先週は全指数が大きく下落しました。火曜日まではボックス圏の動きになってはいたのですが、水曜日から明確にまたダウントレンドの方向に向かいだしたイメージです。理由としてはECBの利上げ→金利高・ドル高→CPIによるインフレピークアウト否定だと考えられます。
今週もその状況の中で展望です。
先週の詳細な振り返りはこちらのブログをどうぞ!
では米国株投資家もみあげの「天国か地獄か?FOMC!(米国株の週間展望)PPIとSQ注意!」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
先週はナスダックが最も下落しました。とはいえほとんど横並びと言って気がします。ラッセルがマシなのは、オプションでのヘッジがかけられた場合に最も影響が少ないからと考えればいいと思います。
エネルギーセクターが唯一耐えてるので、ダウもナスダックやSP500よりは影響度が少なくはなっています。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(6月10日まで)
6月10日までヒートマップ
セクターを見ていくと、最も下落したのが金融とハイテクです。金融は景気敏感株、ハイテクは実質金利の上昇が重しになる。と考えると景気後退も警戒して、インフレも警戒して、両方を考えた場合はこの辺りを満遍なくヘッジかけてるといえばいいかと。エネルギー以外は結局はETFを通してヘッジをかけているので、SPY・QQQ・DIAなどその辺りのETFにおける割合で決まってるような気がします。
生活必需品は木・金辺りはディフェンシブ的に少し買われてたような動きも見せてました。エネルギー以外はファンダ関係なしに、ETFを通してオプションを利用しながらマーケットが動いてると明確に表してると考えられます。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
今週の決算スケジュール
月曜日オープン前
クローズ後 ORCL
火曜日 オープン前
クローズ後
水曜日オープン前
クローズ後
木曜日オープン前
クローズ後 ADBE
金曜日オープン前
経済指標
経済指標)
6月14日火曜 生産者物価指数(PPI) NY時間8時半 シカゴ7時半 日本21時半
6月15日水曜 小売り売上高 NY時間8時半 シカゴ7時半 日本21時半
その他)
6月15日水曜 FOMC議事録 NY時間14時 シカゴ13時 日本3時
パウエル声明 NY時間14時半 シカゴ13時半 日本3時半
6月17日金曜 クアトルブルSQ
まとめ
では「天国か地獄か?FOMC!(米国株の週間展望)PPIとSQ注意!」をまとめていきますね!
FOMCにおいてハト派かタカ派かが当然注目されると思います。景気減速してるから的な言ってみれば様子見感がでればハト、利上げを今より急ぐ的なのが出ればタカだと想定しています。
そしてオプション相場です。PPIやSQはその上下を決める材料に当然なり得ると考えています。ボラは当然高くなると思うので、急落してチャンスと思っても、大きなリスクは取りすぎないで行きたいところです。
先週のコメントです。備忘録
状況的には中立よりも悪い状況な気がします。国債入札とCPIでどちらにも動きそうです。またドル高が進みそうな気配もあります。ドル高になった際は株価には重しがかかる気がします。よってそれらの状況をしっかり見た方がいいかと。
来週はFOMCやクアトルブルSQもあります。それの事前準備を機関投資家がしてくることも予想しながらまだまだ慎重に投資したいですね。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
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