今日も強烈なショートカバーが続いています。機関投資家のプットが更にアンワインドしたことが見て取れます。相変わらず個人投資家の押し目買いも続いていそうです。
今日は元々PCEデフレーターが下振れと織り込まれていたので、その予想通りとなったために、更に直近のヘッジ解除が続いたと見ていいと思います。
米国株投資家もみあげ「米国株はPCEデフレーターから更にショートカバーへ」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
マーケット総括
マーケット総括は下記ツイートとサマリーシートをご覧ください。
米国株まとめ5月27日
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2022年5月27日
ダウ +1.76%
ナス +3.33%
SP500 +2.47%
ラッセル +2.70%
MY PF -0.8%
マーケット総括:ショートカバー+買い
強セクター:消費・テック・不動産
バリューvsグロース:グロース
*ほぼ全面高、インフレ懸念更に後退
*質問OK pic.twitter.com/as1T4QByzN
ショートカバー追加の理由
賃金上昇頭打ち
PCEデフレーターが予想通り意外に、今日のショートカバーを後押ししたとしたら賃金上昇が頭打ちになっていることが挙げられると思います。
賃金の伸びは年末までに4.5%に減速する見通しだ。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う臨時昇給など、一時的な要因がなくなることが背景にある。FRBが目標とする2%のインフレ率と整合するには、賃金の伸びは3.5%から4%に落ち着かなくてはならない
米個人消費
米個人消費はまだ意外なほど底堅いと見られています。
4月が財もサービス共に上昇したデータが後押ししています。
但し問題もあって、貯蓄率が5%を下回り4.4%となり2008年のリーマンショック時の水準と同レベルにある事が分かります。
まとめ
では「米国株はPCEデフレーターから更にショートカバーへ」をまとめていきますね!
指標などを丁寧に見ていくと、インフレのピークアウト感が後押しして、利上げ後退、そしてこれ以上の短期的なショートは厳しい、一旦ヘッジ解除せざるを得ないという状況が今日のカバーを更に後押ししたと見れます。
言ってみれば絶妙な景気後退の一歩手前の状況で、そのタイミングで利上げは9月様子見、よってマーケットも一旦中立に戻らざるを得ないという様相になったと思います。FRBとしてもしてやったりといったところでしょうか。
*投資判断はあくまで自己責任で
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