米国株は本日も大きく上昇しました。ダウ+2.21% ナス+0.77% SP500+1.48% ラッセル+3.11% という結果に終わっています。
米国株はバブル相場かブルマーケットなのでしょうか?自分的にはそのどちらでもなく調整をしながら循環してる循環相場だと思っています。
朝一は波乱の状況でした、特にナスダック関係の銘柄でハイテクが大きく売り込まれてました。GAFAMはアップルを除いて軒並み2-3%の下落が発生しました。
但し最終的には大きな下落とはなっていません。本日上昇したのは金融・軍需・資本財・レジャー・航空などオールドエコノミー関係が特に好調でした。
循環相場の状況を成していると思われます。今回はマーケットの動きを参考にするときによく使われる資料をお見せしながら、どのように循環してるか、指数としては何を注目していくかを簡単に説明したいと思います。
そして先ほど追加で米国における中国への制裁法案に進展があったと報道があったので、そちらもまとめておきます。
では米国株投資家もみあげの「米国株の循環相場を読み解く!中国制裁法案準備完了!」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
循環相場
よくマーケットの状況を見る時に、循環してるという言葉を聞くと思います。そこでその循環相場を説明する時に使われる資料を一つご紹介します。循環相場はいわゆる出遅れてる銘柄やセクターに対して資金が集まる事です。
但しこの資料が必ずしも循環相場を紹介する時に当てはまるかどうかは難しいです。というのが今回はコロナ暴落からの回復だったために、純粋な景気や低金利という状況が当てはまらなくなってしまったからだと思います。
低金利状況
先ほどの資料から考えると、今金融関係が上昇しているのは、明らかに低金利だからというのが大きいと思います。そして景気上向きが見えてきたというのがマーケットの判断だと思います。
FEDの情報を見ているとしばらく金利を上げる事は控える状況だと思いますし、少なくとも大統領選挙が終わるまでは現状維持を続ける見込みが強いんじゃないでしょうか。
また軍需関係が大きく上昇しているのは、米中の冷戦状態が継続することをマーケットは織り込んでると思います。今の現状において軍事費を縮小することは考えずらいからです。
ダウ&ラッセルに注目
自分的にはラッセル2000の指数とダウの指数に注目しています。この2つの指数に関して1年間のリターンでみてもまだマイナスです。
流石にナスダック指数のように年初来でプラスになるまで回復することは現実的ではないと思うのですが、少なくともダウはS&P500と同レベルまで回復していくと思います。
後はラッセル2000はFRBが雇用確保のために、重要視してる中小企業の指数の為に、こちらも押し上げの力が継続して働くような気がします。
*Bloomberg(オレンジがS&P500)
米国で制裁法案準備完了
先ほどCNBCから米国にて中国への制裁法案が下院を通過したと報道が入っています。既に上院を通過したので、これでトランプ大統領のサイン待ちです。中国への制裁の準備が整った事になります。
緊張が高まる中、中国制裁法案をトランプ大統領の机上に送ることに下院が賛成
— もみあげ🇺🇸 米国株投資(YouTube) (@momiage0088) 2020年5月27日
これで全人代で中国が香港人権法案を成立させた場合は、臨戦態勢が整ったという事になりそう。
しっかり手札を用意してきたなー。。。米国は https://t.co/QqfgLG0rwo
まとめ
では「米国株の循環相場を読み解く!中国制裁法案準備完了!」をまとめていきますね!
循環相場に関して今回ご説明してみました。バブル・ブルマーケットではなく今は循環相場・物色相場という説明が適切な気がします。特にご紹介したダウやラッセル指数に注目していきたいと思います。
ただし全人代において香港人権法案が成立することになれば、米国から中国への報復や制裁措置が発動する可能性があります。これはもちろん要注意。
そして循環相場が一度終了した後は、そのまま上昇するかもしくは下落するなどの調整が一度入る可能性もあると思いますので、その点も要注意ですね。
では皆さんの米国株投資による中・長期の資産運用の成功を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
Keep your fingers crossed!
↓応援ポチっとありがとうございます!↓
↓面白かったら是非ともシェア願います↓
<あわせてよみたい!みたい!>
米中関係は自分は大統領選挙まではプロレス状態。言ってみれば茶番だと思っています。もしかしたら本格化するかもですが、冷戦状態が高いかと。その考察記事です。