
今日は多くのセクターが上昇しました。GAFAMが復活し、特にアマゾンが+5.7%です。英国の状況を受けてECに再度資金が集まりだしてるのを感じます。また生活必需品・資本財なども好調ですね。
下落セクター
金融は昨日のマネーロンダリングの件・金利圧力で不調です。エネルギーも急激な景気回復は疑問符が打たれて原油価格は上昇してないので、下落です。【XOM】は配当の為に設備を売却するなども実施していました。
AAPL: 10日平均 191,209,020 vs 1日181,768,868(本日+1.57%)
→アップルにはまだ売り圧力が続いてます。注意です。
TSLA: 10日平均 86,610,791 vs 1日70,109,900(本日▲5.6%)
→バッテリーディ前で利確が入ってる状況でした。
AMZN:10日平均 5,624,948 vs 1日6,876,930(本日+5.69%)
→アマゾンには資金が集中していますね。ECに資金が移動してきそうです。
コロナ状況(ニュートラル)
米国コロナ死者数推移
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
9月8日267人増 vs 本日372人増です。本日は2週間前と比較して死傷者数は増加しました。ワクチン開発が待たれるのですが、本日FDAがワクチン承認プロセスを強化することを発表しています。これによってワクチンが大統領選挙に間に合う可能性は非常に低くなったと思います。
9月1日183,598人(前日対比529人増)
9月2日184,689人(前日対比1091人増)
9月3日185,744人(前日対比1055人増)
9月4日186,797人(前日対比1053人増)
9月5日187,765人(前日対比968人増)
9月6日188,538人(前日対比773人増)
9月7日188,941人(前日対比403人増)
9月8日189,208人(前日対比267人増)
9月9日189,679人(前日対比471人増)
9月10日190,815人(前日対比1136人増)
9月11日191,789人(前日対比974人増)
9月12日193,016人(前日対比1227人増)
9月13日193,701人(前日対比685人増)
9月14日194,079人(前日対比378人増)
9月15日194,530人(前日対比451人増)
9月16日195,937人(前日対比1407人増)
9月17日196,802人(前日対比865人増)
9月18日197,633人(前日対比831人増)
9月19日198,589人(前日対比956人増)
9月20日199,258人(前日対比669人増)
9月21日199,509人(前日対比251人増)
9月22日199,881人(前日対比372人増)
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株が反転上昇!需給の改善でGAFAM復活が見えだしたか?」をまとめていきますね!
今日はパウエル議長とムニューチンさんの議会証言もありました。パウエルさんは内容は変わらず、ただ政府の財務的なサポートが必須な事を強調。
ムニューチンさんは航空系のサポートをペロシ民主党下院議長に促してる事を発表しています。(英国のロックダウン懸念を考えたら自然ですね。)
2人の議会証言ではマーケットは大きくは動いていません。
コロナワクチンですが、FDAの承認プロセス強化を考えると11月3日までにワクチンは厳しいかもしれません。となるとwithコロナ銘柄に資金が集まる可能性が高くなります。
なによりも今日注目したいのは、需給が改善されつつあることです。出来高を明日もチェックして慎重に投資を継続していきたいですね。やはり米国マーケットはGAFAMの復活無しでは上昇は難しそうです。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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