米国株投資週間実績と共に、先週の米国のニュースを振り返りたいと思います。自分の米国株投資においては、割安判断銘柄に追加投資を行った事が大きいです。
また米国ニュース振り返りではマーケットの状況を大きく変化させるニュースがいくつかあったので、その部分もお伝えしたいと思います。
また米国株投資の4月第3週の週間実績報告です。投資実績としては 配当込みで259万円($24,057=含み益$17164+配当6,893) 投資利益13.1%です。悪くはないですが、何とも言えない実績だなと思います。
・Goodニュースが多い→S&P500は割高
・来週はラマダン
・割安判断銘柄は不動産リートと決済サービス
・週間投資実績はまあまあ好調
では米国株投資家もみあげの「【米国株】割安判断銘柄への投資!米国ニュース振り返り」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の振り返り
トランプ経済再開ガイドライン
トランプ政権から経済再開ガイドラインが発表されました。再開日付は明確には示していませんでしたが、2週間ほどのテスト期間を経てその条件に合致すれば各州の判断で3段階ほどのガイドラインに従って順次再開するという事。
トランプ氏、経済再開への指針発表 3段階で州知事が判断 - BBCニュース
但しこれには既にNY州は5月15日まで延期、CA州も5月15日まで延期、他州においても延期の可能性が高いと考えられます。
更にこれによって、再開を求めて暴動が発生しています。トランプ大統領が煽りツイートをしてしまう始末です。
CNN.co.jp : 米国の一部の州で活動再開の動き 「時期尚早」の声も
新型コロナの治験効果発表
【GILD】ギリアドはレムデシビルにおいて治験効果があることが報道されて一気に株価が爆上げしました。
レムデシビルで「急回復」報道 米ギリアドの治療薬候補 (写真=ロイター) :日本経済新聞
また【MRNA】モデルナは米政府が520億円支援することでこちらも株価が10%以上の急上昇をしています。
モデルナ、コロナワクチン開発加速で520億円確保-米政府が支援 - Bloomberg
新規失業保険申請件数
4月1日までで新規失業保険申請件数は1000万人
4月8日発表の新規失業者保険申請件数は660万人
4月15日発表の申請件数は524万人
合計で約2200万人の雇用が無くなったことになります。これは10年間で米国が創出した雇用人数と同数。労働者の14%が職を失いました。コロナの1か月でこれだけの喪失は驚き以外の何物でもないです。
S&P500は既に割高
まずは相変わらず米国株は上昇していて、既に飛んでもない水準にいます。S&P500指数の予想12ヶ月P/Eレシオは18.5で、5年平均(16.7)を上回り、10年平均(15.0)を上回っています。
今週の注目点
決算シーズンは続いています。自分の銘柄の決算は是非ともチェックしておいたほうがいいですね。今週は大きなイベントは行われる予定はないです。逆にその状況だからこそ少し不安があります。
また下記動画でお伝えしてる、ラマダンが24日から始まります。このあたりの株価の動きも要注意だと考えています。
割安判断銘柄
割安判断銘柄として2銘柄を追加しています。元々二番底が来るなら絶対に買付けする予定だった銘柄に少し投資をしています。
一つは米国不動産リートETFの小売り系銘柄である【O】Realty Income Corpと【V】ビザカードです。
2銘柄とも上昇に乗り遅れてる感があって、1年間のチャートを見てみるとわかります。
*Bloomberg(オレンジS&P500)
赤線のVは元々S&P500を大きくアウトパフォームしてたのにも関わらずそれほど回復ができていません。これは消費活動の低下影響が大きいですね。
またOも中小企業不安や小売りの販売数低下に大きく影響を受けています。
まだまだ先行きがどうなるかはわからないので、キャッシュ比率を大きく落とすことはないですが、少しずつ投資は様子を見ながら継続していく予定です。
投資成績(4月第3週終了時点)
4月第2週評価損益
評価額合計 : $209,914
コスト合計 : $192,749
含み益合計 : $17,164
含み益% : 8.91%
4月第2週評価損益
含み益合計 : $9,952
含み益% : 5.5%
先週対比
含み益合計 : +$7,212
含み益% : +3.41%
2020年配当金合計 $1693.56
2019年配当金合計 $5200.23
配当金合計 $6,893.79
(先週S&P500終値2789.82 今週S&P500終値2874.56=+3.03%)
【V】がこちらの証券口座の都合上、自動的に損益通算されるらしく、前回の損切した時の損失が表示されています。それと取得単価が208というのもそれが原因です。これは予想外で悔しくてたまりません。(笑)
米国市場状況(4月第2週)
4月第3週ヒートマップ
今週はまるでセクター毎に・また銘柄毎に大きな強弱がついています。最悪の決算を発表した金融セクターは軒並み大きな下落です。また公益と生活必需品は不調です。いってみれば上昇相場ですが。金融セクターとエネルギーが相変わらず不調なのは不穏な動きを感じます。
ちなみに原油価格は一時17ドル/バレル台まで下落しています。
4月第2週ヒートマップ
まとめ
では「【米国株】割安判断銘柄への投資!米国ニュース振り返り」をまとめていきますね!
今週はもしかしたら株式市場は荒れるかもしれません。ラマダンが24日から始まる事。原油価格で問題が発生してる事。中小企業支援金35兆円が枯渇してるのに、中小企業支援の追加予算がまだ決定してない事。などが考えられます。
まだ失業者問題や企業の倒産問題なども更に表沙汰になってきそうです。慎重に投資は見極めて行っていきたいですね。
4月2週のコメントです。備忘録
これを作成した後にOPECプラスが更に減産するなどの報道がありましたが、まだその報道が正確かどうかの確認はとれてないです。きになりますね。
また今週は決算によって各社が今後をどう考えてるかがはっきりとわかってきます。4-6月期がGDPがマイナス30%になるなどの予想も元々あったので、それを覆す予想が出るかどうかが一番の注目点です。特に金融セクターの決算はチェックしておきたい。
まだまだ先が読めないので追加投資をするとしても余力を残しながら継続していきたいと考えています。
では皆さんの米国株投資によるお金持ちになる資産運用を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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