米国株は本日爆上げ!しました。但し先週までとは少し状況が違ってきています。この点は要注意だと思ってます。ダウ+2.17% ナス+0.17% SP500+1.23% ラッセル+2.77% となっています。
今まで絶好調だったナスダックがほとんど上昇していません。これは巣篭り銘柄としてのハイテクやバイオ関連株が経済活動回復が見えてきたという雰囲気から利確されてるのが一番大きいと思っています。
本日特に上昇した部門としては【JETS】が12%近く上昇したことからわかるように航空株でした。これは経済回復を見込んでの期待値の大きさだと思います。
本日も様々な情報がはいっています。それを簡単にプラス要素とマイナス要素で区分けしていきます。
では米国株投資家もみあげの「米国株爆上げ!ダウがレンジ抜け!米中関係リスクは?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
ダウレンジ抜け
ダウにおいては24600から25000辺りに非常に強い抵抗線があると言われてました。本日そのレンジを一時期抜け出しています。
しばらく米国株はレンジ相場かと思いましたが、抵抗線を一度抜け出しているので、これによって上昇気流に乗る可能性もでてきたので、その点は注意したいですね。
メルク開発合意(プラス要素)
メルク【MRK】はコロナウイルスワクチン開発に関する2つの合意と、治療薬開発を進めるための研究協力を発表しています。本日は+1.17%程の上昇でした。
Merck to Announce Multiple Scientific Efforts to Combat COVID-19
但しこれはそれほどワクチンとして大きな進歩というよりはマーケットをポジティブな雰囲気にする事を後押ししてるレベルだと思います。
クドローさん関連(プラス要素)
本日は米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長絡みのニュースがマーケットを非常に好感させたんじゃないかと思います。クドローさん関連では2つのニュースがあります。
クドローさん発言
米国が底を打ったとの兆候で市場は回復しており、第3四半期は米国で最も急速に成長する可能性があると述べています。州も再開をした方がいい、但し安全対策は万全にするべきだ。
上記内容で底打ちを示唆した発言は経済回復への力強いメッセージとしてマーケットに受け止められていると思います。
職場復帰ボーナス
ラッセルが上昇しているのは、このボーナス案も含めて、経済回復を優先したトランプ政権の対策が中小企業への資金後押しをしているのが非常に大きいと思います。
共和党が推し進めた提案では、仕事に復帰した失業中の労働者に週450ドルのボーナスを賃金に上乗せして一時的に支給するという。
これは職場復帰を促進するための政策でまだ検討段階です。共和党ないでこの案を進めているとの事。実施するかどうかは未定ですが、このボーナスは特に中小企業の雇用回復を大きく後押しする効果があると思われます。
中国への制裁措置(マイナス要素)
マーケット終了間際に一つマイナス要素の報道がはいってきています。米国、香港をめぐる中国政府関係者や企業への制裁措置を検討しています。
内容としては香港市民の権利と自由を抑制する新たな国家安全保障法を実施したとして、取引の規制を課したり、中国の高官や企業の資産を凍結したりする可能性を示唆しています。
まとめ
では「米国株爆上げ!ダウがレンジ抜け!米中関係リスクは?」をまとめていきますね!
本日航空株以外ではレジャーやREIT関係も大きく上昇しています。REITは米主要住宅価格指数が予想より上昇したことが大きかったです。ゴールドはリスクオンとして株式に資金が集中していることを象徴するように、価格が下落しています。
また本日は大きなニュースにはなっていないですが、全人代が5月28日に終わります。その後は現在小康状態になっている中国からの米国に対しての報復措置の可能性が本格化する可能性も懸念されるので注意だと思っています。
では皆さんの米国株投資による中・長期の資産運用の成功を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
Keep your fingers crossed!
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