米国株は毎日非常にボラティリティが高い状況になっています。通常では考えられない状況です。様々な要因も考えられますが、とにかくチャートを見てるとジェットコースターに乗ってる気分になるはずです。
Kudlow: Long term investors should think 'about buying these dips'
まだ13%程度しか下落していないのですが、これだけ下げ続けると暴落が常に頭をよぎります。 本当の暴落はまだまだこんなものじゃないはずです。あと10%から20%下がる可能性だってあります。
だからこそいま暴落時に投資家がやってはいけない3つの事をまとめておきたいと思いました。米国株投資をなぜ選んだのかももう一度思い出してほしいです。
1.狼狽売りをするな!
2.煽られない!
3.退場しない!
では米国株投資家もみあげの「【米国株】暴落時に投資家が「絶対にやってはいけない3つの事」」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
国家経済会議委員長からのアドバイス
ラリー・クドローはアメリカの経済評論家。現在、ドナルド・トランプ政権の国家経済会議委員長を務めていらっしゃいます。そのクドローさんからのアドバイスはこうです。
米国経済は底堅い、いい兆候も見えている。但し長期投資家は今の乱高下の状況で投資するのは真剣に慎重に考えるべきだと。
Kudlow: 'Long term investors should think seriously about buying these dips' https://t.co/LLt1lLW1Jl
— CNBC (@CNBC) 2020年3月6日
国家経済会議委員長からのアドバイスです。それほどまでに今の米国マーケットが個人投資家を焼き払うほどのボラティリティがある事を示していると思います。
そもそも個人投資家が今の現状で上手く投資をやること自体がほぼ不可能だと考えた方がいいですね。自分自身の力を過信しない方がいいです。
狼狽売りをするな!
この言葉非常にこういった局面においては意味があると改めて思いました。「狼狽売りはするな!」いい買えれば、メンタルが正常ではなくなって、自分で正しい判断をしてると勘違いして株式を売却してしまう事です。
もみあげとしては、投資家によって株式資産規模も違いますし、株式の処分に関しては人それぞれだと思っています。
1億の株式を保有してる人が10%の下落がきたら1000万円、1000万なら100万円、100万円なら10万円の株式益の損失ですよね。
もちろん株式と現金比率によっても戦略は違ってくるでしょう。
当然メンタルへの影響は大きく違ってきていますので、利益確定も損切もその投資家次第だと思います。
ただ一つだけ思うのが、まだ資産額が大きくなく米国株投資を始めた人で今この状況でインデックスETFや高配当ETFを売却してるなら間違いなく狼狽売りだと断言できます。
インデックスETFはVOOやVTI、高配当ETFはVYM・SPYD・HDVなどですね。ハイテクセクターETFのVGTやQQQもそうなると思います。
上記ETFを狼狽売りして、その精神状況で更に安値で投資しなおせると思いますか?90%以上の人は不可能だと思います。ETFは個別株の集合体です。経済成長が続けばまた上昇してくる可能性があるから投資したことを思い出してください。
煽られない!
上記に関連していますが、発信してる人は投資してる人ですか?自分と同じ境遇の人ですか?こういった時は情報がどんどん更新されていって、毎日色んな意見が飛び交います。
更にアナリストは「暴落だ!」「ここから爆上げだ!」など色々勝手な意見を言うとは思います。だってそれが仕事ですから。
冷静によーーっく考えてみてください。その人たちの意見に流されてる時点で煽られています。自分の考えじゃなくなっています。
自分のブログでは一貫してお伝えしてるのは投資は自分との戦いです。自分で考えて自分で戦略を立てる。
資金管理もインデックス投資も高配当投資も個別株でもETFでも全部一緒です。人の意見を参考にして考えられる精神状態の時ならいいですが、そうじゃないときに誰かの発信にすがって、それに従ったらそれは煽られてます。
例えもし煽られてこの状況で何かが上手くいっても、きっとそれは将来的に投資家を苦しめます。それは自分自身で考えた投資戦略じゃなく、誰かがいなければ成り立たない投資だからです。
退場しない!
そして最後に一番大切な事。「退場しない!」です。これは何度も何度もお伝えしてきてますが、株式投資でお金を増やすという事を考える時に退場してはダメです。
利益確定も損切も狼狽売りじゃなければ戦略的にありだと思うのは、退場しない為です。やり直しのきかない損失を被ってしまって、人生自体も立て直しができなくなったら台無しです。
今もし取り返しのつかないダメージ一歩手前まで来てしまった投資家がいるなら、退場しないにはどうしたらいいのか考えてみてください。
損失を無理に取り返そうとしない。現金はこれから半年間生活するためにしっかり蓄えられているか?コロナウィルスで本業事業が危うくなってボーナスが無くなる可能性だってありますよ?そんな想定も含めて退場しないです。
株式投資から退場するならまだしも、人生から退場してしまっては台無しです。そこまで含めて退場しない!という意味を考えてみた方がいいです。
米国株を始めた理由は?
米国株を始めた理由をもう1度よく考えてみてください。米国の長期的な成長継続を信じて米国株を始めたんじゃなかったのではないでしょうか?
このチャートを見て始めた人も沢山いると思います。ずっと右肩上りじゃなかったのを思い出してください。30年チャートとそして年度ごとのS&P500リターンです。
米国経済は既に世界全体の経済に影響を与える存在になってしまっています。正直米国がコケたら全世界もコケると思います。逆に米国経済が上っても他の国は上がらないという状況も容易に想定できます。
冷静になって考えてみて欲しいのは、その米国経済の強さをわかっていて米国株投資家を始めたんだっていう事です。中国ももちろん重要ですが、そもそも中国の経済が米国によって大きく左右されてるのも忘れずに。
株式投資は自分はその国の経済成長と共に資産を増やす方法だと考えています。その気持ちだけは変わりません。
まとめ
では「【米国株】暴落時に投資家が「絶対にやってはいけない3つの事」」をまとめていきますね!
もみあげはどんな投資手法と聞かれそうなので、PF公開しておきます。今日が終わった時点でも2018年9月から始めた投資の含み益がまだ8%残っています。個別株90%で運用中です。資金余力は暴落前は20%残していました。もちろんPFの組み換えもしています。
戦略は立て直したりしましたが、軸は変わりません。米国の長期的な経済成長を信じて投資を続けるためにはどうしたらいいか。これだけです。そのために必要な事は全てやります。
そして皆さんも米国株投資家として今回お伝えした「絶対にやってはいけない3つの事」をもう一度考えてみてくださいね。
このまま下落が続くか、上昇するかは誰も読めないと思います。投資は自分との戦いをもう一度思い出して!
では皆さんの米国株投資による長期投資でのお金持ちになる資産運用を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
Keep your finger's crossed!
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