遅くなってしまいましたが2月の米国株投資実績の報告です。2月24日からコロナショックとも言える下落がスタートして現在まで非常にボラティリティが高いマーケットになっています。
改めて2月を振り返ってみた時に、知らず知らずのうちに選択と集中を行って、更に資金に関しても下落が長期化しても大丈夫なように調整していることがはっきりとわかりました。
その効果もあって3月第1週目終了時点で週間実績でS&P500を2.5%アウトパフォームしています。2月の準備によって3月第1週に効果的に投資できていると思います。
現在3月7日まで終了した時点でこの下落がまだ続くのか、それともここから上昇していくのかはわからないですが、資金管理+選択と集中ができていたために精神的に非常に安定した状況でいれています。
ではもみあげ米国株投資家の「【米国株】投資家は資金管理+選択と集中が超重要(2月実績報告)」をお楽しみください!
資金管理
1月度から資金管理は実は始まっていました。というのが1月上旬の上昇相場に少し不安感を抱いたことがあって、自分のポートフォリオ内でどうしても懸念が消えない銘柄を整理しようと決心したからです。
それが【CSCO】シスコシステムズでした。もちろんこの銘柄に関しての将来性は今後どうなるかわからないです。但し自分自身が銘柄に納得がいかないと思ったので、その時点で全て売却して、100万円近くの現金を追加で準備することを行ってました。
更に2月においては、1月下旬にコロナショックで大きな下落が発生したので、そこから上昇する可能性もあったのですが、2月は投資をできるだけ控えていました。
結果的に2月においても大きく投資することはなく、50万円位の追加投資をしたに過ぎないんです。これは今となっては非常に良かったと思っています。
なぜならば下記チャートの様に2月28日に底を付けていますが、結果的には3月6日もほぼ同じ状況になってしまっているからです。
*Bloomberg(S&P500)
2月終了時点でキャッシュ余力が18%近くもあるのでメンタル的に問題なく3月に入ってます。もし2月に大きな資金を投資してしまったら、余力がなくなって今後に2番底が来ることを考えた場合はメンタル的に非常に厳しい状況に追い詰められていた可能性があります。
選択と集中
シスコシステムズの売却も選択と集中の一つですが、更に2月は【ABBV】アッヴィと【MO】アルトリアも売却しています。
詳細な理由は割愛しますが、単純に【ABBV】はボラティリティが大きかった、更にヘルスケアは【JNJ】と【UNH】で十分だろうと判断したからです。
【MO】アルトリアはタバコの比率が高すぎたので、タバコ比率を落としたかったからです。
結果的にこの2つの銘柄を2月28日の大底より前に売却してポートフォリオを整理しています。これで資金余力が200万近く追加できています。
その資金を逆に、【MSFT】【LMT】【AWK】、生活必需品・ヘルスケアなど今自分が銘柄の中で信頼できる銘柄に投資しなおしています。
選択と集中を行うことによって、S&P500を大きくアウトパフォームできています。3月第1週終了時点で週間実績で+2.5%もS&P500をアウトパフォームできたのは、自分なりに選択と集中を進めたのが効果を発揮したといえるかもしれません。
2月までの累計投資実績
当月実績と前月対比)
当月実績)
評価損益 : $7,278
総配当 : $6,200
総利益 : $13,478
評価損益率 : +4.1%
総利益率 : +7.5%
前月実績)
評価損益 : $23,498
総配当 : $5,605
総利益 : $29,913
評価損益率 : +13.7%
総利益率 : +17.4%
前月対比)
総利益 : ▲$16,435
総利益率 : ▲9.9%
総利益は含み益+配当益になっています。コロナショックと呼べる株価下落で大きく投資益は下落しています。10%近く下落していました。
改まって考えるとすさまじいスピードで下落していたことになります。月間で200万円近くの利益が無くなったと考えると怖いですが、含み益が減っただけと考えると精神的に楽でした。
株価変動率
各銘柄の前月対比の株価変動率です。これによって何が一番買われて今後どのように投資していくかのある程度の指針ができてくると思ったからです。
全ての銘柄が下落している状況でした。特にひどかったのが、【LMT】ロッキードマーティンですね。実はそれもあって今回新規投資を行っています。サンダース氏が大統領になる可能性を懸念しての売りだと判断しました。
2月終了時点のPF
銘柄別(ETF含む)
基本的に1銘柄集中投資はしていません。1銘柄10%を限度と考えています。
またSCHB・SCHD・SCHZは自分が使用してるネット証券会社Charles schwabの販売してるETFになります。
SCHBとSCHDのETFで全体の20%を超えるのが理想ですが現在12%です。購入したい銘柄がほかにも出てきてしまって、ETFに資金を回せていないのが現状です。どこかでてこ入れはしたいところ。
セクター別(ETF含まず)
もみあげのセクターPFです。理想値も設定しているので、理想値との対比も見てみてください。
タバコはやっと【MO】アルトリアを売却して理想値に近くなりました。逆に【ABBV】アッヴィを売却してしまったために、ヘルスケアが理想比率から遠くなっています。
資本財としては【LMT】ロッキードマーティンがPFに加わっています。自分としては【LMT】は資本財というより軍需特化銘柄としてPFに組み入れています。米国が軍事費を現状だと削減は難しいと判断しての投資です。
アセットアロケーション状況
総資産約2350万円($225,811)のうち、82%を株式に投資していることになります。キャッシュ比率は17.3%でした。実はキャッシュ比率は1月からほぼかわっていません。このキャッシュバランスに関しては自分としては大成功だったと思っています。
まとめ
では「【米国株】投資家は資金管理+選択と集中が超重要(2月実績報告)」お楽しみいただけたら幸いです。
投資利益145万円・利益率7.5%というのが2月終了時点の実績です。
(内訳は+$13,478(含み益$7278+配当6200) 損益率+7.5%)
現在今回のコロナショックともいえる下落はどこまで続くか先がみえていません。3月6日の金曜日が底だった、まだ後1週間続いて底打ちするなど様々な予想が飛び交っています。
正直どちらでもかまいません。資金管理+選択と集中が終わってるので、後はメンタルを安定させてコツコツと資金を追加投資していくだけです。
皆さんもこの機会に自分の資金余力とPFの選択と集中ができてるか見直してみてはいかがでしょうか?ピンチをチャンスに変えていきたいですね。
では皆さんの米国株中・長期投資による素晴らしい資産運用を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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