現在の投資家の心理状況はどのようになっているのでしょうか?皆さんもご自分で考えてみてどうなんだろう?と思う部分はないでしょうか?そして実態経済とマーケットはどんな状況になっているのだろうかと想像してみてください。
おそらく人によっては「降伏」状態なのじゃないでしょうか?それは急激な暴落とそして急激な上昇が続いてしまってほとほと疲れ果ててしまってるためかもしれません。
ボラティリティが激しすぎてこのうねりについていける投資家は非常に少ないのではないでしょうか?それは自分も同じで、相当な疲労感を感じてるのは確かです。
ただ投資家はここで降伏してしまってはいけません!もう一度考えて見ましょう。冷静に現状を見つめてみましょう。ここから更に落胆や鬱状態が待っていても、そうならないように備える事はできるはずです。
今回は何故備える必要があるか、改めてトランプ政権とFRBのパニック状態に対して注目したいと思います。
投資家の心理状況 vs トランプ政権&FRBの状況
では米国株投資家もみあげの「【米国株】最高の買い場はまだ先?パニック投資家は奮起!」をお楽しみください!
自分は基本的にはタイミング投資をオススメしていません。コツコツと積み立て投資をする方が有効だと思っています。ただ、ここまでタイミングを図って頑張ってきた投資家の為の記事だという事をご理解ください。
*投資判断はあくまで自己責任で
投資家の心理状況
投資家の心理状況
現在の投資家の心理状況は「パニック・降伏」辺りじゃないでしょうか?
FRBの無制限債券買付という奥の手
→それでも反応しなかったマーケット
→トランプ政権の2兆ドルプランが提示され、可決が現実的になり
→急上昇のマーケット
→3日間で20%も急上昇してブルマーケット入りまで言われる。
→コロナアウトブレークは全く収まっていない。失業者も過去最高の5倍ほどで実体経済の被害は想像以上のはずなのに
何故?なんで?どうしてこうなったの?正にパニックからの降伏状態と考えられます。
最高の投資対タイミングは13番目の鬱的な状態といわれています。鬱的な状態で確実に投資することは不可能だと思いますが、最高の投資タイミングはまだまだこれからの可能性が高いです。
短期間の急激なボラティリティ
In 1929 stocks fell 39% in 40 days
in 2020 stocks fell 38% in 28 days
In 1929 stocks bounced 20% after the crash then dropped another 28% before bottoming
In 2020 stocks bounced 19% then....
上記は今回のチャートの傾向が非常に似ているという1929年との比較です。同じ数値の下落期間が非常に早まってる。そして1929年はここから28%下落しています。もしかしたら同じように急激な下落がこの先まってるのかもしれません。
2兆ドルプランをトランプがサイン
本日2兆ドル経済対策プランがトランプ大統領によってサインされました。
下院でも審議されていたのですが、米国のお昼頃に可決されて、そのままトランプ大統領に提出されました。
BREAKING: House passes $2 trillion coronavirus stimulus bill, sends it to Trump https://t.co/ulvtyd5M4q
— CNBC Now (@CNBCnow) 2020年3月27日
そしてトランプ大統領がマーケット終了後に即座にサインしています。
FRBの無制限債券買付状況
FRBの行動で今回注目するポイントがあります。実は本日もFRBからレポとして5兆ドルの資金が供給される予定でした。しかし本日それが停止になっています。
実は既にFRBのバランスシートは昨日時点で、FRBが保有する総資産は3月25日までの1週間で5,860億ドル増加し、5兆2,500億ドルとなった。銀行によるFRBのディスカウント・ウィンドウからの借り入れは508億ドルに急増した。
現状FRBは無制限の貸付けを行っています。いくらでもFRBは資金を準備するという状況です。但しこれが正常に資金として使われる状況になってない懸念がでているのではないでしょうか?事実本日50兆円のレポがストップしています。
理由は下記ツイート内容が非常にわかりやすく説明していると思います。
50兆円レポ停止の理由推測
Fedが多額の資金供給をすると、銀行に行き渡った資金が他の企業に融資され、その銀行だけではなく、融資された企業も自社株買いをして株価を引き上げていたというアメリカのかつての基礎構造をご理解ください。
【号外 速報】
— 🇺🇸Caster.T2@private investor (@Caster_T2) 2020年3月27日
皆さん‼️
現場の切迫感にせめてもの光を注いでいた株式相場が突然暴落‼️
その真実は、本日予定されていたFedの隠れ巨額バズーカが前代未聞の入札受け入れ中止となったからである‼️
その金額はなんと50兆円‼️
いったいFedに何が起きたのか⁉️
詳細判り次第またリポートします‼️ pic.twitter.com/LjGygrxU6r
トランプ政権とFRBもパニック状態
トランプ政権の2兆ドルプランがサインされたにもかかわらず、FRBが50兆円のレポによるマーケットの資金供給を本日停止したのは、いってみれば株高に対しての水を差したような状況になっていると思います。
トランプ政権は何が何でも最大限のお金を導入して、4月13日から経済活動を再開させたいと宣言して、この状態を脱したいと思っています。それは実態経済が深刻すぎてこのままじゃ持たないのが明確にわかってるからだと思います。
FRBとしてはもしレポを2兆ドルプランが実施された状態で継続してしまうと、株価が実態経済とかけ離れて上がりすぎてしまう。逆に言うと想像以上のリバウンドが発生してしまう事を恐れての行動じゃないかと予想されます。
正に先が読めないからトランプ政権もFRBもパニック状況に陥ってる気もしてきます。
さて、、投資家心理と同じだとすれば次に待ってるのはなんでしょうか?降伏・落胆?もちろんそれを表面上で気づくレベルには情報は発信されないとは思いますが、今の政策が上手くいかなければ降伏状態になるのは目に見えてますよね。
まとめ
では「【米国株】最高の買い場はまだ先?パニック投資家は奮起!」をまとめていきますね!
実はこういった記事を書くと必ず矛盾を感じます。というのが実態経済が今より更に酷くなると職を失う人が大量にでてきて、その人の不幸の上で投資を行う事になるからです。自分自身だって職が危ない可能性もあります。
ただ投資家としてはそれは別物と考えるしかないです。もしかしたらこれから更に上昇する可能性だってあります。その時は自分の判断が間違っていたと諦めるしかないですが、少なくとも今の時点でパニックになってはいけないと思います。
きっと投資家以上にトランプ政権とFRBはパニックになってるはずですから。
では皆さんの米国株投資によるお金持ちになる資産運用を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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