米国株は本日非常に大きな動きがありました。ダウもS&P500も2%急落しています。それもクローズ1時間前くらいから一気に下落しています。これはコロナウィルスの件に関して一気にリスクが顕在化した形になったと思います。
様々なリスク材料が噴出して、最終的にコロナ2次感染拡大のリスクがマーケットを極度に不信感に落とし込んだと思われます。
今日の動きは非常に大切だと思うので、時系列に簡単に纏めます。今後どちらに転ぶかわからないですが、米国株投資家は最大限の警戒をしていいかと思います。
では米国株投資家もみあげの「米国がコロナ2次感染拡大のリスク拡大!ロサンゼルス郡の自宅待機3か月延長!?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
時系列
株価チャート
QQQが天井シグナルを発生していました。
またダウに関してもバンドスクイーズ、出来高が非常に少なく、下落か上昇どちらかに大きく転ぶ可能性が高った状況です。
米中会談
関税追加措置などは実行しないことは決まったみたいなのですが、米国上院議員グラハム、共和党上院議員、ウイルスに対する中国の制裁法案
・米主導の調査、
・中国内の生鮮市場の一部閉鎖、
・COVID19の関係で取り締まった香港人の解放
→上記が満たされなければ資産凍結、ビザ停止、金融取引規制などを行う
Graham, GOP Senators Introduce China Sanctions Bill Over Virus
共和党と民主党の衝突
民主党ペロシ下院議長が実は次の追加経済対策案で3兆ドル(約300兆円)を支出することを要望していました。
しかしこれに対して最終的にマコーネルさんは拒否しています。
その他
マイナス金利の適用に関して揉めています。政府関係者は他国がマイナス金利をするならば米国もそれに応じるべきだといった発言も報道されています。
FEDからも今の状況では、更に大きな経済対策費が必要になるといった発言も見られました。楽観的な状況とはいえないです。
そして今日の最大のトピックはコロナ2次感染リスクが顕在化したことにあると思います。その点を次でまとめます。
コロナ2次感染リスク顕在化
本日朝のファウチさん発言
まずはトランプ政権のコロナ感染症所長を務めているファウチさんが2次感染リスクを 懸念して、上院委員会の公聴会中に秋までに学生が学校に戻れるかの質問があった際に下記の様に答えています。
「ワクチンは間に合わない。そして今の状況で子供たちを学校活動に戻すことは非常に難しい、それは非常に大きな賭けになってしまう」と
暗に経済活動再開は非常に厳しい事をほのめかしたんです。既に多くの州が経済活動を再開してるのにも関わらずです。暗に2次感染拡大を示唆した形になります。
本日14時(中西部時間)
ロサンゼルス郡で3か月自宅謹慎延長が検討されていることが報道されました。これは各種報道機関によって違うので、決定事項ではない可能性があります。
ただこれによって本日の不安定な状況に追い打ちをかけたことになっています。下記内容では命令とありますが、他の報道では可能性があるともしてるので、決定事項とは思わないようにしてください。
BREAKING: Los Angeles County’s stay-at-home orders extended for the next 3 months - KTLA
— Breaking911 (@Breaking911) 2020年5月12日
まとめ
では「米国がコロナ2次感染拡大のリスク拡大!ロサンゼルス郡の自宅待機3か月延長!?」をまとめていきますね!
今日は朝から本当に注目のニュースが多かったです。ちょっと危ないんじゃないかと思ったら、最終的にはリスク材料が噴出した形になっています。ファウチさん発言によって既存のワクチンや治療薬として期待された【MRNA】は6%下落、【GILD】は3%下落、それと変わって【NVAX】ノバックスが35%上昇しているのも象徴的な事だと思います。
今日が2%下落したからといって二番底になるかどうかはわかりません。ただ米国株投資家は今日の大きな出来事を慎重に受け止めて、現金余力をしっかり持って投資を継続したほうがいいとは思います。
では皆さんの米国株投資による中・長期の資産運用の成功を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
Keep your fingers crossed!
↓応援ポチっとありがとうございます!↓
↓面白かったら是非ともシェア願います↓
<あわせてよみたい!みたい!>
米国株高配当のREIT ETFに注目しています。REITの魅力や今後の方向性、そして鉄板ETFとの組みあわせなど見どころ沢山です!是非チャンネル登録・高評価お願いします!