米国株は本日は驚異のリバウンドが発生しています。オープン当初は大きく下落していたのですが、途中から急激に上昇して最終的には全ての指数がプラスで終わっています。
本日は新規失業保険申請件数の発表がありました。これによって8週間で3600万人が新規で申請したことになります。想像するだけでとんでもない数なんですが、米国株は上昇しています。
理由付けを無理やりすることは可能なのですが、それでは意味がないので本日どういった傾向があったかだけまとめておきたいと思います。
では米国株投資家もみあげの「3600万人が8週間で失業保険申請!米国株はリバウンド?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
3600万人の新規失業保険申請件数
4月1日発表の新規失業保険申請件数は1000万人
4月8日発表の申請件数は660万人
4月15日発表の申請件数は524万人
4月22日発表の申請件数は443万人
4月29日発表の申請件数は384万人
5月7日発表の申請件数は316.9万件
5月14日発表の申請件数は298万件
新規失業保険申請件数(05/03 - 05/09)21:30
結果 298.1万件
予想 250.0万件 前回 317.6万件(316.9万件から修正)(前週比)
8週合計で約3600万人以上の雇用が無くなったことになります。これは10年間の米国雇用創出分を超えて(2200万人で同数)労働者の22%が職を失いました。
本日上昇のセクターと銘柄
@Kamada3 カマダさんが本日上昇したETFをまとめて下さっています。
今日のマーケットで目立ったETF:
— T.Kamada (@Kamada3) 2020年5月14日
・ガソリンのETF:+9.98%
・ブレント原油のETF:+6.49%
・WTI原油のETF:+4.32%
・銀行株のETF:+3.57%
・銀鉱株のETF:+3.55%
・金鉱株のETF:+3.20%
原油系が大きく上昇(景気上昇を表す)、銀行株(景気上昇を表す)、銀行株・金鉱株(リスクヘッジ用、どちらかというと景気悪化)という形になっています。リスクオフとリスクオンが入り混じった形になっているので、理由付けが難しいし、単純にリバウンドと考えてもいいかと思います。
急落したETF
最終的には上昇したのですが、本日上昇前に記録的な下落をしていたのが、航空株ETFの【JETS】です。IATA による発表では、旅客・空輸需要がコロナ前の水準まで戻るには少なくとも2023年までかかるとの事です。
1年間のチャートですが、オレンジはS&P500でブルーがJETSです。とんでもない下落になっているのがわかると思います。これをチャンスとみるかどうかは投資家次第になってきそうです。
まとめ
では「米中関係が水面下で悪化で米国株が続落!何が起こってる?」をまとめていきますね!
益々混迷を極める米国株市場になってきましたが、1日の動きでここまで理解できないときは気にしない方がいいと思います。気にしたほうが負けです。
ただ一つだけいえるのは個人投資家でショート・いわゆる空売りを仕掛けた投資家は株式でも先物でも非常に大きな損失を被ってるはずです。これが何を意味するか、大口ファンドが仕掛けるタイミングを狙っているのか、たまたまなのか、その点だけきになりますね。
また上下が激しい状況になってきそうなので、投資家は慎重に投資を継続していきたいですね。
では皆さんの米国株投資による中・長期の資産運用の成功を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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米国ETFを株価が下落したら投資したい。何にすればいいか迷ってる米国株投資家は多いと思います。この動画をみて是非とも研究してみてください!