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【米国株】失業保険手当は7月末、来週注目は小売り売上!

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先週はパウエルショックともいえる史上4番目の暴落率の暴落が発生、そして金曜日は反発して上昇など、最近の米国株のボラティリティの激しさを象徴するような週になりました。

 

先週の指数の変動を確認しながらも、コロナの感染率の拡大やFEDの金融政策以外で来週以降に注目したい点を少しおさらいしながら来週の展望を少しまとめてみたいと思います。

 

・ラッセル指数の変化

・小売り売上は火曜日

・失業保険手当の今後

・来週の展望は月曜日がまず重要

 

では米国株投資家もみあげの「【米国株】失業保険手当は7月末、来週注目は小売り売上!」をお楽しみください!

 

*投資判断はあくまで自己責任で 

先週の各指数

先週は各指数とも大幅に下落しました。元々ラッセル指数は下落し続けていたのですが、水曜日のFOMCからパウエル声明によって、一気にマーケット心理が冷え込み木曜日の市場4番目の暴落率を引き起こしたと思います。 

 

緑がダウで先週-5.5%, SP500-4.8%, ナスダック-2.3%,ラッセル-8.1%。現在ナスダックが非常にディフェンシブという事を象徴したような変動になりました。

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自分は本当の意味での経済回復にはラッセル指数の上昇が最も重要だと考えいるのですが、ラッセル指数は先週で8%近く下落しています。この指数が上昇してこないと、後述の失業者数2000万人が減少しないと考えられるので、その点は不安ではあります。

今週の注目点

火曜日の朝に発表される5月の小売売上高報告書が今週の最大の注目点だと思います。

→エコノミストはオンライン販売が好調を維持していると予測

→5月の小売売上高は4月の急激な落ち込みから回復したものの、回復は緩やかなものになる

 

・Retail Sales Advance month-on-month, May (+7.4% expected, -16.4% in April)

・Retail Sales excluding Autos month-on-month, May (+5.5% expected, -17.2% in April)

・Retail Sales excluding Autos & Gas month-on-month, May (+4.0% expected, -16.2% in April);

・Industrial Production, May (+3.0% expected, -11.2% in April);

・Capacity Utilization, May (66.8% expected, 64.9% in April);

・NAHB Housing Market Index, June (43 expected, 37 in May)

 

失業保険手当は7月末終了予定

失業保険手当終了予定

コロナウイルスのパンデミックの結果として解雇されたアメリカ人に3月に議会によって与えられた600ドルは、全国の多くの企業が開くことができないままであるとしても、7月末に有効期限が切れるように設定されています。

www.businessinsider.com

 

これは毎週の払いとして、州や状況によっても違いますが、全国的に約1000ドル/週手当として払われてる事になってるでそうです。

 

現在失業者数は約2000万人、もし現在の状況が変わらない場合は7月末でこの失業者は手当てが無くなる事になります。

 



民主党・共和党案


議会民主党は600ドルの補足を延長したいと考えている。民主党側が検討している他のオプションには、失業給付金の規模を自動安定化剤を通じて国の経済の健全性につなげることが含まれています。

 

共和党のドン・バイヤー議員が提案したシナリオでは、国の経済が回復するにつれて、毎週の失業給付金は600ドルから300ドルに徐々に縮小される。

 

共和党員の中には、職場復帰のためにお金を払うというアイデアを支持する者もいる。オハイオ州のロブ・ポートマン上院議員は先月、以前の仕事や新しい仕事に復帰する労働者に週450ドルを支払う計画を発表した。

 

但しクドローさんはこの延長に否定的な発言をしています。雇用が回復しないで、もし延長がされない場合はマーケットの下落のリスク要因になってくると思います。

https://www.bloomberg.com/news/articles/2020-06-14/kudlow-says-extra-jobless-payments-will-end-as-planned-in-july

 

 

米国市場状況(6月第2週)

6月第2週ヒートマップ

 

(先週S&P500終値3193.93 今週S&P500終値3041.31=▲4.8%)

S&P500は先週で5%程下落しました。全体的に下落したのですが、特に下落が酷かったのが、金融とエネルギー関係です。航空・レジャーなども直近資金が集中していましたが、木曜日は暴落レベルに1日15%近く下落しています。

 

金曜日は上昇はしましたが、自律反発ともいえるのでこの後再度今回の暴落分を取り戻せるかが非常に注目だと思います。火曜日の小売り売上指数はその意味でも非常に重要だと考えられます。

 

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6月第1週ヒートマップ

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まとめ 

では「【米国株】失業保険手当は7月末、来週の注目は小売り売上!」をまとめていきますね!

 

先週の木曜日が史上4番目の暴落率、そして金曜日は自律反発で上昇という形になりました。月曜日が下落か上昇か非常に重要だと思います。月曜日に下落したとしても小幅であればいいのですが、もし大幅に下落となると、今後の不安が大きくなる可能性もあります。

 

基本的な目線はコロナに関しては感染拡大といってもロックダウンはできない、そして金融政策はジャブジャブで歴史的な金融緩和状況となると株価は調整があっても上昇を続けるというストーリーは今の所はかわらないです。

 

但し先週から、フロリダ・カリフォルニア・アラバマ・テキサスのコロナ情報のヘッドラインはアルゴリズムに組み込まれて、それが報道されるにつれ、マーケットは下落する可能性があるので注意です!

 

今回ご紹介した、失業保険手当・ラッセル指数・小売り売上など不安要素もあるのでその点は注視していきたいですね。

 

 

6月第1週のコメントです。備忘録

FEDから月曜日にメインストリートプログラムの拡大が発表されています。これは中小企業がまだまだ不安定、むしろ危険な状況にあると予想されます。

 

ということは中小企業への投資を控えるのか?ではなくて今の現状なら中央銀行から金融対策が行われる状況なら、株価は上昇すると考えられます。

 

注目銘柄としてはまだ出遅れてる航空株・REIT・食品関係など年初来から大きく凹んでる銘柄になると思います。但しラッセル指数が大きく上昇して年初来でプラス圏内までもし上昇する事があがれば、そこからは要注意だと考えています。

 

では皆さんの米国株投資によるお金持ちになる資産運用を祈って!

 

*投資判断はあくまで自己責任で

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