ロシアとウクライナ戦争によって何が起ころうとしているのか。マーケットは何をみているのか。自分は素人なので専門的な考察は出来ないです。
そんななかで下記記事において非常に参考になる内容があったので、その中身を要約しつつ、マーケットとの関わりを記載したいと思います。
米国株投資家もみあげの「ロシアとウクライナ戦争とは?専門家考察①」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
エネルギー問題
専門家の意見
石油史の代表的な書籍『The Prize』の著者であるダニエル・ヤーギン氏
・ウクライナは「ロシアと西側の新しい敵対関係、そして新しい冷戦の唯一で最も重要な場所」と呼んだ。
・ロシアは世界経済から切り離されつつある。
・プーチン政権下で20年培った進歩が1週間で破壊された。
・ロシアによってドイツのエネルギー政策が変化した。
→米国の天然ガスとLNGの輸出が西側諸国にとって生命線になった。
→今回の開戦によって、今までの均衡が崩れ去ってパワーパランスもエネルギー政策も何もかもが変化してしまったと言えると思います。そしてこのままだとロシアのエネルギーが今後欧米諸国では価値がない、もしくは意味合いが変わってくる可能性を示唆しています。
マーケット感想
企業の価値
専門家の意見
元駐ウクライナ米国大使のカルロス・パスカル氏
「多くの場合、事業売却や合弁事業の分割といった行動は、制裁によって引き起こされたものではありません」と彼は言う。"取締役会が、ロシアから分離し、ロシアを孤立させる必要があると、自社に伝えることによって引き起こされているのです。"
・戦争は数週間継続で更に残忍に、そして今後数か月継続するという予想。一種の膠着状態に陥る。
・投資家は企業にこの問題で正しい側に立つように圧力をかける重要な役割を担っている。
・「多くの場合、事業売却や合弁事業の分割といった行動は、制裁によって引き起こされたものではありません」と彼は言う。"取締役会が、ロシアから分離し、ロシアを孤立させる必要があると、自社に伝えることによって引き起こされているのです。」
→これは今の機関投資家の動きを見てると分かると思います。正しい行動になるようにポジション削減を行い、いってみればふるいにかけて、将来的なリスクを排除した企業だけに資金が今後入る可能性が極めて高いと予想ができます。
*ビル・クリントン大統領とジョージ・W・ブッシュ大統領の下で2000年から2003年まで大使を務め、その後、バラク・オバマ大統領の下で駐メキシコ大使を務めた。現在は、IHSマークイットのグローバルエネルギー・国際問題担当上級副社長
参考資料
地政学リスクの変化
専門家の意見
シティグループの元チーフ・グローバル・ポリティカル・アナリストのティナ・フォーダム氏
・わずか数日の間に、市場はロシアによるウクライナ侵攻の可能性を否定していたのが、恐ろしい暴力、前例のない制裁、そして核戦争の脅威にまで直面
・「経済的な利己心と商業的な義務からすべてが起こると思い込んでいる投資家に、実はもっと大きな力と大きな問題が絡んでいることがあることを思い起こさせます」国や企業は、自分たちが最も大切にしているものを守るために、痛みを伴う犠牲を払うことをいとわないことが証明されている。
・グローバリゼーション(いわゆる情報の拡散に境界線が無い事)それがプーチンの誤算を生んだが、逆にこの戦争が長引く可能性がある。
・投資家はプーチンの復習にも備える必要がある。
→プーチンの試みとしては数日間の短期決算を想定していたことはよく言われています。ただ今の状況だとそれが不可能になり。しかも情報が全世界に波及。単に東欧の問題ではなくなって、全世界規模に影響を与える地政学リスクになってしまったと解釈できると思います。
参考資料
まとめ
では「ロシアとウクライナ戦争とは?専門家考察①」をまとめていきますね!
日本でも様々な今回のロシアとウクライナ戦争に対しての考察があると思います。できれば海外の考察も読んでみて欲しいです。どうしても情報に偏りが出てしまう場合があるので、様々な専門家(ちゃんとまともそうな人を選んで!)の意見をみて、それを自分の投資に活かせる努力は必要だと思います。
まだ他にも考察が沢山あったので、引き続き紹介していくようにしますね。僕たちができる事はそれ位しかないので・・・・
*投資判断はあくまで自己責任で
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