今日は時間外でいよいよ反発か!と期待されてる投資家も多かったと思いますが、結果的には時間外の上昇が全て剥落し、結果的にラッセル以外の指数は全てマイナスとなりました。ナスダックは高値から2%も下落しています。
CPIと10年債入札の中身を見ながら今日の状況をまとめていきます。
米国株投資家もみあげの「CPIと10年債入札で振り出し?景気不安再燃」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
マーケット総括
マーケット総括は下記ツイートとサマリーシートをご覧ください。
米国株まとめ4月12日
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2022年4月12日
ダウ -0.26%
ナス -0.30%
SP500 -0.34%
ラッセル +0.33%
もみあげ +0.6%
マーケット総括:寄り天・ハイボラ
強セクター:エネ・公益・コモ
バリューvsグロース:小型
*用語質問があったらできるだけ回答します pic.twitter.com/hHs0ym3goA
CPIと10年債入札
CPI
CPIは大枠として予想通りなんですけど、中古自動車関係が下落。そして予想通りといってもインフレ率としては強烈です。ただ多少緩和されたという判断もあるらしく、利上げ織り込みが少し緩くなった気がします。2年債の動きを見てても。
もしくはこのCPIの数字では利上げを急ぎ過ぎると景気後退を引き起こすという思惑からのどちらかだと思います。
下記がまとめです。
3月の #米国インフレ率 まとめ
— ブタ丸🇺🇸から米国株情報 (@Butamaru_Butako) 2022年4月12日
インフレ率、8.5%に上昇(予想8.4%)
前月より1.2%上昇。
ガソリン代が上昇が大きく占め、住居、航空運賃、食料品も上昇。
インフレはサービス部門にも広がっている。
問題だった中古車が1969年以来最大の3.8%下落し、2カ月連続の下落。新車はわずかに上昇。
1/ pic.twitter.com/Xs9iBpnpng
10年債入札
入札が5年間の中で最大のテールです。しかも今回リオープンであらかじめ決められた率での入札で、テールが発生するという事は。それだけ債券投資家にとって今の米国債が魅力がないとも言えそうです。。。良くないんですよね。債券流動性悪化は株式にとっても。
・10年債入札
- High Yield Rate: 2.720% (prev 1.920%)
- Bid-Cover Ratio: 2.43 (prev 2.47)
- Direct Accepted: 17.0% (prev 18.0%)
- Indirect Accepted: 64.3% (prev 68.2%)
- WI: 2.690%
10Y tail was the biggest in more than 5 years
まとめ
では「CPIと10年債入札で振り出し?景気不安再燃」をまとめていきますね!
今日見てて、エネルギー・公益・コモには確かに資金が入ってますが、それ以外のセクターは好調な銘柄もあったりまちまちで、要は上がりすぎを叩く、下がりすぎはカバーされてる感じです。ただ全体としては弱い。
CPIの解釈や、10年債入札の解釈、どうとるか難しい所なんですが、特に10年金利動向で株式が不安定になってるのは間違いないと思います。
後半導体がどうしてもダウントレンドから抜け出せません。木曜日のTSM(台湾セミコンダクター)の決算に注目です。
*投資判断はあくまで自己責任で
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