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米国株長期投資実録(個別株&ETF)。米国駐在員。2018年9月資産1400万→10年後5,000万→20年後1億の目標へ!投資&金融リテラシー&米国生活など飾らない言葉で。お金で幸せになりましょう!

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【米国株】ドルコスト平均法がリセッションに強い!理由とは?

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現在S&P500が最高値を更新し続けています。そうなってくると嫌でも想像してしまうのが、株式投資で切っても切れないリセッションを考慮して、どのようにリスクを考えるかという事じゃないでしょうか。

 

今回はそのリセッション対策として非常に重要な現金比率とS&P500のリターンに関して改めておさらいし、ドルコスト平均法の優位性をお伝えしたいと思います。

 

ではもみあげ米国株投資家の「【米国株】ドルコスト平均法がリセッションに強い!理由とは?」をお楽しみください!

 

現金比率

資産の考え方

資産=リスク資産(株式など)+無リスク資産(現金)

 

株式投資しているお金はリスク資産といって、リスクつまり「減るリスク」のある資産と考えます。


但し現金は現金として持っていれば減らないので、100万円持っていれば、それは使わない限り100万円。(インフレなどで価値は変わるとはいえ)


だから現金は減るリスクがないという意味で無リスク資産となっています。


資産の中で、投資などの運用しているリスク資産に対して、無リスク資産である現金をどれだけ持っているかというのが現金比率になりますよね。

 


現金比率

 

一般的に総資産に対する現金比率は株式投資をしてる場合には下記比率が適正といわれることが多いです。

 

年齢=現金比率

20歳=総資産の20%

30歳=総資産の30%

40歳=総資産の40%

 

ただ上記が必ずしも適正かどうかは個人個人の下落耐性が大事だと思います。

 

株式投資50%:現金50%が資産の割合だとすると、もしリセッションがきて株式が50%下落した場合は総資産の25%が減少することになります。

 

資産が75%にまで減っちゃうので、ご自分でシミュレーションしてみて、自分がそれなら問題ないと思う少し多めに余力を残しておくといいかもしれませんね。

 

 

リターン

よく米国株は30年間で7%のリターンがあったという話になります。そこで皆さん勘違いしやすいと思うのですが、改めて各年度毎にリターンがどうなってるかをグラフで確認してみます。 

 

米国株の30年間リターン)

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概略)

・30年中18年間は7%以上
・最高リターンは1995年の+34%(2019年は+28.9%で2番目)、
・最低リターンは-38.5%
・マイナスの年は8年ある
・-10%以上下落した年は4年ある

 

いかに平均的じゃないという事がわかるかと思います。大きく上がってる年は間違いなくなるんですが、下落時も強烈に下落する時があります。

 

特に上記のグラフでも年率になっていますが、最高からもっとも下落する時は56%近くに下落する時も過去にあったので、データとして理解しておくことは非常に重要です。

 

このデータを理解しておかないとリセッションが実際に来た時に、もし想定外の事が発生したとなると精神的に非常に動揺してしまってパニックになる可能性があります。

 

ドルコスト平均法の優位性

 

株高においてのリセッションが怖い状況において、現金比率とリターンの理解が如何に重要かは詳細に説明してきました。

 

現金比率は一人一人で適正の比率があると思いますので、よく検討してみてくださいそしてリターンに関してはその年ごとに大きな差があるという事もわかりました。

 

そして株高の状況において、投資を継続するために、精神的な安定感が如何に大事かも伝わったと思います。そうなってくるとドルコスト平均法の優位性が一気に高まります。


ドルコスト平均法

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この状況においてドルコスト平均法の優位性は非常に高まると思うんです。なぜならばドルコスト平均法で毎月の積立額を同額に設定してしまって、あらかじめ決められた現金比率をキープするという投資方針を設定すれば、精神的に安定して投資が行えるからです。

 

将来にリスクを先延ばしするなら、右肩上がりの成長を続けるという前提の米国株投資ではドルコスト平均法より一括投資の方が高いリターンをもたらす可能性が高いといわれています。

 

ただしメンタルを考えた場合はこの株高は正にドルコスト平均法の強みを使うときだと考えられると思います。

 

投資家は100点を取る必要なんてないんです。ご自身が安定して投資できる方法を実施する。80点でも50点でもいいんです。要は資産が増えればいいんですから。

 

まとめ

では「【米国株】ドルコスト平均法がリセッションに強い!理由とは?」まとめさせていただきますね!

 

今回は現金比率の重要性、そして実際の30年間のリターン数字を紹介しながら、投資家へのメンタルの影響に関して重点的にお伝えするようにしました。

 

そしてメンタル面を強調したのは、リセッションで一番怖いのがメンタルがくるってしまう事、メンタルがおかしくなって冷静でいられなくなり退場する可能性がある。だからこそドルコスト平均法がリセッションが怖い場合は有利だと思います。

 

もちろん現金を残しながらドルコスト平均法を是非とも継続できるようにしたいですね。

 

では皆さんの米国株長期投資による素晴らしい資産運用を祈って!

 

*投資判断はあくまで自己責任で

 Keep your finger's crossed!

 

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