今日はとにかく金利が落ち着いたことが株式市場を好感させたと思います。週末は実は主要銀行の債務危機などがうわさされ不穏な空気が流れていました。ただその不安を英国の対応(所得税の最高税率引き下げの撤回)、クレディースイスがひとまず債務危機を乗り越えそうなどが安心させ、ISMも関係してそうです。
それでは気になるニュースとともにまとめていきます。今日は見るべきポイントが非常に多いです。。。
米国株投資家もみあげ「【米国株】全面高!金融不安後退で金利落着き!」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
マーケット総括
マーケット総括は下記ツイートとサマリーシートをご覧ください。
米国株10月3日
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2022年10月3日
感想:カバーと買いどっちが優勢か判断つかん。。テスラ調整きたね。
ダウ +2.66%
ナス +2.27%
SP500 +2.59%
ラッセル +2.65%
総括:悪材料は良材料?金融不安緩和
強セクター:素材・エネ・テック
バリューvsグロース:全面高#米国株 #投資初心者 pic.twitter.com/lhwvUkAgrc
注目ニュース
英国の最高税率の引き下げ撤回
本当にこのお騒がせな国は色々やってくれます。今度は最高税率引き下げの撤回を発表しています。所得税を45%から40%まで最高税率を引き下げ予定でしたが、議会の反対が多く撤回しています。
ただそれでも財務省をサポートするという意向を発表しています。世界中を巻き込んでお騒がせしていますね。この国は。(一気に英国のイメージが悪くなりました。笑)
クレディスイス
クレディ・スイスのCDSスプレッドは5年以内のデフォルト(債務不履行)確率を約23%と示唆しているが、経営の行き詰まりを示す水準には程遠い。市場全般の売り地合いに沿った動きとはいえ、不祥事続きのクレディ・スイスの信用力に関する市場の認識が今の環境で悪化していることを浮き彫りにしている。
同行幹部らは自己資本比率のうち普通株式等ティア1(CET1)が6月末時点で13.5%と、22年の目標レンジ13-14%の中間にあると指摘している。21年の年次報告書では、国際的な規制で定められた最低要件が8%で、スイス当局が要求する水準はやや高い10%程度だと説明していた。
クレディスイスの株価は今回の件で上場来安値を付けています。但しデフォルトするような状況ではなく、それがマーケットを安心させた可能性はあります。事実今日金融株は上昇していますし、もしこの件が不安のまま残っているならそのようなことにはならなかったと思います。
ISM製造業景気指数は悪いが・・
ISM製造業景気指数は悪いです。正直今の状況じゃなければ株式は売られると思います。ただ今は景気が冷え込むことが望まれている状況です。ISMでも明らかになった景気の冷え込みは逆にインフレを抑制する効果があるとマーケットは判断したと考えられます。
9月の指数は50.9に低下、前月52.8-市場予想は52.0だった
新規受注の指数は47.1、4カ月で3回目の縮小圏
特に新規受注の落ち込みが強いですね。普通なら景気後退が進んでる!となり株価が急落してもおかしくない数字だと思います。また総合指数が50以下だと数値的にも景気後退です。
テスラ株急落
テスラ株が納車台数がマーケット予想に届かず下落しています。
自分はこの株は調整してくれた方がいいと思っていたので、むしろ好印象です。サプライチェーンの問題での納車懸念。これが本当なら短期的な問題ですが、ここからマーケットがどのように判断するか注目です。もちろんカバーがあるかもですが、今日の状況だとしばらく下でもおかしくはないです。
まとめ
それでは本日の「【米国株】全面高!金融不安後退で金利落着き!」を纏めていきたいと思います。*投資判断はあくまで自己責任で
先週の金曜日の売りがとんでもなかったのと、月初の新規フローが入ってきた為に、カバーと買いが交錯してるとは思います。金利が安定したのは好感材料です。
もちろん明日そのぶり返しがあるかもですが、VIXが29になっても急激な売りが入ってはきてなかったので、少しボラが落ち着いた可能性はありそうです。
テクニカル視点でもちょっとチェックしておきます。
S&P500は3678.44です。今日は大きな売りもなく比較的安定してたとは思います。
LQDは日足をみると、今日は陽線です。直近出来高が増えてきています。+1.5%
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