今日は日銀のサプライズ緩和終了宣言で為替が大きく動きました。137円台から一気に131円まで下げたのでもちろんマーケットに大きな影響を与えています。円高ドル安は米国株には基本的に上昇材料。ただ国債も大きく売られているのでカバーが限定的になっています。
米国株投資家もみあげ「【米国株】黒田ショック!円高止まらず米国株微上昇」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
マーケット総括
マーケット纏めツイート
米国株まとめ12月20日
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2022年12月20日
ダウ+0.28%
ナス+0.01%
SP500+0.1%
ラッセル+0.54%
概略)ドル安でカバー誘発も債券売りで流動性悪化
セクター)エネ
注目点)
・日銀利上げでドル安
・国債長期10BPS近く上昇
・テスラ強烈売り(-8%)
・VIX&VVIX下落
・場中はレンジの動き#日銀利上げ #米国株 #投資初心者 pic.twitter.com/lMngZ6by1n
場中の動き
正にレンジの動きになっています。序盤はドル安でカバー誘発をしたと思います。ただそのあと一旦下げるのですがそこからがどっちつかずで上下を繰り返します。ドル安ですが買うにも材料ないし、国債売られて流動性悪化してるけど大きな売り込みもできないといった感じでした。
注目ニュース
黒田ショック
日銀の緩和終了(実質的な利上げ)によって米国市場にも影響がでています。当然円高にふれるのでそうなるとドル安が進みます。またECBの利上げに続いて日銀も利上げを行って長期債が大きく売られています。世界的にインフレを考えるとどうしても長期国債は売られる形。短期債は大きく動いていませんでした。
政策の是非や日本株の今後は割愛します。
リセッション確率上昇
エコノミスト調査によるリセッション確率が上昇しています。65%から70%まで上昇しています。根拠としては下記になります。(エコノミスト38人が対象)
来年の米GDP、平均0.3%増にとどまる-予想中央値
PCE価格指数・コア指数は鈍化予想-当局の2%目標を依然大きく上回っている。
まとめ
それでは本日の「【米国株】黒田ショック!円高止まらず米国株微上昇」を纏めていきたいと思います。*投資判断はあくまで自己責任で
今週は経済データが少ないために余計に今回の黒田ショックはインパクトがあったと思います。特に為替と国債ですね。米国株はほとんど動いてはないのですが、この2つの要素があったためにあくまで微上昇にとどまった気がします。
場中はレンジ間の動きといった形で上下どちらも動けず下手にトレードすると両面で焼かれるリスクが大きかったです。まずは一旦PCEまで待つしかなさそう。ただ今日は20年国債の入札があるために流動性の面で注目です。
テクニカル視点でもちょっとチェックしておきます。
S&P500は3821.61。何か材料があれば下値を突き破りそうな動きにも見えます。
LQDは弱めの陰線で-1.18%
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